恋愛ヘタクソの32歳独身女子が、結婚相談所で夫を見つけたあと、婚活カウンセラーになるまで

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著者: BRIDAL TULIP


何の進展もないまま、半年が経ちました。



・・・。


20代の私
( いやいや、おかしいでしょ?? )
20代の私
( お互い居心地が良くて、楽しくご飯を食べているのに?何も起こらない?? )
20代の私
( てゆ~~~か、何で告白してこないのさ!!! )



恐ろしいですね。


付き合う前から、すでに上から目線が始まっているのですよ。


自分の気持ちしか考えていないしね。


男心なんて知ったこっちゃありませんよ。



我慢がならなくなった私は、彼に電話をしました。


20代の私
お互い同じ気持ちでいるはずなのに、なんで告白してこないのだ!!


この脅迫によって、2人は交際を始めました。

20代の私
告白は私が手助けしたのだから、この先は、絶対に自分から動いてよね!!


こんな意味不明な誓いを立てた私が、

彼と上手く交際できるはずがありません。


手を繋ぐことも、キスをすることもなく、お別れしました。


それらをさせる隙を、与えなかったのですよね、私が。


初めはお互い居心地が良く、楽しく過ごせていたのに、

自らその関係を壊してしまいました。



可愛げないな~。

本当にめんどうくさい女ですね~。



その後、新たに好きな人ができて自分から告白しましたが、結局振られてしまい、



同じような話になるのでバッサリ割愛しますが、

この方との間でも数々の失態が炸裂しており、

今思えば振られて当然な感じ。



しかし、得意の粘着質が災いし、なかなか諦められず..


ど~にかならんかな~


と年単位でぐずぐずしていたところ、

恋煩いのお相手が結婚することを知りました。



遅すぎですが、ようやっと目が覚めました。



自分、ちゃんと現実見なきゃいけないよ、と。



そして、この気付きから2、3ヶ月ほどたった頃、


異業種交流会を通じて、

あの結婚相談所の名刺が、私の元へやってきたのでした。




実は私、20代の頃からお見合い結婚には興味があったのです。


というのも、両親がお見合い結婚で、自分にも向いているんじゃないかなあ、と思っていて。



ある日、新聞を眺めていたら、

「5社まとめて、結婚相談所の資料請求ができる!」

という広告文句が目を引いて、すぐに問い合わせをしたことがありました。


間もなくして、大手結婚情報サービス会社から次々と届いた資料。


当時の私はまだ20代だったので、結婚に対する危機感がまだ薄く、

活動費用もなかなか高額になることが気になって、

それ以上の行動は起こしませんでした。


しかし、結婚相談所の名刺を貰ったときの私は30代。

収入は変わっていませんでしたが、多少の費用などもはや気になりません。


結婚について何の実りもないまま30代になっていた私にとって、

何もせず流れていく時間の方がよっぽど恐ろしかったのです。



そんなこんなで、あの名刺を頼りに、ブライダルチューリップ という聞いたことのない結婚相談所へ連絡し、1週間後に入会ガイダンスの予約をしました。



入会ガイダンスを無事終えて、その1週間後には、必要な書類をすべてそろえて実際に入会、システムでお相手検索をはじめました。




32歳独身女子が、結婚に向けてエンジンをふかし始めました。




32歳、独身女子、お見合いへ出陣


こうして、2012年6月、32歳になった私は、結婚相談所へ入会しました。



入会したばかりの頃、お見合いの申し込みは、自分から男性にしていました。


私は年齢が近い方とのご縁を望んでいましたが、

32歳の私にお申し込みをしてくださるのは、40歳前後の方がほとんど。

自分から申し込まないと、自分が希望している方とお会いするのは難しい状況だったからです。



入会から2ヶ月半ほどたった8月末、

年齢の近い方とお会いできることになりました。


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