【その4】大学卒業後、ろくに就職もせずにカケモチでしていたバイトを辞めて7日間だけの旅に出たら、人生が少しだけ明るくなった話。

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前編: 【その3】大学卒業後、ろくに就職もせずにカケモチでしていたバイトを辞めて7日間だけの旅に出たら、人生が少しだけ明るくなった話。

【その1】大学卒業後、ろくに就職もせずにカケモチでしていたバイトを辞めて7日間だけの旅に出たら、人生が少しだけ明るくなった話。

http://storys.jp/story/8107


【その2】大学卒業後、ろくに就職もせずにカケモチでしていたバイトを辞めて7日間だけの旅に出たら、人生が少しだけ明るくなった話。

http://storys.jp/story/8141


【その3】大学卒業後、ろくに就職もせずにカケモチでしていたバイトを辞めて7日間だけの旅に出たら、人生が少しだけ明るくなった話。

http://storys.jp/story/13602


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朝になると、崩れていた天気も持ち直し、傘も必要なくなった。出発して2日ほど。観光という観光をまだ堪能しておらず、ベタな観光地をひたすらまわることにした。



名古屋に滞在しているのにも関わらず、沖縄料理屋に入って沖縄そばを食べるという、なんともその場不相応なひとときを過ごした。しかしその沖縄そばが疲弊した心と体に沁みわたり、じんわりと目にこみ上げるものが。。なにかしら僕のチューニングがずれている。ベタに矢場とんとか行けばよかった。



心機一転、サンダルも新調したかったので、宿に戻ったのち、ぞうりを買うことにした。「島ぞうり」。奇しくも沖縄グッズである。いったい俺は名古屋でなにをしているんだ。


そんなこんなで自分なりに名古屋を満喫した後に宿に戻る。

旅人が多く滞在する場所、ゲストハウス。

そこには日々様々な人が行き交う。ショートステイからロングステイ、様々である。



ちょうど僕が宿に戻る頃に、3人組の男女がチェックインした。

もともとの僕の性格的に、積極的に人に話しかけるような度胸は持ち合わせていなかったので、フリースペースでひとりぼっちで次の宿情報を調べていたのである。


しかし、チェックインする客は必ずフリースペースを通らねばならない。

僕はその3人組に挨拶をした。

お兄さん
こんにちは!


なんともオープンな方々なんだろう。

ひとしきり旅の経緯を話したのち、僕はまたフリースペースでゴロゴロしていた。


たまたま、四国からスーパーカブで服などの雑貨を売りながら旅をしている、年が一つ上のJくんという人と知り合った。上階のフリースペースでどうやら、他の旅行者と談笑していたらしい。

しばらくすると、先ほどの3人組が階段から降りてきて、飲みに出かけるとのことだった。

お姉さん
今から行くんやけど、一緒に行く?


「いきます!!」


みんなの読んで良かった!