高木教育センターのありふれた日々(6)

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「京都大学の医学部に10名の合格者を出す無名の小さな個人塾!」

 が実現できたらスゴイでしょ。30名ほどなら指導できるので、そのうち10名が医学部受験生というのが当面の目標。不可能な数字ではない。ネットがあるから、通信生は今でも北海道から九州まで受講生がいる。

  「甲陽学院」や「東大寺学園」を抜けたら痛快。まずは、打倒!四日市高校だけど。妄想と思う人が多いだろうが、「われに勝算あり」だ。3年以内に実現してやるつもり。

  

第五十七章

integration by substitution ∫(0→1)x(1-x)^n

  ∫(0→1)x(1-x)^n(nは自然数)

こういう問題が出たら、分からない生徒には

「(1-x)がカタマリだから置き換えると楽」

 と言えば、大抵の生徒は分かってくれる。それでもダメなら、

「x=t と置き換えた後で、xで整理して両辺をxで微分したら?」

 と言ってみる。

 ここで落ちこぼれる生徒が多い。単純な積分でも分からないのに、xの積分がいつの間にかtの積分に変わる?抽象的な思考ができない子、最初から面倒な思考がしたくない子は脱落する。

 数学の壮大な世界を感じ取れない子は、やる気を維持できない。

私はこういった論理的な世界が好きだから、苦痛に思う子が理解できない。ヒマな人は私の塾の掲示板を見てほしい。http://hpcgi2.nifty.com/takagi-kyoiku/epad/epad.cgi いくつか情けない投稿が見つかると思う。

塾を開設してから、いたずら電話や、悪質な場合は外回りの破壊。警察に通報した。あるいは、生徒の家庭訪問を繰り返し「高木塾は閉鎖されるから、うちに移りなさい」と触れて回る方もみえた。スルーしました。見ていれば閉鎖しないのが分かるから。あまりにレベルの低い嫌がらせのため相手にするのが馬鹿馬鹿しくなったのもある。

そんな人を相手にしているヒマがない。そんな人を相手に人生を浪費したくない。

数学の世界、数学を理解する人を相手にしているとアホな人を相手にする必要がない。私の指導させてもらっている理系の子も同類なので、話が合う。このタイプの子たちも、人間関係には辟易しているかスルーする。

特に、優秀な理系女子は女子特有のベタベタした人間関係に合わないらしい。成績が優秀すぎる女子は男子が近寄って来ないらしい。女子からも「変」と言われるらしいので、相手をするのが面倒らしい。

 だから、成績が良いとも言える。無駄な時間を排除できる。

 他人を中傷したい人の思考回路はどうなっているのだろう?

  • 嫌がらせで戦意を喪失させる。でも、私は戦意が高まる。

  • 相手の評価を下げる。でも、評価は生徒と保護者がする。

  • 論理的に考えると、意味のない行為という結論が出る。しかし、そういう行為ができる人にはそもそも思考回路が存在していないのだろう。

    「不良の集まっているB塾の人じゃない?」

     と、たまたま塾の掲示板を見た生徒が推測していた。生徒たちは、どの塾に不良が集まり、どの塾にマトモな生徒が集まっているか熟知しているようだ。14歳くらいの子供にバカにされて悔しくないのだろうか。

    そんなことをする暇があったら、英検1級をとるための勉強とか、自分で生徒がよく受ける大学を自分で受けて成績開示するとか、私と同じことをしてみればいいのに。ノウハウは開示してあるのに、正攻法ではなく邪道に迷い込んでいる。

    私も「兵は奇道にあり」というのは理解できるが、邪道は自分の評判を落とすだけで奇道とは言えない。どうでもいいんだけどね、リアルの世界でのストーカーは規正法ができたけれど、ネットの掲示板に悪質なストーカー行為を繰り返す人に対策はないのでしょうかねぇ。

     詳しい人、エンジニア、警察などの関係の人で、良い方法をご存知の方はみえないでしょうか。対処法がありましたら、教えていただけたらありがたいです。

    理系女子とベクトルや数列の論理的な話をする時は、ミントの香りを嗅いだときのように爽やかな気分になる。逆に、掲示板に書き込む知性の足りない人の文字を見ると肥溜めに落ちた気分になる。

    ガリレオ「犬のウンチの話」

    湯川「君は‥何か腹を立てているのか?」
    内海「わかります?」
    湯川「まさか僕に?」
    内海「科学者って人の気持ちについては深く考えないんだなぁ。」
    湯川「当たり前だよ。感情は論理的ではない。
        論理的ではないモノにまともに取り合うのは時間の無駄だ。
        ‥わからないか?
        例えば君が‥犬のうんちだとしよう。」
    内海「はっ!?」
    湯川「うんちだから臭くてたまらない。
        なのにそれを目の前にしてなぜ臭いかを考え続けるやつがいるか?
        処理するか、その場から逃げ出すか、
        とにかく犬のうんちにまともに取り合うのは時間の無駄だ。」
    内海「‥つまり、私は犬のうんち?」
    湯川「そうだ。何度もいわせるな。」
    内海「このどす黒い感情はどうしたらいいの?」
    湯川「感情に興味はない。
        今日のテーマは突然頭が燃えたことを
        別のアプローチから考えてみようということだ。」
    内海「んぅむかつく!」
    湯川「つまりそれは‥自然発生的なものか、それとも、人工的なものなのか。」
    内海「はっ?」
    湯川「わかりやすくいえば、事故なのか、事件なのか‥。」
    内海「私は事件だと思います。」
    湯川「なぜ?」
    内海「‥刑事の勘。」
    湯川「実に非論理的だ。」
    内海「‥犬のうんちですか?」
    湯川「うんちだね。」
    内海「うんち?」
    湯川「あぁ、うんちだ。」
    内海「あなたを逮捕したい。」
    湯川「ほらまたウンチが出た。」

