高木教育センターのありふれた日々(20)

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「自分ではなくて、生徒がすぐれた子、つまり合格実績かも」

  と、思い京都大学受験生専用の通信添削講座を始めた。3年経って、京大医学部2名、阪大医学部、名大医学部に合格者が出始めて、少し状況が変わってきた。塾のホームページの訪問者が増え始めたのだ。

  時間経過の効果かもしれないし、今までやってきたことの相乗効果かもしれないが、いずれにしても「英検1級」「京都大学」といった知名度の高いものを利用しないと私のような無名の人は浮かび上がれないらしい。

  つまり、同じ1時間の指導でも「普通の子」を教えていたら永久に知名度が上がらない。ところが、「京大医学部」受験生を教えていたら知名度が上がるらしい。そうしないと生き残れないのなら選択の余地がない。

  よく芸能人が90分ほど話をすると40万円の講演料とか聞くが、それは2000円の入場料なら会場費を込みで250人から300人を集める必要があるということだ。やはり、地方では無理。

  でも、都会でいいから300人以上の人を受験関係の話で集まるには全国的な知名度が必要だろう。今の自分では無理だ。

 

 

 

クラウド・ファンディング(Crowdfunding)

      =まもなく開始となります=

      Itwill start soon.

↓ ご支援いただける方は、このサイトをごらん下さい。

↓ Anybodywho can help me, please visit the site below.

https://readyfor.jp/projects/7271

  名古屋の大規模塾に勤務している時に、腕の良い講師は本部に常駐させて支部教室は新人や問題講師を派遣している経営姿勢に憤りを感じました。それで、故郷に戻り自分の塾を開設して受験指導を行ってきました。

When I was workingfor a big private cram school, I knew good teachers always stayed at aheadquarter and not good teachers were sent to branch schools, which made mefeel bad.  So I came home and started myown school in my hometown.

 

  すると、やはりここ三重県も高校生を指導できる塾が近辺に見当たらないために往復3時間もかかる名古屋の河合塾に通う生徒がいました。通信添削を始めたら、北海道から鹿児島まで生徒が集まってくれました。

   Then I knew we had no private school whichaccept senior high school students or teachers who could teach senior highlevel English and math. That is why some students went to Nagoya to attend theclass but it took them 3 hours

   That is one of reasons why some studentsmake use of my school’s correspondent course. They are now from Hokkaido to Kyushu.

  

  メールを交換するうちに、新幹線を使って往復三時間の距離の予備校に通う子もいることが分かりました。地方には京都大学や旧帝を受験したい子のための予備校や塾がありません。

   Exchanging mails, I knewsome go to the nearest cram school using Shinkansen.  We need such schools in local areas.  We have good schools in local areas, too.

 

  それで、Z会のような通信添削を利用する子が多い。ところが、通信添削では

「なぜ、この英作文が減点されたのか添削者に直接尋ねたい」

「Z会の問題ではなくて、過去問の添削をして欲しい」

  という願いはかなえられません。

  The biggest correspondentcourse Zkai is famous and many students who live in local areas.  However they say

“I’dlike to ask why my answer was not good.”

“Iwant them to check my composition using my own problem books.”

 

  これが、三重県の無名塾である当塾「高木教育センター」に依頼がくる理由だと思われます。しかし、そうなるとZ会のような巨大企業と競合することになってしまった。それにしては、ホームページが貧弱なので信用されません。

   This is why quite a few students make use ofmy correspondent course.  But this meansmy school has to compete with the big company like Zkai.  My school must have the better homepage.

 

  しかし、サイトを改修する費用を調べたら最低限の改修でも20万円以上かかることが分かりました。私はできるだけ生徒の方の負担を避けたいので、そのような費用を月謝を上げて賄うわけにはいきません。

  I asked how much I need to make my homepagebetter and the answer was over 200000 yen.  I don’t want to raise the tuition fee for thisproject.

 

  できるだけ安価で、地方に住む日本の未来を担う人材の手助けをしたいというのが私の願いです。賛同していただける方は、ご協力をお願いします。

  I’d like to help senior high school studentswho are ambitious living in local areas.

 

塾のホームページ

http://homepage2.nifty.com/takagi-kyoiku/

 

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