ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part1 ~永遠に罪が消えない『あの日』~

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普通のよくある恋愛話ではありません。



シュンはウツなのです。





とりあえず3人で話し合おうということになり後日

3人で話し会うことになりました。



ヒデも毎日顔を合わせる

同じバスケ部です。




雨が激しく降る日でした。



公園にシュンの彼女とヒデを呼び出し、

話を聞きました。




卒業したら付き合おうと思っていて、

ただ今は別れるべきではないと思っていると・・。



じゃあ、今はそうするしかないと、

その場はそれで落ち着きました。




なぜならこれ以上シュンが悪化したら

間違いなく

『死ぬ』

と思ったからです。






僕は家に帰って、

雨よりも激しく泣きました。




どうしたらいいか分からなかったのです。



一番いい方法が分からなかったのです。




シュンに言った方がいいのか、言わない方がいいのか

僕には一番いい方法が分かりませんでした。





それからしばらくして僕は友達みんなで

遊園地に行く計画を立てました。



みんな楽しみにしていて朝早起きして

遅刻しないように行こうと

ワクワクしながら計画を立てていたのに

当日の朝に事件は起こりました。



シュンから


「今日行けない。振られた。」

とメールが来たのです。




うわぁ・・・




僕は泣き崩れ、とりあえず友達みんなに

今日は中止と連絡し、

シュンには正直に言いました。



「ごめん、知ってた。けど言えなかった」

と。




そしたら、


「最低だね。もうだれも信じられなくなった。」


と返信が来ました。



今でもそのメールは鮮明に覚えています。



その日は生きてきた中で一番泣いて、

一番自分を責めた日になりました。




果たして一番良い方法はなんだったのでしょうか?


僕はどうしたら良かったんでしょうか?




誰も教えてくれる人がいませんでした。




その日からシュンには

完全にシャットアウトされました。

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