子どもの日本語上達のために私がやったこと① 小4まで

うちの子どもたちは、フランス人とのハーフで既に成人しています。


出会った日本人の方々、特にお子様のいる方からはいつも同じ質問を受けています。


「日本語すごく上手ね。」

「どうやったらそんなに上手になるの?」


母である私もよく言われます。


「お子さんたち、日本語ペラペラですね。」

「羨ましいです。」

「どうやったら子どもを勉強する気にさせれますか?」




なので、実際に私が行ってきたことをお話したいと思います。


年少〜小学校低学年


子どもが小さいうちは親と一緒にいる時間がたくさんあります。学校以外は自宅にいる時間も長いと思います。


その頃に行っていたことは、


・日本語の動画を見る。
・通信教育を受講する。

・絵本の読み聞かせをする。

・同年齢のお子様と日本語で遊ばせる。


など。

どれもみなさんが思いつくことばかりだと思います。


詳細は割愛しますが、これらは数回だけ行えば効果が出るというものではありません。


毎回5分、10分という時間をコツコツと積み重ねる、何年も何年も積み重ねることで始めて効果が出てきます。それらがどれだけ役に立っていたかは5年後10年後でないとわからないと思います。


それを信じて、毎回ほんの少しの時間でもできるだけ一緒に遊び、日本語に触れさせていました。ただ絵本の読み聞かせは私があまり好きなことではなかったので、他のご家庭と比べると極端に少なかったと思います。(汗)


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10歳直前、家庭教師である私の葛藤


日本語補習校には通っていなかったので、メインのお勉強は通信教育。


かわいいキャラクターと一緒にお勉強するタイプは小3の前半までは楽しく取り組むことができましたが、小4になると極端に難しくなりました。ボキャブラリーは日常をフランスの学校で過ごす子どもたちには難しいものとなりました。理科で「葉緑素」と言われても、親の私も辞書がないと説明できない。社会も地方の特徴などが多くなり、地理用語なんて全然覚えられない!


せめて国語だけでもと頑張りましたが、文章問題は子どもたちが興味を持つようなものはぐんと減ってしまいました。その上、問題文の意味すら読めなくなりました。


例えば

「主人公は○○をした後△△をしました。それは何故でしょうか?あてはまる部分に線を引いてください」


この文章の意味がわからないのです。問題文の意味がわからないので何を答えたらいいのかもさっぱりわからない。


私がその文章を「読み上げた」だけで理解できるならまだいいほうで、問題文そのものにも解説を加えないといけなくなりました。


時々ならいいですが、ほぼ全部がそんな感じでした。



何でわかってくれないの?

この前もおんなじ言葉教えたじゃん!

もっと集中して覚えてよ!

やらないといけないことはまだこんなにあるんだよ!


そんな気持ちで一杯になるのに時間はかかりませんでした。


その教材はEMSで送られて来ていたので、日本で受講するより3倍ほどの経費がかかっています。


これ、めっちゃ高いんだよ!

無駄にしないでよ!


子どもたちには申し訳ないと思いつつも、私も感情が抑えきれませんでした。そして何度も落ち込みました。



さらに言うと、このお勉強は「学校の昼休み中」に行っていました。


うちの子どもたちが通う小学校では食堂に限りがあり、共働きのご家庭の子どもしか入れませんでした。我が家は10分のところにあったので昼食は家で食べていました。お昼休みは2時間。迎えに行って、ご飯を食べて、日本語の勉強をして、また学校に行く。


その貴重な休み時間に、子どもたちも意味がほとんどわからない通信教育に取り組み、しかも私はイライラしている。


すごい悪循環。精神的に全く良くありませんでした。(汗)



「こんな状態で子どもに日本語を教え続けるのは、子どものためになってない。そもそも私自身に良くない!!」


自分でそう気づくのに一年程かかりました。(汗)



そして私は全てを止めました。


続き:https://storys.jp/story/28734/read


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