自閉症スペクトラムの私が生きる世界(1)

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次話: 自閉症スペクトラムの私が生きる世界(2)

波瀾万丈の人生を歩みながら・・・


はじめてのピアノ・レッスンの生徒さんが自閉症だったり、


自分の子どもが、アスペルガーのような気がしたり、


自分のパートナーがアスペルガーの診断を受けたり・・・


そんな事があって、


自閉症やアスペルガーや、ADHDのことを、調べているうちに、


なんと!


自分のあのころの状態は、自閉症そのものだったとか、


あの状況はアスペルガーの対応だったとか、


この癖は、ADHDの特徴そのものだとか、いろんなことがわかってきました(笑)。





そして今、私は、自閉症や、アスペルガー、発達障害、ADHDの子どもたちや、


その親御さんたちと、いろんなところで関わっています。



自分自身が、幼いころから、感じてきたことや思っていたことを、


お話したりすることで、親御さんたちが、安心したり、


子どもたちとの関係の取り方を考えたり工夫したり、


また、子どもたちの気持ちを


理解したりする助けになっていることがわかってきました。


当事者や、その家族のために、どうしていいのかわからなかったり、


困っている人のために、自分のことや、パートナーのことを書いてみたいと思いました。



この私のストーリーが、少しでも、みなさんのお役にたてたら幸いです。








小学校に上がるまでの私は、こだわりがとても強かったと聞いています。


同じものしか食べなかったり、同じ行動を繰り返したり、


同じことを何度も聞いたりしていたようですが、


その時の私の気持ちは、そうしないと、落ち着かなかったからです。




そうしないほうがいいということは、何となくわかっていましたが、


そうしないと不安で、怖くてたまらなかったのです。


だから、そうせずには、いられませんでした。


また、何度も聞いてしまうのは、聞いたことを、


すぐに忘れてしまっていたからだと思います。


この感じは、大人になった今も、残っています(笑)




同じことの繰り返しについては、


自分の中で、恐怖が安心へかわるまで、続いていたと思います。


例えば、幼稚園バックの中にいれるものを、


何度も何度も繰り返し、出しては見て確認し、


またしまうということを、出かける寸前まで、やっていたそうですが、


それは、自分にとって大切なものが、


バックの中に、ちゃんと入っているかどうか、心配だったからです。




私にとって大切なものは、タオルでした。


手洗いのときや、歯磨きの時に使うタオルです。


タオルや、洋服については、肌触りや、手触りがとても気になって、


自分で大丈夫だと思えるもの以外は、使うことができませんでした。


なので、自分の大切なタオルが、幼稚園のバックに入っていないと、


不安で仕方なかったのです。


この名残りも、タオルフェチな私という特徴として残っています(笑)!



そうやって、何度も確認して、バックのチャックをしめるのですが、


入っていたかどうかをすぐに忘れてしまうので、


また、開けて確認するということになります。


これが、永遠に繰り返されることになるのです。


気になったら、気にすることをやめることができませんでした。



みんなの読んで良かった!

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