最近よくあるヤンキーがなぜか勉強する話

8 / 11 ページ

どんなもんなんやろうな〜と思っていましたが、

すごいことになりました。


英語 2点
数学 3点


全くわかりませんでした。


この点数を見て疑問に思う方がいるでしょう。

センター試験は4択のマーク式の問題なので、

適当に答えても2割ぐらいは取れるでしょう。


しかし私の場合

英語は最初のアクセント問題の1問、

数学は適当に書いた数字が1問だけ当たっていました。

私は運にも見放されていました。


けれどもこんな点数を取っても

落ち込むことはありませんでした。


中学2年から高校2年まで

勉強もしないでずっと遊んできましたから、

当然の結果だと素直に受け入れました。


私が落ち込まなかった理由がもう一つあります。



ここから塾に入って私に友達ができた時に戻って

話を進めていきます。



彼は普通科の高校に通っていました。

なぜか彼は私のことを知っていました。(悪い噂でですが。笑)

彼の通っている高校に私の中学校の友人がいました。


塾の友人
おい!俺の塾に”ながれお”ってやつが入ってきたぞ
中学校の友人
マジで。

そんな話をしたと中学校の友人と

電話で話しました。



次の日私は、塾が終わり帰る時に彼に話しかけました。



すっかり意気投合し、とても仲良くなりました。

しかも同じ大学を目指していました。


次の日からも毎日のように一緒に帰りいろんな話をしました。



塾の休憩時間には一緒にタバコを吸いに行くという習慣もできていました。




そんな時、塾で話したこともない先生が

私と友人で話しているところへやってきました。

(教室には私と友人しかいなかったため話をしていました。)


塾の先生は昔のことを話してくれました。


塾の先生
先生も昔はあなたのようだった。



私と同じく、高校3年から勉強を初め大阪の国公立大学に合格したんだよと

話してくれました。


受験勉強を始める前は、日々バンドに熱を注いでいたそうです。

しかしこのままではダメだと思い

大学受験をすることに決めたそうです。

バンドの道具を売って、そのお金で教材を買って勉強したそうです。

受験を機にタバコもやめて、毎日20時間以上も勉強をしていたと聞かされました。


それと塾の先生も私と同じように

最初は全く勉強ができなかったようです。センター試験の点数も私とそんなに変わらないほどでした。

塾の先生
自分がやった分、結果はついてくる
それまで、ひたすらがんばれ


そう言われました。



私は先生のおかげで

センター試験の過去問の点に落ち込むことなく

頑張ればいつかセンター試験の点が取れるようになるんだと教わりました。



先生の話を聞いた後、

友人といつものように

塾の裏へタバコを吸いに行きました。



この一本で俺タバコやめるわ
友人
じゃー俺もやめる!
ほんなら吸ったら坊主な?笑
友人
ゆーたんぞ?

そう言って、ポケットの残りのタバコとライターをすぐそばの川は投げ捨てました。



数日後、

友人からタバコの匂いがプンプンしました。




お前吸ったろ?
友人
うん。ごめん
坊主な
友人
次吸ったら絶対するけ、今回は勘弁!!

今回は見逃しました。




それでも数日後

また同じようにタバコの匂いがしました。


お前坊主な
友人
わかった丸めてくる


どど〜ん。



しっかりと丸まってました。笑


これで安心と思いきや

彼は今後受験が終わるまでタバコをやめませんでした。笑





話を戻しまして、

塾の先生の話を聞いた私は、

著者のTomoya Nagareoさんに人生相談を申込む

著者のTomoya Nagareoさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。