ヒッチハイクで東北に行ってきた話part5

著者: 高橋 和紀
7時半起床。

ゆっくりと用意を済まし、ゆっくりと仙台駅へ向かう。

今日の目的地。

あー松島や松島や。
はい、松島です。

一度は行ってみたいと思ってた。
日本三大景だし。

いざ!
仙台からは電車で50分ほど。
松島海岸駅下車。

平日だけど、年配の方や、社員旅行で来てる方、また、修学旅行生などで結構賑わっていた。
とりあえず、それらしい観光地を巡ることにして、美味しいものと、
四大観の一つをこの目で見ることが今回の目的だ。



四大観の僕が目指すところはここ!
扇谷!





最初はめぼしい所に足を運び、案内のおばちゃんに道を聞いたりして、扇谷を目指した。
と、ゆっくりとしていたらお腹がかなり空いてきたので、ここで、お昼を食べる。


ここ、行くしかないって。笑


左のものはツブ貝です。
そして、右はなんと、牡蠣バーガー!
すごく美味しいのだけど、牡蠣バーガーは牡蠣がイマイチ見当たらなかったかなという感じ。

そのあとは、お寺巡りをして、休憩。

その地でその地の美味いものを食らう。
さいこーじゃねーか!!!笑
ずんだすごく美味しい。


そして、このあとはいよいよ、扇谷を目指すのだけど、
四大観ってどこも、車とかでいける範囲で、扇谷はかろうじて歩いていけるかなという感じ。

一度駅に戻り、荷物を預ける。

この時、2人組の若い、僕よりも若い男の子2人がいて、なにやらみていると、リアカーを持っていた。
話を聞いてみると、千葉から青森まで、リアカー引き連れて、歩きで向かっているらしい。
すげー。笑

それで、今が宮城なのだそう。
青森の道は相当険しいらしく、結構、疲れがすごいというような事を言っていた。

僕はその2人と少しだけお話をして、扇谷へ向かう事にする。


途中の道は人などいなく、車がビュンビュンと走っているだけ。

しかし、松島いい島だなーと思う。
けれど震災の時はどうだったのだろうと、考えていたら、

こんな標識や、



このような標識。

なるほど。
みんな震災を乗り越えて、さらに、次に繋げているんだ。

松島に着いたときは震災の後など微塵も感じなかったが、きっと、松島も相当な被害だったのだと思う。
これはあとで調べたんだけど、松島には水族館もあって、今は閉館しているんだけだ、震災のときは本当に大変で、たくさんの、生物が死んでしまったらしい。

こういうのって、一度実際に行ってみないと分からないよなー。。。


あれこれと考えていると扇谷の手前の道まで到着。
結構時間かかったと思う。
30分は歩いたかな?

とにかく人が全くいなくて、観光客の方が結構いるかと思ったけど全く。笑






階段を登った所にちょっとした屋根がありそこのベンチでのんびりとこの雄大な景色を堪能する。
ここが、ゴールかぁーなんて、勝手に思いながら、今回の旅は本当に思い出深いものになったと思った。

本当に人が来ないのでしばらくここで休憩もかねて居る事にする。
しかし素晴らしいなー。宮城。

芭蕉さんも一句したいよねそりゃ。

そして、そこに1時間半はいたと思う、また歩いて、駅まで戻り、さ、帰るか。

帰りはどうするかと考える。
少なからず次の日までは帰りたいしなー。
ヒッチハイクも、やりたいけど今日の今からじゃ帰れないしなー、、、、
お金がないわけではないので新幹線使っちゃうかと思ってしまったので、使います。笑

これ僕個人的な意見なんだけど、
もっと、みんなヒッチハイクでどこでも行けばいいと思う。笑
だって、すごく楽しいし本当に思い出深い旅になるし、なにより、自分の視野が広がる気がするよ。
それに、なんだかんだで、気軽にできる旅費も削減できるしさ。笑
でも、本当に旅費が削減できるなんていうのは二の次で、一番は人との出会いだよ!これは、どのヒッチハイカーの方もいうと思う。

自分は、ちょっとなーって方は、僕みたく、行きだけヒッチハイクも本当にありだとおもう!
それなら気軽にできると思う!
今までに感じたことのない感動に出会える。
とにかく、最初に初めて乗っけてもらった時と、初めて目的地に着いた時のあの感動は一生ものだ。。。。

今回の旅は、ヒッチハイク自体も二台の車で行けたし、帰りは新幹線なので、あまりヒッチハイクメインというわけではなかったけど、
こうやって、自由に旅するってさいこーじゃねーか!!!笑

って事を伝えられたら一番嬉しいな。

帰りの新幹線で、旅の事を振り返りながら、
あとは、西加奈子さんの通天閣を、読んでいて。
これがまた。
すごく今回の旅のしめくくりにいい言葉を残してくれて。
人生っていうのは、短いぞ!
ってりきやさんにいわれ、
人生は楽しんだもん勝ちってしょうたさんは言ってて、
西加奈子さんは、人生は急がないで、ゆっくりでもいいんだ。って。
なるほど、
急いでもゆっくりでも、人生は人生!
所詮は短い人生!
だから急いだ方がいいのかもしれない。
けれど楽しんだもん勝ちなんだ!
ゆっくり進むことでしかみられない景色っていうのがある!
ゆっくりじゃなかったら、こんな景色は見れない!

運命なんてわからなくて、みんながみんな今を生きる。
僕も今を焦らず、じっくりと生きて、この短い人生を楽しみたい!!

西加奈子さん最後に旅のまとめにアクセントを加えてくださって、やっぱりすげー!笑

みなさんも是非!
旅を楽しんでください!
僕はまだ、20歳だけど、人生という旅を楽しめたらと思いました。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。また、今回旅に関わってくださった全ての方に感謝を込めてありがとうございました!!!


おわり。

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