≪高校3年自由登校中のできごと≫高校生男2人と女二人の共同生活③

著者: 鯛下 文太

紹介された少女K

Kちゃんは、俺のことを気に入ってくれたみたいで色々と俺にアプローチをしてくるのだが

どうも不良少女とは付き合う気になれなかった。でも俺も悪い気はしていなかった。


紹介してくれたMとエックスメン、Kちゃんと4人で遊ぶうちに次第に付き合うのも悪くないなあと思っていた。Kちゃんは「○○くん(←俺の名前)の言うことだったら何でも聞ける」等、

俺に好意があるようなことを言っていておれも次第にKちゃんのことを好きになっていたんだと思う。


しかし友達のMは俺のいないところでKちゃんを口説いていたらしく、ちょくちょく4人でいるときに

Kちゃんだけを呼んで二人だけで話をしていた。そのときのMはなぜかすごく怒った顔をしていて

Kちゃんは泣きそうな感じで何を話ていたのかまったくわからなかった。

何を話していたんだろうと思ったが特には聞かなかったが、その後二人でいるときにKちゃんから「Mをなんとかしてよ!」と泣きながら言われたことが何度かあった。

なんかあったの?と聞いてもKちゃんはそれ以上なんにも言わないので当時のおれにはまったく何が起きてるのかが理解できなかった。

KちゃんはMに口説かれ次第に気持ちがMのほうに寄っていき好きになってしまった。

俺はそれに気がつかずにいた。


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