「置口空助の発達障害克服論」10年で概ね克服した話⑦D事業所(平成21年11月から平成25年9月)
D事業所(軽費老人ホーム)に就職それと障害年金受給
平成21年11月またD軽費老人ホームに正職員として就職をします。当然ながらクローズとしての一般就労です。また働くことができると思ってなかったので、嬉しかったですよ。ただいつまで続けることができるか、内心は非常に心配でした。家族にはその不安感などはなかなか言えなかったのでね。発達障害を抱えながら、 どうやっていき辛さを軽減して働くか、 1種の壮大な実験でした。ここが正念場という事は理解していました。
就職後しばらくしてから、障害年金受給の通知が来ました。正直驚きましたね。受給は無理なのではないかと思っていたので。就職しましたがいつまで持つか非常に自分自身でも疑問ではあったので、嬉しかったです。生きて行くだけなら。パートだけでも、何とかなるのです。幸い扶養家族もいないので。駄目であればホームレスに戻るだけの話です。嫌ですが。
嬉しかったのは、対発達障害の研究資金だと思ったからです。障害年金は私にとっては研究費用だと感じました。私の中では国からの援助金です(笑)。生きていくだけなら何とかなるのですが、目標を達成するにはお金が足りないのです。就職して、稼いだお金を対発達障害の研究資金に回すには早くて3年かかると思っていましたから。
「君になりに頑張ってやっているね。このお金で研究して、社会に還元して下さい」と言われた気がしましたね。そして、高揚感であり緊張感も感じましたね。身震いしました。平成16年から、役割を決め目標を定めて自分なりの努力をしていました。自分のお金でやっていたことですから、「やめた」といえばそれまでです。誰も私を責めることが出来る人間がいないのですが、こうなると私だけの問題ではないと考えてしまいました。国から援助資金ですから(笑)。でも、私はこういうのは嫌いじゃない。意気に感じましたね。
「援助金ありがとうございます。精進します。必ず損はさせません。援助金を出して良かったと思われるよう頑張ります」。そうやって誓いました。うーん、ここまで正直に書いていますが、私、大丈夫ですかね?全体的におかしいのは理解しています(笑)。
出会い
このD事業所で色んな事を学びましたね。私の成長の手助けをしてくれた方がいます。この人に会えただけでも、多分ここで勤務したことは間違いじゃないと思えます。介護職のまとめをされていた方で、T主任と言います。第一印象は「なんという業の深い顔なのだろう」でした。今までしてきたことが顔に出ている。私の経験からすると非常にやばいタイプです。あくまで私の感想ですが、「悪相」でしたね。ふと周りを見ても、この人の危険さを私だけしか気がついていない。いつも通りただ判るのでした。
自分を抑えられない人でした。本人からするとそういう自覚はないと思いますが、基本的に常に人の悪口を言いっているひとでしたね。気に入らなければ、上司に対しても、その人が席を立ったら、「あのハゲ」とかね普通に「死ねばいいのに」とかを、途端に言う人でした。ただそういう人は自分が被害者なのですね。「あいつが悪いからいうのだ」と。自分が悪くはないのです。そして、そのために気に入らない人のネガティブキャンペーンをするのです。その人にとっては正義の行為なのでしょう。悪いのは「他人」ですから。ちょっとした失敗とかを誰彼構わず言いふらして、そして職場に居辛くさせるのです。
人の悪口を言う人なのですが、誰かから違う人の悪口を聞いたのなら、悪口を言われた人のことを嫌いになる人でした。これだけなら女性にあるタイプなのかもしれませんが、彼女の特徴としてダメージを受けるのでした。
悪口言う人は独特の瘴気のようなものを出しています。何かを憎んでいたり怒りを覚えていたりするときにそういうものが出ています。私はそういうのに敏感な質で、皮膚感覚としてそういうものがはっきり把握できます。皮膚に突き刺さる感じですね。周囲に精神的に不安定な人がいると大抵、体調を崩すのです。
