全部失った女子の幸せ探しinアメリカ1人旅~!!!

著者: Ma Na

入社して丁度3年目のこの日。

私は大好きな会社を退職しました。


楽しかったはずの仕事は、いつの間にかストレスでどんどん私が崩れて行った。

何故だか分からぬまま、3年目記念の日に退職したのだった。

悩みの長い勤続時間や人間関係すら越えて生き甲斐だった。いくらでもがんばれた!


でも私の気持ちとは裏腹に、

気付かぬうちに体は蝕まれていってた。

初歩的なミスばかり連発する毎日…。


原因がわからない事が1番悔しくて、仕事行って体調悪くても帰りたくないって大泣きした。


こんなにやりがいがある仕事に出逢えたのに何故思い通りに体が動かなくなっちゃったの?




「ストレスですね。」


え???…


仕事をこなせなくなってきていた数日後、

私は病院の扉を叩いていた。

そこで言われたこの一言。


「もうこれ以上、

今の仕事を続ける事は難しいでしょう」



頭ん中真っ白だった。

私の中でそれは絶対無い選択肢だったから。

「忙しかったから疲れてるだけだ。」と、

私はその後も仕事に行き続けた。



地獄の始まりだった。

それからの

自分がどんなだったかも覚えていない。


バリバリ仕事をしてた私が、

誰でも出来るような雑務しかやらせてもらえなくなってた。


ただ一つ覚えてる事は、その誰でも出来るような雑務すらこなせなくなっていた私が居たって事だけ。


もう限界だった。。。


朝から夜中まで働くのが当たり前の毎日。

社内の人間関係はごちゃごちゃ。

でも、営業先のお客様からはとても可愛がって貰っていた。嬉しかった。

毎日その感謝を返したい一心だった。


家には寝に帰る様な物だった。

そしてあっとゆう間に朝が来る。


その繰り返し。


これが、蝕まれてたストレスの原因だったなんて…!



私はいっぱい泣いて悩んで悩んで悩んで

辞表を出した。


色んな人から沢山声をかけて貰った。


「またいつか戻ってきて良いからねー!」

社長もそう言ってくれた。


大好きなお客様達からは

サプライズで寄せ書きを頂いた。


短い間だったのにこんな私を沢山の人が

可愛がってくれたんだ。ありがとう。

絶対忘れない!!

さようなら…☆


それからの私は、

しばらく自分の為に時間を使おう!

と、好きな事だけしかやらずに過ごした。


大好きなランニングや、

友達とのランチ。

仕事で出来なかったネイルや明るめヘアカラーもやったりして凄く充実してた!


仕事を辞めた後の私は、徐々に体調が良くなって行ってた。



「楽しんでるだけでいいのかな?」…

徐々に不安になってきてしまった日もあった。


それからは感情の波に乗れず苦悩の日々。

やりたい事より体調良くするために何か

やらなきゃ!に、フォーカスしてった。


どんどん道がそれてって

でも思いつめていって全部わからなくなって

自暴自棄にもなったし散々泣いたし。


でも思えば、こんなに自分の色んな気持ちを考えるの久しぶりだった気がする。

ずーっとそんなのは後回しだったから。


1番大切な事なのにね。。


そう気付いた瞬間、私は私を傷付けてきてたんだなぁって凄く頑張ってたんだねって、

ようやく自分で自分に「お疲れ様」って言えた。


こんなに頑張ってきたんだから!!


「自分にご褒美として1番したかった事をしよう!!!」


それはすぐに思い浮かんだ。

…15年前に封印してた夢だった。





























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