第二回 記憶の扉 ~思い起こせば~

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著者: Kanamori Junki

2009年、 Yahoo Blog の記憶の扉



脳脊髄が破壊されて





思い起こせば





脳脊髄が破壊されてベットで寝たきりだった。





麻痺で





自分を





認知することも出来なかった。





あの時





天井をぼんやり眺めていた。










幻覚を見ていた。





今でも





断片的な





記憶がある。





体は、動かなかった。





うっすらと





時々





目を見開くだけだった。





時もなく





生の





実感もなく





目に映るものが





歪み





動き




幻覚



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