T主任も非常に鋭敏な感覚の持ち主でした。悪口を言ったり聞いたりすることで、てきめんに体を壊すのです。目に見えて体調が悪くなる(言わなければいいのにね)。その事業所の中で1番休んでいた人じゃないのかな。
私は何らかの発達障害の方なのかなと思っていました。そして、非常に興味深く観察していました。
本人も相手の感情に非常に敏感だということを、たぶん自覚はしていたと思います。そういう敏感さは利用者様の気持ちに気づくことが重要な介護の現場でも活かされていましたから。
ただ、職員を相手にした場合にすると、それを治そうとするのです。「人を正そう」とするのです。相手の感情に気づくのでね、見過ごすことができないのです。端から見ていると相手の感情をいじくり回している感じでしたね。何の権利があってそんなことが出来るのか?と常に感じていました。
幸せでは無い人でした。自分の家族の悪口も言うのです。その頃の職員は彼女の旦那さんが何回浮気をしたか、全員知っていたと思いますよ。だって言いふらすのですもん。常に相手が悪く自分が被害者だと、私からすると主張しているようにしか見えませんでした。私はああはなるまいと思いましたね、似ているところがあるので。でもいろんなことを学べた人ですよ。
知識・技能「ライフハック」
生産性を高めるためのノウハウやちょっとした工夫、裏技などのまとめのことですが、現在のライフハックでは各種デジタル機器とクラウドサービスの徹底活用をすることで生産性を高めることが主流です。それとパソコンだけでなくスマートフオンの活用をする。パラダイムシフトだと思いましたね。感動で身が震えました。これにより私の不得手をしていることを大部分克服できると確信しました。
「基本的に記憶力が弱く、物事の順番が決めることが難しく、そして整理整頓ができない」
私はそういう人なのです(他にも出来ないことはたくさんあります)。私なり工夫をしてタスク管理をしていましたが。方法はノートパソコンで管理をして、仕事では手帳を使うわけです。ノートパソコンが母艦で端末アイテムとし手帳です。二度手間なのです。パソコンから手帳に必要なことを書き写すことをしますから。非常に作業効率が悪いとかんじていました。端末アイテムとしてスマートフォンを使えば解決するのです。
記憶力が悪く整理整頓が出来ないと、仕事をするうえでやはり支障がでますよ。ただ、技術の進歩ってすごいですね(笑)。必要な情報をクラウドサービスに保管することで大幅に改善するのです。記憶力が弱く細かい内容が思い出せなくとも、情報にすぐアクセスすることが出来れば何の問題がないのです。整理整頓が出来なくとも、クラウドサービスで必要な情報を一元管理すればいいのです。圧倒的に「探す」という作業を簡略化できます。そしてこの場合も端末としてスマートフォンを使用するのです。
私は弱点をたくさん持っています。基本的に非常に体力がないですしね、思考も飛びます。こういう人間は徹底的に効率化を目指さなきゃダメだと思う。そしてここまでするのなら、まだまだ戦うことができる。障害があってもね。
知識・技能「変な人の書いた成功法則」
「「困ったこと」は起こらない」
斎藤一人さんという方がいます。漢方をベースにした化粧品や健康食品の販売をされている方です。銀座日本漢方研究所(現・銀座まるかん)を経営されています。成功もされており、長者番付の常連だった方です。作家活動もしています。内容は経営戦力的なお話ではなく、主に「生き方」について書かれていますね。私の印象では偉いお坊様の説法を聞いている感じです。
はじめに読んだ本が「変な人の書いた成功法則」です、平成22年11月頃ですね(多分)。
内容に惹かれました。その中で「「困ったこと」は起こらない」ということを解説されています。
緑字引用
