流れに任せて遊んでいたら、大好きなNYに住めるようになった話。#2 【乗り継ぎ時間60分!?北京空港で焦りまくる】

6 / 6 ページ

前話: 流れに任せて遊んでいたら、大好きなNYに住めるようになった話。#1














お 金 い る ん か い











「ムリムリムリ!」と弾けるように降りる私をおっちゃんは苦笑いで見つめる。



ったく。乗り換えのために来た中国のお金なんて持ってないよ!






走り去ろうとするおっちゃんに、「そういえば51ゲートってどこ?」と聞くと、「あっちだよ」と方向を教えてくれた。





ありがとう!じゃあ!とその場を離れようとするわたしに、おっちゃんがボソッと一言、「遠いよ」とつぶやいた。




















絶対乗らなかったの根にもってるなおっちゃん……














そこからは小走りを中走りに切り替えて51番ゲートへと急ぐ。本当に端の端までやってきたようだ。まだボーディングタイムはギリギリ過ぎておらず、何はともあれ、短い乗り継ぎ時間をなんとかクリアすることができた。









あとは14時間のフライトを経て、ニューヨークに行くだけ!入国の不安はまだあるけれど、それはまた、次の話。






つづく。


著者のTakagi Yukariさんに人生相談を申込む

著者のTakagi Yukariさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。