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抗うのではなく前向きにここちよくケアをする。オルビスが目指すポジティブなエイジングケア※1の形とは

著者: オルビス株式会社

2020年9月24日(木)、オルビス(ORBIS)は象徴スキンケア「オルビスユーシリーズ」の上位ラインとなる最高峰※2スキンケア「オルビス ユードット シリーズ」を発売します。


2014年に誕生した「オルビスユーシリーズ」は、2018年のブランドのリブランディングに伴ってリニューアルを行いました。リニューアル後の販売個数はシリーズ全体で累計819万個※3を突破。多くの方に手に取っていただけるシリーズとなりました。


今回は、そんな「オルビスユーシリーズ」の上位ラインとなる本格的なエイジングケアシリーズを発売することに決めました。もちろん、成分や肌への機能も大切ですが、オルビスの思想をたっぷりと詰め込んだ商品に仕上がったと感じています。


そんな新ラインに込めた私たちの思いを、オルビス株式会社 商品企画部の立石真弓がお話していきます。

■今回の商品誕生の経緯

明るくふっくらとしたやわらかな肌へと導くオルビス ユードット シリーズ


今回発表した、最高峰スキンケア「オルビス ユードット シリーズ」の構想は、実は2年以上も前から動き始めていました。


エイジングケアというと、シミやシワといった肌の悩みを消す、隠すというイメージが強いもの。年齢を重ねるにつれて、ケアのアイテム数が増える。どんどん成分が追加されていく。するべきことが増える。そう思ってしまいがちです。


ですが、オルビスでは悩みを打ち消すエイジングケアではなく、前向きに取り組みたくなるエイジングケアを目指したいと考えていました。


オルビスが発信するのは、一人ひとりが本来持っている力が発揮されることで、自分らしく、自然に歳を重ねていく「スマートエイジング®」。「アンチエイジング」という言葉が当たり前になっている世の中で、それだけでない「人が持つ本来の美しさを引き出すエイジングケア」があっていいと考えています。


そして、今回の「オルビス ユードット シリーズ」は、オルビスの思想を体現する商品にしたいと考えていました。肌への機能だけではなく、オルビスが商品を通じて何をしたいか、どのような存在でありたいかなど、様々な調査やディスカッションを重ねました。そのため、2年以上という長い月日をかけて開発を進めてきました。

■オルビスが大切にしている思想

先ほどの「スマートエイジング®」のように、オルビスは背景にある思想にもこだわりを持っています。


オルビスの商品は、“何となく”ではなく、科学で裏付けられた「ここちよさ」にこだわっています。背景には、2018年に行ったリブランディングの際に、ブランドメッセージとして「ここちを美しく。」というものを掲げたことにあります。


このブランドメッセージには、既に頑張っている女性に対して「頑張れ」と言い続けるのではなく、ほっとひと息つけるような「ここちよい」商品やサービスを提供することで、その人の魅力を引き出せる。そんなブランドを目指したいという気持ちが込められています。そのため、科学に裏付けられた根拠のもとの「ここちよさ」を提供することに力を入れているのです。


今回の「オルビス ユードット シリーズ」では、年齢に関わらずいきいきとした女性の魅力をヒントに、どんなときでもいきいきとした肌印象を目指そうと決まりました。


とはいえ、よく耳にする言葉ですが「いきいきとした印象」とはどのような状態なのか、はっきりと答えられる方は少ないはず。そこでまずは、「いきいきとした印象」に必要な要素を科学で解明するところからスタートしました。

■研究で「いきいき3要素」を解明

研究によって、「いきいきとした印象の宿る肌」には、「明るさ」「やわらかさ」「ふっくら感」のいきいき3要素が必要であることがわかりました。そこで、その鍵となる肌の中の“エネルギーのめぐり※4”に着目。エネルギーがめぐることで、明るくふっくらとしたやわらかな肌へと導きます。商品ラインナップは、洗顔料「オルビス ユードット ウォッシュ」(2,100円)、化粧水「オルビス ユードット ローション」(3,300円)、保湿液「オルビス ユードット モイスチャー」(3,600円/すべて税別)。


「ウォッシュ」はマイルドピーリング洗顔という愛称がある程、明るさを引き出してくれるところがポイントです。粘り気のあるもっちり泡が、固くごわついた大人肌にアプローチしてくれます。