「困ったこと」は起こらない。常日頃あなたに困ったことが起きます。そのとき、あなたが、本当にこのことで私は困るのだろうか」と考えるのです。そして、本当は困っていない。困った出来事が、本当は困ったことではないと気がついたとき、あなたの魂のステージが上がるのです。困ったこと、それは、あなたの魂のステージを向上させる、神様からのプレゼントです。「どうして私だけがこんなに苦しまなければならないのか」という考えは今から捨ててください。そして、本当にこの問題であなたが困るのかを考えるのです。「私は、本当は困ってなんかいない」そう思えたら、もうこっちのもの。外で起きた現象は、心の中で解決すると、パッと消えてしまうのです。でも、ひとつの問題が解決すると、また次に別の〃困ったこと“が出てきます。それでも、神様はあなたに苦労を与えようとはしていません。人間は苦労をするために生まれてきたのではないのです。このことだけを頭に入れておいて行動してください。それでも苦労ばかりしているとしたら、それは、神様があなたに「やり方が間違っているんだよ」と教えてくれているのです。ただ、神様は言葉ではそれを教えてくれません。この世に起きる現象として、それを教えてくれるのです。
「私は困ってはいない」
この「困ったことは起こらない」という考え方は、そうだなと思いましたね。特に私は困っていない。平成16年に発達障害と判明してから困ってはいないのです。
正直自分のやることが出来ましたから。むしろ生き甲斐のように感じている。「発達障害者を幸せにする」このことに私は支えられていることに気がついていました。人生の目標があるからです。これも私が発達障害者と診断とされたからですよ。正直私は全く困ってないの。むしろ有難いくらいだね。
確かに社会生活送る上で。弱点はありますけども、自分の目標は「発達障害者を幸せにする」と言う目標のために克服すべき課題なわけですね。これらを改善すれば自分の目標に近づく。正直ただそれだけの話なのです。目標か叶えようと思ったときに、なんらか困難や課題がないなんてことはありえないですよ(笑)。困難がなければ、目標が叶えることができたとしても、たいして嬉しくないじゃないかな。
克服する過程で私は確かいろんなもの学んでいて、他の人から見たらどうかはしらないですが、自分の中で着実に進歩している事を実感しています。発達障害であることを私にとって全くもって困ることではない。すっかり斉藤一人さんに魅せられました。もっと学びたいと思うようになりました。
知識・技能「100回聞きCD」
「100回聞きCD」について①
斎藤一人さんの会社の銀座まるかんが提供しているもので(今では中止のようですが)、「100回聞きCD」というものがあります。斎藤1人さんが「はじめにこれを聞くといいよ」といわれたものです。18種類のテープを100回づつ聴くのです。そうすると「いいことが起きるよ」とのこと。私は代理店(健康食品、美用品等の)通して申し込みましたが1枚100円です。ですが、ダビングして配布することを奨励しています。YouTubeでも普通にきけます。このことを商売にはしていないです。「いいものだから皆に聞かせてあげな」というスタンスですね。
<「100回聞きCD」一覧>
0初級入門 覚悟の話・無から有を生みだす 19:02
①つやこ49 47:59
しあわせになるコツの話(つや編) 14:36
しあわせになるコツの話(言葉編) 21:15
「気楽な修行」の話 0:52
「因果」の話 11:16
②弟子入りおめでとう 16:06
③上級の話(4話の話) 45:56
④魅力の話(うなずく話) 13:55
⑤一人で二人分働く 19:53
⑥あなたは観音菩薩 11:22
⑦マスターの教え1・2 19:55
⑧幸せの道 08:36
⑨天の声を聞く、世間の声を聞く 24:11
⑩絶対に勝てる人、絶対に負ける人 08:15
絶対に勝てる人 6:59
絶対に負ける人 1:16
⑪大人の目 11:00
⑫人は天にかわいがられている 11:49
⑬幸せにならなきゃいけない理由 07:04
⑭すごく簡単に幸せになる方法 07:39
⑮毎日損をしない為のお店のつやこ 10:18
⑯あなたが生まれる前に決めたこと 35:29
⑰道の話 12:13
というラインナップです。
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