高木教育センターのありふれた日々(19)

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  数年前からネットや写メが中学生や高校生に普及してきたので、アメブロにブログを書き始めたら、アットいう間に「受験生」ジャンルのランキングが1位になった。それで、試しに「通信添削」コースを設置したら毎年倍々ゲームで生徒が増えて今では処理できないほどになってきた。北海道から鹿児島まで通信生がいる状態だ

  Since SNS and cell phonecamera spread, I began to write my views in blog.  Mine became No.1 in 受験生.  So my school started acorrespondent course.  Now my school hasstudents from Hokkaido to Kyushu.

 

  経営の大きな柱に育ちつつある。どんなに遠くても、直接会わなくても支持してくれる人がいるわけだ。私は生き残るためには

「支持者とファンを大切にする」

  しか選択肢はないわけだ。難関校に合格するような子たちは、タレントのCMなどには見向きもしないので助かっているわけだ。

  I have quite a few students who like myschool.  So what I should do is to try togive the best service to my fans.  Goodstudents in general don’t trust TV commericials using famous entertainers.

 

第百八十八章

「あの子たち、みんな死ねばいいのに」(5)

  高学力の子たちは、一般に見る目があるので愚かな判断はヘタな証明と同じで嫌悪感を持つ。茶碗の職人がデキの悪い茶碗を叩き壊すようなイメージだ。三流品を見ると

「あの子たち、みんな死ねばいいのに」

  と言う子もいるくらいだから、実情が分かってもらえるだろうか。そういう子は、逆に誠実に対応すると実際に会わなくても

「コイツは使える」

  と思ってくれる。そういう子たちだから、Z会や進研ゼミなどの知名度が高い通信添削ではなくて、私のような無名の講師を信用できるのだろう。激しいのだ。四日市高校は、県立ナンバーワンなので三重県の教育委員会も腕ききの教師を配置する。

  Smart students can tell the differencebetween beautiful things and ugly ones. So they dislike ugly ones.  Asmart girl said

“Stupidstudents should die.”

  It is not good but she has a reason why.  Bad students cannot behave well in the classand waste time and bother ordinary students’ study.

  Such good students, at least some choose myschool’s correspondent course although we have well known correspondent courselike Z会 and 進研ゼミ.

 

  それでも、生徒たちはたちどころに先生の力量と熱意を見抜いて

「あの先生はいいけど、この先生は難関校に合格できる力はない」

  と、すぐ判定・評価を下してしまうのだ。

 The board of education in Mie prefecture send good students toYokkaichi high school because it is the best one.  But good students say

“Ateacher is good but B teacher cannot pass the entrance exam to gooduniversities.”

 

  そんな真剣な生徒だと、鹿児島と三重県でも距離は関係ないらしい。

  こんなブログタイトルを付けると、人権派の教師や左翼教師、弁護士は怒り狂うらしい。実際、誹謗中傷の書き込みも多い。私のやっていることを否定するために、あら捜しに奔走している人の話も聞いた。

  For such students, the location of my schoolhas nothing to do with their judgement.  Left-wingteachers and lawyers must dislike my school. Maybe some of them write bad things on the bulletin board of myhomepage.

 

  しかし、京大、阪大、名大とも医学部は定員100名くらいで狭い世界なのだ。否定しようにも内部の人に聞けば私の話が全て事実だと分かること。否定しようがない。

  But the medical department of the Universityof Kyoto, Osaka, Nagoya have only around 100 students.  It is easy to check what I write is true ornot.  They cannot deny what I write.

 

  それに、私は楽しいからやっている。先日も、四日市高校の女子が

「数学が上位の12番だった」

  と報告してきた。とても嬉しそうで、私も嬉しくなった。長年の努力の成果だし、京都大学に手が届くレベルでもある。私は現役時代にそんなスゴイ塾生の子たちのような才能はなかった。

  I enjoy my work.  The other day, a female student told me thatshe was on the best students’ list.  Shehas a chance to pass the entrance exam to best universities.

 

第百八十九章

「あの子たち、みんな死ねばいいのに」(6)

  北野さんがテレビで言っているように

「本気で人のことなんか考える人っているの?」

  

  親子でも反目しあうことが多い。遺産相続で兄弟が醜い争いをあちこちでやっている。聖書を読めば、イエスを裏切った人はユダだけではないことがよく分かる。人間って、本当にどうしようもなくダメで醜い面がある。

 

  それを、「愛だ」「絆だ」「友情だ」などと言われた時に、中学生の私でさえ

「ウソをつけ!」

  と反発した。TVドラマや漫画の方がよっぽど正直で真理を突いていると思ったよ。

 

  受験なんて世界は、ナマの感情が表に出るから

「あいつを引き摺り下ろすとオレが合格する確率が少し増えるかな」

  と考えるのが普通だ。「助け合い」なんてしたら、自殺行為だからね。

 

  うちの塾生の子たちは、5分、10分でもムダにせずに単語帳を広げて覚える子ばかりだ。人を30分待たせても平気なおバカさんなど相手にできるわけがない。アポなしで訪問されても応対できるわけがない。

  非常識な人を相手にできるほど暇ではないんだよ。

 

  3歳の子供に「ガンをつけられた」と「踵おとし」をくらわせて殺した暴力団員がいた。190センチの体格の大男が3歳の子供を殺して

「我が人生に悔いなし」

  とほざいたそうだ。

  第百九十章

「あの子たち、みんな死ねばいいのに」(7)

 

  塾に、むかしはそんな愚か者が何人もいた。そして、塾から追い出すと

「オレの息子をバカ扱いするのか!」

  と怒鳴り込まれたこともある。親が親なら、子も子だ。

 

  受精するときに、DNAが突然おかしな組み合わせになることがある。ありえない組み合わせで、とんでもない凶暴な人間や、とんでもないタワケが生まれる確率をゼロにできないわけだから、対応を考えるしかない。

 

  今のところ、どうしようもない人間はひっ捕まえて刑務所に放り込んでおくか、死刑にして抹殺することになっている。遺伝子の研究が進めば、ろくでなしの遺伝子が解明されるかもしれないが、人類生き残りには必要な遺伝子かもしれない。消滅はさせられないだろう。

 

  人生とは、こういう混沌、予測不能の、不条理な世界だと認めるべき。そうだとすると、学校で極悪人と天才的な頭脳を持つ子を強制的に同じ教室に詰め込む現行方式の愚かさが分かる。

 

  ハーバードだって、京大だって、誰彼みさかいなしに入学などさせない。それなりの人たちばかりで切磋琢磨させないと勉強や研究など進むわけがない。受験指導していて思うのは、

「なんで排除の論理を非難するのか」

  ということ。

 

「1人残らず救う。絶対に見捨てない」

  なんて綺麗ごとは、いつも真面目な子たちの犠牲の上に成り立つ。

「なんでバカのために、まともな子が犠牲にならなければならないのか」

  そこに気づいた人たちは、経済的に余裕があれば私立に逃げている。

 

  せめて、クラブ活動は自由化すべきだろう。そうでないと、まともな子たちが救われない。

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