【合格体験記】学年最下位から全国模試で1位になって京都大学に合格した話

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だいたい、予備校が午前9時ころからスタートし、


16時ぐらいまで予備校で勉強。


寮に帰って、18時頃に夕ご飯。


風呂に入って、20時から夜12時まで自習室で勉強する…


という毎日でした。




夜12時で勉強を終わりにしていたのは、


その時間に寮の自習室が閉まるから。






寮の自習室は夜12時になると60歳ぐらいの寮長がやってきて


「お前ら、閉めるぞ~」


と言って、自習室を閉めに来るのです。


が、カギを閉めるわけではないことに9月ころ気がつきました。




つまり、


夜12時になり、1度寮長がやってきて、自習室から生徒を帰した後も、


自習室が解放されていたのです。




僕は自習室から夜12時に追い出された後、


一旦自分の部屋に帰り、英文法問題集『NextStage』と筆箱を持って再び自習室に行き、


夜2時まで勉強していました。




夜2時の寮は全くの暗闇で、


自分の部屋から寮の自習室までの廊下や階段は、


まるでバイオハザードをやっているかのようでした。




そんなこんなで1日の勉強時間は最大15時間程度。


睡眠時間は3時間半でした。






ハードな勉強を続けた結果は、確実に出てきました。






秋から冬になろうとしていたある日、


代ゼミの京大模試の結果が返ってきました。




試験結果が入った封筒が郵便受けに投函されており、


自室に帰るまで待ち切れず、


寮のエレベーターの中で成績表が入った封筒を開けました。


試験結果「順位 1位」






「…ファッ?!」


と変な声が出ました。


同じエレベーターに乗っていた他の寮生が不審者を見るような眼で僕をチラチラ見てきました。






僕は京大模試で全国一位を取ったのです。


(まあ、代ゼミなので分母が少ないんですが…笑)




「全国1位を取った!!!」


これは大きな自信になりました。






しかし、去年受験をナメて失敗した人間。


全国1位の結果が出た後も、


「ここでナメてはいけない!」と、


ハードな勉強をつづけました。



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