☆滅ぼし物語☆2期3章

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著者: 高橋 ひろりん
(カランカラン)

ソル「俺は剣を取りにいく。フィリニア、援護を頼む!」

フィリニア「わかった」

ソルは剣が落ちているところに走っていく。スイリュはそれをさせないかのように水ブレスを吐いたがフィリニアが火の魔法でかき消した。

**********

一方そのころ、ハルトはマルーナ魔法学園の部屋に一人でいた。

6話 完

7話(ハルトの危機)

マルーナ魔法学園の部屋でソルの帰りを待つハルトはため息を吐きつつ一人言を言っていた。

ハルト「くそぉ、来なきゃよかった・・・なんでこんな目に」

ハルトは未だにマルーナ魔法学園の制服を着ていた。頭を抱えて考え言を始めようとしたその時、誰かがドアをノックしてきた。

(コンコン)

ハルト「ソルか!」

しかし、入って来たのはマルーナ魔法学園の女子生徒3人だった。

女子生徒A「一人で寂しくないの?」

女子生徒B「せっかくだし一緒に遊ぼうかな〜、とみんなで話しあったんだよ」

ハルト「俺は眠い!出て行ってくれ」

ハルトはしまった!と視線を逸らした。

女子生徒C「知ってるわ、大丈夫よ」

ハルト「え?」

女子生徒A「なりたいんでしょ?女に」

ハルト「ちげーよ!どこからその発想が生まれたんだよ?!(怒)」

そうするとハルトの言い分は無視して女子生徒たちはハルトを取り囲んでなにかをし始めた。

女子生徒A「もうすぐ楽にしてあげるから」

ハルト「や、やめろぉ〜!!」

ハルトは抵抗できず、???なことをされてしまった。

7話 完

8話(スイリュとの戦闘「3」)

*********

ソル「よし!剣を拾った!」

ソルは剣を持ち上げながら再びスイリュの後ろに回りこみ、柔らかい部分に振り下ろした。振り下ろされた剣は見事に当たり、スイリュの柔らかい部分を傷つけていく。

スイリュ「キピィィ....」

鳴き声はだんだん弱まって倒れる寸前まできていた。

フィリニア「あと少し」

フィリニアは雷の魔法を唱え、杖から放たれた電撃がスイリュの頭を貫いた。

スイリュ「キ....ピィ...」

スイリュはバタバタと動き、その後地面に伏して動かなくなった。

ソル「終わったな・・・」

ソルは剣をしまい、大きく息を吸った。戦闘が終わり、地下水道のだだっ広い空間は再び水の音や外から吹き込む風の音だけとなった。

フィリニア「・・・地震を起こしたのはスイリュの仕業でした。頭に大きな傷があります。」

ソル「本当だ」

フィリニアとソルはスイリュを倒し終え、地下水道を後にした。

*******

地下水道からマルーナ魔法学園へ続く階段を登ってソルはハルトがいる部屋に向かい、フィリニアはアラウネ校長の元へと向かっていった。

8話 完

9話(変わり果てた姿)

ソルはハルトがいる部屋の前に立ち、ドアをノックしようとしたが中が騒がしいので気になって耳をドアに当てた。

ハルト「もう、やめてくれ」

女子生徒A「あと少し・・・」

女子生徒B「完成〜!どう?疲れとれた?」

ハルト「とれるか!!(怒)」
ハルト「女には手を出せない・・・出したらここから追い出されるッ!(ボソッ)」

ソルはドアノックして素早く部屋に入った。

(バタン!!)

ハルト「ソル・・・助けてくれぇ」

ソル「なにされたッ?!」

ハルトは化粧されてさらにその他色々をされてしまい、見た目が女性になってもはや別人と化していた。

女子生徒A「ん?あなたは確かこの人と一緒にいた・・・」

ソル「思い出さなくていい、だから一旦この部屋から出ていってくれ」

女子生徒B「仕方ないわね。みんな、行くよ。」

女子生徒3人は部屋から出ていきハルトとソル2人だけになる。

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