【合格体験記】学年最下位から全国模試で1位になって京都大学に合格した話

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いわば、「勝負パンツ」だったので…








試験会場に入ると、頭良さそうな人がいっぱいいました。




僕は女好きなのと、


あと緊張をほぐすため、


「かわいい女の子いないかな~」


と探していました。




僕の受験番号は「0003」


僕の座席は、前から3列目の右端にありました。






そして、僕の2つ前の席。


つまり受験番号「0001」の人が、スゴかった。


今でも鮮明に覚えています。




受験番号「0001」の人は、女の子だったのですが、


とくにカワイイわけでもなく、特徴が無いのが特徴といったルックスでした。




ただ、気迫がやばかった。




「周りの受験生を目で殺せるなら殺すぞ!」


という空気があった。




実際、その女の子の後ろの席の人、


つまり受験番号「0002」の男の子は、


ちょっとプルプル震えていました。



(「0003」番の僕は、プルプル震えている「0002」番の人を見て


少し面白くてニヤニヤしていました)









試験が始まりました。




僕が受験した年は、前年にカンニング事件があったこともあり、


異様にカンニング対策が厳しかったです。






僕は「Zi」と書かれた目薬を使用していたのですが、


試験監督がやってきて、目薬の裏面にシールを貼っていきました。




目薬のウラには「○○酸~~」などと言った薬品名が書いてあったため、


その薬品名をカンニングしないようにといった意図で、


真っ白のシールを目薬に貼って薬品名が見えないようにしたのです。






その5分後、別の試験監督がやってきて、


さらに目薬の表面にシールを貼っていきました。




しかし、たしかに目薬のウラには薬品名が書いてあったのですが、


オモテには商品名「Zi」としか書いていません。




アルファベットの「Z」と「i」をカンニングしないといけないような人は、


そもそも京大を受けないと思うんですが……






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