副業が「色とりどりのワークスタイル」を叶える。~「自分の事業づくり」を叶えるメンバーと、それを支えるメンバーの話~
私たちクラウドワークスのビジョンは、「働き方革命」。
様々な働き方が実現する社会を創り上げるべく、まず私たち自身も色とりどりなワークスタイルを実現しています。
今回は、そんな当社で勤務しながら副業・社外の活動をこなす紺谷さんへの働き方に関するインタビューと、そんな社員の「色とりどりのワークスタイル」を叶えるために奔走する、当社の労務担当社員へのインタビューをお伝えします。
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■普段の仕事について
ー紺谷さん、本日はよろしくお願いします!まずは普段のお仕事の内容を教えてください^^
クラウドテック首都圏事業部のキャリアアドバイザーチームにて、主にフリーランスのクリエイターの方(デザイナーの方)へお仕事のご紹介やヒアリングを担当しています。
ーヒアリングの際、お伺いしている部分はどんなところでしょうか?
クリエイターの方の【仕事観】や、働く条件の【判断軸】を注意深くお伺いすることを重要視しています。その方の行動の"動機"を掴み、マッチした案件・職場をご紹介できるよう努めています。
■副業の紹介
ー紺谷さんの副業について教えてください!
副業は2つほどあります。
- シンガーとして舞台出演、ライブ企画・運営・チーム組成も自分で実施
学生時代からライヴ企画やイベント企画をやることが多かったので、その延長線上で活動を継続しています。人数構成としてはライヴにもよりますが大体2人ほど。ジャズバーへの出演といった、しっかりとバンドを組んで演奏する必要があるときは、楽器演奏のメンバーやイベント運営スタッフも含め、少なくとも10名ほどで運営し、私はチームの組成を行っています。
- 学生の学習指導、キャリア教育の支援・講座ファシリテーター
活動頻度としては週1回程度。主に会社が休みの土・日・祝で活動しています。
学習指導は学習塾で、中学生に数学や英語を教えています。
キャリア教育の支援は友人の事業のお手伝い。実際に高校に出向き、高校生に対してチーム分けをし、ワークショップを行ってもらいます。
・自分の紹介
・今の状況
・何に興味を持っているか
・卒業後はどんなことやりたい?
など発表をしてもらっています。私はそこでファシリテーターを行っています。
■副業をはじめたきっかけ
ほとんどは友人・知人からいただいた相談からスタートしています。
また、大学時代4年間ずっと音楽活動・塾講師をしていたので、その延長線上でお仕事の依頼をもらったりしていますね。
依頼をもらった時、時間に余裕があれば可能な限り、まずチャレンジしてみることを大切にしています!
■副業で得た視点・本業に活きている点
ー副業をすることで得た視点は何でしょうか?
まず得た視点としては「正解もない中で、0から作っていくことの難しさ」です。
ライヴ企画・運営で言えば、
・どんな演奏をするか
・進行をするか
・どんな風に舞台でふるまうか
など、当たり前ですが全部自分で決定しなければならず、かつ、ライヴハウスなどの演奏場所やイベンターの方、一緒に演奏する方にも明確に指示を出し巻き込んでいかなければならない。正直毎回大変です。当日どんなお客さまが来るかもぎりぎりまでわかりにくく、来場の集客は基本自分で行っているので、
・どうやったら来ていただけるか
・時間を割きたいと思うか
・来場した方に感動していただけるか
・いかに楽しんでいただくか
考えることは尽きないです。
また、ライヴやイベントなどの舞台は会社のチームで行う仕事と違い、急な代理が本当にきかず、その舞台はその日のその時間にしかなり得ないので、当日いかに最大限のパフォーマンスにもっていくかは体調管理含めいつも考えている部分になっています。
ー本業に活かされていると感じることは何でしょうか?
副業はもちろん命令された上でやっているわけではないので、自分で決定し、周りの人と進めることが大前提。極端に言うと相談相手などもいません。よって自分の判断や意見が曖昧だと自分の思いが伝わりづらいんです。これは業務の中で意識している部分でもあり、毎日の中で活きていると感じる部分です。
あと、来てくださる方になにかしら"感動"してもらいたい想いがあります。口では簡単に言えるけど"感動させる"って本当に難しい。
ー紺谷さんにとって"感動"とは...?
"感動"とは・・・期待を超えたのかどうかと考えています。
舞台に立っているとわかりやすいんですよ。お客さまの顔が見える、お客さまが涙を流す。そんな姿を見たときに
「ああ、届けたいことを届けられたかな。人の心を動かすことができたかな」
と思えます。
なのでライヴも、普段の一つ一つの業務でも"感動"させられるよう日々向き合っています。
■副業とは〇〇である!
ー声を大にして皆さんにお伝えください!ズバリ紺谷さんにとって"副業"とは何でしょうか?
副業とは、「自分の事業作り」です!