「ローション」は、程よいとろみとみずみずしさが共存したテクスチャーが特徴。うるおいに満ちたやわらかな肌を感じられます。浸透感と保湿感の両立を意識して作りました。


「モイスチャー」は、うるおいをしっかり閉じ込めてくれます。これまでにオルビスから発売しているみずみずしいジェルとは異なるバーム状の保湿液で、オルビス最高峰のふっくら感を感じてもらえると思います。手の平に広げて体温で温めてから広げる使い方がおすすめです。


3ステップを使う全ての工程を通して、肌が本当に「いきいき」とするのか。研究と工夫を重ねました。

■エイジングケアを続けてもらいたい。を込めた価格設定

エイジングケアと聞くと、高価でラインナップが多いのではないかと想像する方もいると思います。しかし、「オルビス ユードット シリーズ」のアイテム数は3つ。しかも価格帯は、ひとつ2,000円から4,000円で収まります。


3ステップでシンプルに、かつしっかりと手応えを感じられるエイジングケアを目指した結果がこの形。エイジングケアは、続けてもらうことがとても大切です。


効きそうだと感じてもらえても、背伸びしすぎて続けられない価格帯では意味がありません。一人でも多くの女性に、オルビスが自信を持ってお届けする商品を、続けやすい価格で使ってもらいたいという思いが込められています。

■処方サンプル約150パターンから導いた「ここちよさ」

「オルビス ユードット シリーズ」は、これまでのオルビスのエイジングケアアイテムを凌ぐ、最高峰のものを目指そうという気持ちがありました。そのため、今までの処方にとらわれず、「いきいきとした印象」を目指すために研究所と何度もやり取りを繰り返しました。


特に苦労したのは、テクスチャーの作り込み。しっかり保湿感を出しつつ、使い続けたいと思える「ここちよい」使用感を目指して試行錯誤を重ねました。


例えば、「ウォッシュ」は「スッキリ落ちるけれど洗い上がりに突っ張らないように」、「ローション」は「スッととろけるけど、最後にしっかりと保湿感は残したい」などと、3アイテムとも相反する要望を出していたので、研究所の皆さんには苦労をかけたと思います。研究所の担当者の方には後日、「当時は実現化に本当に頭を抱えていた」と言われました(笑)。それでも、ブランドの最高峰ラインにふさわしいテクスチャーをと、技術と時間を費やし、実現させた研究所の皆さんには本当に感謝しています。


また、振り返ってみると、なんと「モイスチャー」は処方サンプルが約150パターンも。テクスチャーだけではなく効果や安全性を担保しなくてはならないので、かなり多くのサンプルをチェックし、検証を重ねました。

ですが、ここちよさと肌への機能性を考えるとどこも譲れなかった部分。信念を持ってやり取りをして完成まで漕ぎ着けたので、どのアイテムも自信たっぷりです。

■開発の中で生まれた「肌と心に寄り添う」気持ち

開発研究の中で特に嬉しかったことがひとつありました。


それは、「テクスチャーがとても気持ちよかったので、丁寧に自分の肌に馴染ませられ、自分のためだけに使う時間がとてもしあわせに感じました」と、被験者の方から言われたこと。


肌機能以外の前向きな気持ちを引き出せたことに驚いたと同時に、スキンケアは肌をただ健やかに整えるだけではなく、心に寄り添い、生活を高められる行為であることを改めて感じられました。


「オルビス ユードット シリーズ」では、思わず進んで使いたくなるエイジングケアを作りたいという思いがスタートにあったので、コメントを聞いて自信がつきました。大げさかもしれませんが、スキンケアによって充足感を感じられる女性を一人でも多く増やしていきたいです。


また、オルビスでは「ここちを美しく。」というブランドメッセージを掲げているので、お客様やチーム全体の「ここちよく」を高めていけるようなものづくりを、手法にとらわれず探っていきたいとも思っています。


スキンケアによって自分が美しくなる可能性が広がったり、自己肯定感を高めたりと心に働きかけることで、皆さんの生活になくてはならない“いつの間にか側にあるブランド”を目指していけたらいいなと思います。


さらに、スキンケアに留まらず、ビューティーを取り巻くところでの商品開発やサービス展開をこれから進めていきたいと考えているので、今後のオルビスにもぜひご期待ください。


※1 年齢に応じたお手入れのこと

※2 オルビス内

※3 オルビスユー シリーズ売上個数実績(18年10月1日~20年8月31日の販売実績)

※4 すこやかに保つために必要な水分、油分などのめぐりのこと


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