     この世の中の人が、すべて複素数平面とか整数問題が理解できる理路整然とした人ばかりなら話し合いで解決がつく可能性がある。しかし、動物的、感情的な人相手だと実力行使でないと決着しない。

     軍隊を否定して、すべてを話し合いで解決できるようなユートピアの話をしがちな極左組織「日教組」の教師たちは、この論理的な人の定義に当てはまらない。話し合いと言いながら、話し合いを拒否してストばかりやっている。理屈に合わない。

      たぶん、置換積分などできそうにない。そんな知性では暴力か実力行使でないと結論が出ないのは仕方ない。

    第五十八章

    「つながりたくない

      私は中学生のときは機械体操部、大学では少林寺拳法部に所属していた。その理由は団体競技ではないからだ。個人でやる競技が好きだった。チームワークというのが生理的に合わない。

      それで、教師が「愛」だ「絆」だといって無理やり机を班に組ませて教育するのは嫌だった。だから、北勢中学校を卒業して個人主義の四日市高校に進学できて清々した。

    私がその後、英検1級や京大を7回受けて文系なのに数学Ⅲを指導する塾講師になったのは、この生き方に関係がある。ラインはやらない。ブログは一方的に書くだけで、コメントは拒否。人とつながりたい欲求がない。だから、人間関係でモメることは少ない。

      うっとおしい。自分の生活のスタイルを邪魔されたくない。邪魔されるより孤独がいい。最近、中学生の間で仲間はずれでイジメたり、シカトがイジメを意味したりする。私は無視された方がいい。人間関係でもめるより、人間関係が無い方がいい。

      教師が宿題を出したり干渉してくるのも嫌だった。勝手に計画を立ててテキストを探して勉強していた。そのおかげで、大学を卒業しても勉強をし続けることが出来た。言いなり勉強なら、卒業と同時に終わっていた。

      もちろん、いいことだけではない。バツイチになった。でも、私は一人でいることのプラスとマイナスを考えると、プラスの方が大きいと考える。ギャンブル、酒、タバコ、女遊び、ゴルフなどいっさいやらない。つまり、オジサンと共通項がない。一緒にいたくない。

      微分積分や数列の話ができる相手など、塾の優秀な子だけだ。

      塾を始めて30年。有形無形の嫌がらせや妨害を受けてきた。その中には罵倒や揶揄もあるが、小学校の頃から「変」とか「おかしい」と言われ続けてきた。気にならなくなってしまった。ガリレオの犬のうんちの話をご存知だろうか。

      宇宙の広さに想いをいたし、数式の論理性に触れていると、どこかの誰かの口から音波が出たとて自分には関係ない。愚かな人は、他人の言葉に振り回されるから他人も同じだと考える。だから、罵倒が武器になると勘違いする。

     いや、罵倒が武器になる場合もある。というか、他人の言葉に傷つく人も、まだいる。イジメで自殺者が多くでている。もはや、待ったなしだ。

    「人のつながりが大切だ」

    「キミには無限の可能性が秘められているんだ」

     といった偽善的な教育はやめるべき。つながりを嫌う生徒が多い。強制は良くない。イジメの温床になる。無限の可能性などない。大多数の子は普通の生活。上位10%くらいが指導者になり、下位10%くらいはヤクザ。そういう図式は、時代が変わっても、どの国でも同じだ。

      人間は孤独だ。輝かしい未来など期待するな。

     そう思っていれば、イジメや絶望感で自暴自棄にならない。

    第五十九章

    「ある理系女子のブログ」

    http://ameblo.jp/honami-towano/entry-12092787483.html

    心の余裕は、金銭的余裕から来るものです。100円でも、1000円でも稼ぎたい!!節約したい!!と思っている人はきっと寛容な性格ではないだろうし、人に対して奉仕の心もないと思います。いろんな人と接していて、最近つくづく思います。高校生の時から奨学金をもらっている人で大人になっても「他人にお金をこびる寄生虫」になった人を知っています。仲のよい教授さんの娘さんのお婿さんです。その他にも、仲のよい教授さんの娘さんのお婿さんで、昔から母子家庭で育っていて無職の寄生虫になった人も知っています。子供を育てるには、ある程度の経済力がないと立派な子供には育たないと思います。塾にも行かせてやれないし。子供に満足した教育を受けさせてやれないなら、産むべきじゃないよ。

     私が塾生である優秀な理系女子の言葉を書いても信用されない方がときどきみえる。自分の思い描いているJKとあまりに違いすぎるのでしょうね。もちろん、世の中にはいろいろなタイプの女性がいるので私が書いているのは「進学校のトップクラスの理系女子」という限定つき。

      上記のブログの方も、そんな方。だいたい、言われることは私の指導している女子中学生や高校生と同じです。つまり、デキる男でないと相手にしない。人として認めない。子供を産んで(産ませて)はいけない。そんな感じ。

      塾生の子も、よく言う。

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