自分的にはこの表現がピッタリと感じました。実際の業務内容がどんなものであれ、自分で決め、走らせるのであれば事業作りになるかと考えました。
普段の会社に加え、社会の様々な部分に関わっていけることは、自ら動いたからこそ得られる面白さだと思います!
ー最後に紺谷さんご自身の経験から皆さんにお伝えできることを、メッセージとして発信いただきたいです!
できる範囲で少しずつ受けてみる、やってみることが大切かと。
待っていても機会はない。何かできないか?させてもらえないですか?と声をかけて自ら動くことは大事だと思います。あと、普段から中長期的にトライしたいことを発信していくことも大事だと考えています!
お金前提で副業をスタートしたわけではなく、場数を踏むことで分かることや経験になることもあります。最初は「何に繋げていけるんだろう?」とわからなくても1つ1つの行動が次を呼ぶ。
仕事上、様々な職業に就いている方や、フリーランスの方とお話する機会があるのですが、いくつも仕事を持っている人気者の方でさえ、「仕事は執着」と仰っており、非常に共感しました。
したいことがいきなり自分のもとに飛び込んでくるのではない。
自分で発信をしながら、執着を持ち、自ら取り、掴みに行く行動を!
クラウドワークスはじめSNS等、色々な受発注のサービスがある中で、以前より気軽に声もかけやすく、発信しやすい環境になっていると思います。
まずはやってみることが大事かなと思います!
※詳しいインタビューの様子はこちら
https://colorfulworks.crowdworks.co.jp/entry/2020/08/13/125051
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紺谷さんのように、当社では多くのメンバーが副業に取り組み、それぞれが、自分の中に「副業とは●●だ」を持っているようです。
▼他のメンバーの副業について
https://prtimes.jp/story/detail/dxOjWpUnpB4
https://prtimes.jp/story/detail/ZrNKk2Sekbo
そんな“色とりどりな”副業を根幹で支えている当社の労務制度は、どのように作られているのか。クラウドワークスの労務担当、竹内さんに話を聞きました。
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ークラウドワークスの副業に関する規定について、教えてください。
当社で副業を解禁したのは、2016年7月1日。その時点から、当社で認めている副業としての労働形態は、業務委託がメインです(他にも、短時間のアルバイトも可)。
解禁した当時、日本では副業をすることや企業が副業を容認するということは、当たり前ではありませんでした。
ただ、今年に入り働き方の多様化が加速していると感じることが増えており、副業も例にもれず多様化しているのを感じています。
ー多様化、ですか。副業の多様化により生まれた課題や、会社として今後対応すべきことについて、考えを教えてください。
当社で副業に取り組んでいるメンバーはとても多く、ビジョンの通り様々な働き方が体現されていると思います。
現在、そのほとんどが副業先とは業務委託契約を結んでいますが、今後は雇用としての副業も発生してくると考えています。例えば、週3日はクラウドワークスで勤務、週2日は副業での勤務としたい、などの希望が出てくるのではないでしょうか。
今の当社の制度ではこういった働き方はカバーできておらず、週に5日以下の働き方を可能にする新たな勤務制度を考えていく必要があると思っています。
ただ、その一方で働き方の多様化と、それを支える企業労務に対する仕組みや制度との間にギャップを感じています。
今、副業に対する制度・規制改革はすごいスピードで動いており、実際、この9月にも就業規則モデルは変わっています。ただ、国の方針では副業=雇用という形態を前提としており、当社が向き合ってきたような業務委託の形態はあまり検討されていない印象があります。
さらに今後、本業も副業も直雇用、という形態のみが増えるのであればいいですが、その場合、本業で勤める企業側の労務制度は、週5勤務を前程にしたものから、週5日以下の勤務を前程にしたものへと変更せざるを得ませんし、多くの日本企業が対応に追われると考えられます。そうなると、整備の手間から企業が副業を容認する・受け入れるハードルが上がり、多様性のある働き方にブレーキが掛かってしまうことが危惧されます。
このような国の方針と現状の間に現在あるギャップが埋められ、雇用形態が多様化し、それが叶う日本の働き方になっていけば良いと願っています。それにより、クラウドワークスだけでなく様々な企業で副業が加速し、一人ひとりがもっと主体的に様々な働き方を考え、叶えられるようになるのではないでしょうか。
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竹内さんにインタビューした際、「現状と仕組みや制度との間に、ギャップを感じる」と仰っていたのが印象的でした。
その言葉が生まれたのは、私たちの様々な働き方を叶えるために現状と真摯に向き合っているからこそであり、それにより私たちは自身のワークスタイルを実現できているのだと痛感しました。
副業を通じて、もっと色とりどりなワークスタイルが叶うべく、私達自身が体現することを通じて、もっと知る・触れる機会を増やしていきたいと考えています。
▼クラウドワークス社内の様々な働き方はこちら!
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https://colorfulworks.crowdworks.co.jp/
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