ブライダル業界の可能性を知ってほしい──映画関係者との座談会を通して伝える想い
ワタベウェディングと映画「新卒ポモドーロ」(2020年2月21日(金)より公開)とのコラボレーション企画として、井上 博貴監督、玉井 雄大プロデューサー、映画に出演されている俳優の水石 亜飛夢さんをゲストに迎え、当社の社員と新卒採用や働き方についての座談会を実施しました。
[プレスリリース]
ワタベウェディング社員と映画「新卒ポモドーロ」のコラボ企画
コラボ企画のきっかけは、映画「新卒ポモドーロ」の撮影ロケ地として、ワタベウェディングの麹町オフィスを貸出したことから始まりました。
映画「新卒ポモドーロ」は、就職活動生側ではなく、新卒採用をする企業側を主人公とした今までにない映画です。映画の中で繰り広げられる、売り手市場の新卒採用に奮闘しながら真摯に向き合う企業側の姿に、ワタベウェディングが共感し、リクルート座談会を行うこととなりました。
その中で、人事で新卒採用を担当している越田 恵子は、今回のコラボ企画である“リクルート座談会”の企画メンバーに選出、さらに出演者として抜てきされたのです。
越田 「映画に共感できることばかりでした。私自身、入社直後は店舗で衣裳コーディネーターとして働き、1年目の途中で今の部署でもある人財開発部に異動となりました。異動してすぐ新卒採用を担当するようになったので、映画の主人公が採用担当として抱える喜びや悩みなど重なる部分がとても多く、まるで自分を見ているようでした」
そうして映画の内容と多くの共通点を持っていた越田は、座談会の企画制作に携わっていくことになりました。
越田 「学生が就職活動をする際、企業に対して何を求めているのか……学生からのニーズが年々変わっていっているように感じています。映画『新卒ポモドーロ』では、製作にあたって就職活動に対してのリサーチをかなりされたと伺いました。今回の座談会で、そちらのお話も伺えるのが楽しみだったんです」
リクルート座談会は、越田を含むワタベウェディング社員3名と映画の監督、プロデューサー、俳優の計6名で行われました。
就職活動前の学生600名を対象にアンケートを行った理由
▲座談会撮影風景
ワタベウェディングでは座談会に向け、事前に就職活動前の学生600名を対象としたアンケートを実施しました。
[アンケート調査結果リリース]
アンケートの設問は全部で10問。
越田 「今の学生のことをもっと知りたい、と思ったんです。“働き方”の意識調査を行うことで、今後の新卒採用の参考になればと思いました」
ブライダル業界、と聞いて一般的に想像する職種はもちろんプランナーです。
同アンケートの中で、「ウェディング業界で知っている仕事」を学生に聞いたところ、「ウェディングプランナー」以外はまったくイメージされていないという結果が出ました。
もちろん、イメージできなければ「ウェディングプランナー以外の仕事に就きたい学生」はワタベウェディングの採用試験どころか、会社説明会にも足を運びません。
越田 「ワタベウェディングは、直接お客様を接客するプランナーだけではない、さまざまな職種があります。海外事業や新規事業の立ち上げなど、幅広く事業展開をしており、会社の成長のために多様な人材を求めています。
それが少しでも多くの学生に伝われば、と思いワタベウェディングではインターンシップも積極的に行っています。まずは、プランナー志望の学生はもちろん、今までブライダル業界に興味を持つきっかけのなかった学生にも、ブライダル事業の幅広さを知ってもらいたいんです」
多種多様な学生に伝えることを目的として、座談会の様子を動画で撮影し、YouTubeで配信することに決めました。
よくある会社説明の動画にはしたくなかった
▲座談会の様子
越田 「今回の座談会movieは、多くの学生に見ていただきたく、通常の人事movieとの差別化を考えましたね」
通常の人事movieとは、新卒採用の際に使用される企業PRを目的とした動画で、ワタベウェディングの仕事内容を社員の言葉を通して学生に伝えるものでした。
越田 「映画とのコラボ企画ということもあり、バラエティ番組のようなmovieを目指したんです。“座談会”という形式に決定するまでもさまざまなコラボ案が出ましたが、カジュアルな雰囲気の中でお話しできればという想いがあり、このかたちでまとまりました」
座談会の進行を考える中で、台本づくりに時間をかけたと言います。
時代の変化によって、学生たちが企業に求めるものも変わってきます。
越田 「例年、学生が企業に対するニーズとして、“楽しく働きたい”、“自分のやりたい職種ができる”などが上位に上がっていたように感じていました。ところが今回、ワタベウェディングが学生600名に行ったアンケートでは、まったく異なった結果になったんです」
事前に実施したアンケートの中で、学生のニーズの変化をとくに感じられたいくつかの設問を題材に、クイズ形式で座談会を行うこととなりました。
越田 「どうしたら多くの学生に見ていただき、伝えたいことがしっかりと伝わるかを考えましたね。学生へのアンケートを土台にして進行を進めたことで、視聴する学生の皆さんが共感しやすいのではないかと思いました。共感していただければ、最後まで見ていただけると思ったんです。一番の課題は、学生へのアンケートをどのように座談会で生かすか、でした。『アンケート結果をただみんなで話し合うだけ』では、視聴者にとって何も響かない動画になるのでは、と思っていました」
座談会は、アンケート結果をクイズにして出演者に答えてもらうことに決定しました。
「動画を見ている視聴者にも、出演者と同じくクイズの答えを考えてほしい。出演者の解答を通じて、ワタベウェディングのことをもっと知ってもらいたい」、という想いから、企画メンバーが提案したものでした。
多種多様な人材が活躍できることを知ってもらいたい
▲YouTube映像の様子
座談会は映画の紹介から始まり、進行はクイズ形式にて進んでいきました。
クイズの中でも学生のニーズと出演者の解答にギャップがあったのが、
「就職活動前の学生が、会社選びで重視していることはなんでしょう」
という質問。
出演者からは、「一緒に働く人」や「給与」、「自分のやりたい仕事なのか」など自身の経験などを踏まえた解答が出されました。
さまざまな意見が飛び交っていたのですが……正解が発表され、「福利厚生」が第一位、という意外な答えに一同驚きを隠せませんでした。
越田 「学生のニーズが変化しているのですから、企業側も進化していかなければなりません。映画関係者の皆様の調査体験も本当に勉強になりました。今回、学生の生の声を聞く大切さを再認識させていただいたので、今後の採用方法の参考とさせていただき、より幅広い人材と出会える場をつくっていきたいと思いますね」
ワタベウェディングは、ブライダル業界のリーディングカンパニーとして常に新たな価値創造をすべく、一人ひとりが持つ多様な背景や個性を大切にした採用に力を入れています。
越田 「歴史ある会社だからこそ、常に新しいことにチャレンジしなければいけないと思っています。世界最高のブライダル企業を目指しているワタベウェディングだからこそ、世界中の多様なニーズに応えるために、さまざまなフィールドで働ける人材が採用される体制を人財開発部として整えなければなりません。
私も、会社の未来のために、まずはたくさんの学生に興味を持ってもらえる新卒採用の内容を引き続き考えていきたいと思います」
今後も、「プランナー」以外にもたくさんの働くフィールドがあることを少しでも知っていただき、プランナー希望の学生だけに限定せず、さまざまな職種に就きたい学生の皆さんも対象とした採用活動を行っていきます。
※ワタベウェディング採用サイトはこちら
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