☆滅ぼし物語☆2期4章

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☆滅ぼし物語☆2期

第4章

地下水道での戦闘終えたソルとフィリニアはそれぞれ旅の準備を整え、朝を迎えるとともにマルーナ魔法学園を出た。ハルトは別人と化しているためか、少々厄介なことに巻き込まれることに。

この物語は不思議な世界に再び入りこんだソルが過去を旅するストーリーである。

1話(雪の道)

マルーナ街から離れ、ソルたちは雪が積もっている道を進み始めた。気温はマイナスだが、雪の降る勢いは少し弱まっていた。

ソル「はぁ、はぁ」

ハルト「寒い・・・」

ぶつぶつと言いつつ足を前へ前へと運ぶ。フィリニアは何故か寒そうにしていなかった。

ソル「フィリニア、この寒さ平気なのか?」

フィリニア「えぇ、防寒の魔法を唱えてるもの」

ハルト「俺たちにもやって下さい・・・」

フィリニアはソルとハルトに防寒の魔法を唱えた。その直後、まるでお日様の下にいるかのような暖かな光がソルとハルトを包み込んだ。

ハルト「凄い。」

ソル「ありがとう。」

フィリニア「えぇ。よかったわ」

話しながら歩いていると、謎の男3人組がソルの前に現れた。

1話 完

2話(ナンパ?)

現れた男3人組は若かった。ソルはびっくりした顔で話しかける。

ソル「なんだ?突然現れて何のようだ?」

若い男A「なぁ、そこの2人の姉さん。そんな男といないで俺たちと遊ぼうぜ〜」

ハルト「まさか俺も含まれているのか?(ボソッ)」

若い男B「拒否する権利はないぞ!」

若い男たちはどうやらフィリニアと別人と化したハルトを口説きに来たようだ。

フィリニア「うるさいわね」

フィリニアは火の魔法を唱え、若い男たちに放つ。

若い男C「うわっ!こいつ魔法使いかッ!」

若い男A「ちっ、そのロング女は諦めてこっちの可愛い女を拐え!!」

ハルト「違います。や、やめ」

若い男3人組はハルトを担ぎ上げてその場を急いで立ち去った。

2話 完

3話(助けに行く?)

ハルトは助けてと叫んでいたがソルとフィリニアはそれをただ見ていただけだった。

ソル「ハルトは男だぞ」

フィリニア「そうね。あんな完璧な変態見たことない」

数分話し合うとソルはハルトを助けに行くことにした。だが若い男3人組の行方は雪の影響で見失っていた。

ソル「友達だから助けに行きたいんだが・・・いいよな?」

フィリニア「遠回りになってしまいますが仕方ないわね・・・」

ソルは地面を見ると、若い男3人組の足跡を見つけた。

ソル「これを辿っていこう」

フィリニア「雪が足跡を消す前に早く行きましょう」

ソルとフィリニアは若い男3人組の足跡を辿って歩き始めた。

3話 完

4話(若い男たちの家)

足跡を辿ると次第に家らしきものが見えてくる。家は木で頑丈な感じに作られていてどうしようと悩む。

ソル「多分、あの木の家だ。」

フィリニア「もうッ!面倒くさい」

ソルとフィリニアは木の家に近づき、窓から中を覗き込む。

若い男A「さて、どう遊ぼうかな〜」

ハルト「ん〜。んー!!」

ハルトは口を開けないように布で縛られており、身体は縄で縛られていた。

若い男B「ぐへへへへ」

若い男Bはハルトの身体に触れる。そうすると若い男は涙を流す程喜んでいた。

ハルト「気持ちわるッ(頭の中)」

ソルとフィリニアは家のドアから勢いよく入り込んだ。ソルはハルトの近くに行こうとするが若い男3人は行くてを阻んだ。

ハルト「んー!んー!」

ソル「お前たち、ハルトを解放しろ!」

若い男C「へー、名前はハルトちゃんか〜」

ハルト「なにこいつ、うざいッ!(頭の中)」

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