【合格体験記】学年最下位から全国模試で1位になって京都大学に合格した話

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ともかく、あまり意味の無いカンニング対策を施された状態で、


試験がスタートしました。








国語、数学、英語…




これまでやってきたことを出し尽くし、


2時間、問題と戦いました。


「なにとぞ受からせてください!」


という想いを載せた答案を提出しました。




多分、手汗で重くなっただけだと思いますが、


提出する時には、紙の答案から少し重量感を感じました。








そして、2日目。


最後の科目、日本史。




問題に取り組んでいると、


次のような問題がありました。




「1957年には茨城県【??】村に日本原子力研究所の研究炉が設置され…」




この問題は、中学でも高校でも予備校でも、


日本史の授業では習ったことのない知識でした。




なので、本当は分かるはずの無い問題です。






しかしーーー




どこかから「東海村」という声が聞こえました。






なぜか、知らないはずの問題が分かりました。


これを幻聴と言うか、神の声と呼ぶかは、人によると思いますが……




たしかに「東海村」だという声がしたのです。






そして、この瞬間に


「あ、合格したな…」


と思いました。




神が、背中を押してくれた気がしました。


(この経験から、僕は20代のクセに信心深いです。


僕は神社にしばしば参拝し、かならずお札を買うことにしていますし、


占いも信じています。)






試験は終了。


疲労感と満足感、達成感で満ちていました。




ホテルに帰る前に、折田先生像を見たのですが、


大して面白くなかったのだけが残念でした。








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