偏差値30台から、4年浪人して獣医学科に入学した話 第10回

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バカみたいに繰り返す

本当に、バカみたいに繰り返しました。
真っ黒になっていく問題集。汚して、なんぼの世界。
○: 確信を持って答えた問題
△:あやふや・ちょっと考えた
×: ダメ
シビアに分類していきました。
次の日は、前の日にやったところを必ずやり直し。たとえ前日、○がついていても偶然覚えていたとかもあるわけで、少しでもダメなものはバツにした。
こんなことを「スピード重視」で、ストップウオッチを片手にやっていました。タイムプレッシャーですね。。。
間違えても、「気にしない」「こだわらない」。
間違える、点数が悪い=だめだ~~~~
と解釈するよりも、
間違える場所がある=ラッキー、こんだけ覚えたらこれだけの点数fが伸びる!!!すごい。このページを全部覚えたらこんなに点数アップできる!!!
本当に、単純な頭で良かったと思うほど、前向きにやってました。
前向きになれたのは、「結果が出始めたから」です。これがなかったら、やっていることに意味があるのか?のカオスに飲み込まれていたと思います。
ありがたいことに、努力した分は確実に点数として反映してきていました。

どんなに、どんなに努力しても「全く覚えられない」「チンプンカンプン」な問題は必ずあります。
これについては、「あっさり切り捨てる」ことにしました。私にとって、時間の無駄に思えたのです。「もしもテストに出たらどうしよう。。。」という不安はあったのですが、反対に「出ない可能性」もあるのです。
100点を取ると気持ちがいいですが、こんなレアケースを狙うよりも「確実に合格可能点をたたき出す」方にかけました。

① 間違えることにこだわらない
② スピード重視
③ 繰り返す
④ 覚えられないものは捨てる

こんなやり方で、「駿台文庫 英文法頻出問題演習」は、スピード重視で川の流れのようにやり、1日に本半分は必ず「解き読み」していました。
「解き読み」:書かないで読みながら解くこと。私が勝手につけたやり方なのですが、英語は話し言葉なので、真面目に書いてやるよりも口に出して口に覚えさせていました。日本語を考えないでしゃべるのと同じで、変なフレーズや喋っていて?????と思うものは、文法がおかしかったり勘違いのものが多いような気がします。このやり方は、私に向いていて0点行進だった英文法が毎回全問正解の完全に得点源になりました。

今の問題集(特に高等学校)は、問題と解答集の厚みがほぼ半分です。それじゃないと、使えないし自主勉しにくいからなのですが、私が受験生の時は不親切な問題集が多かったのです。
得に数学で、本当に答えのみしか書いていないペラッペらの解答集は困りました。わからんのに、答えのみしかなくて途中が書いてない。。。。。
ということで、問題集を探す時は、「解答が問題よりも多いもの」を探しました。
・駿台文庫
・河合塾
・代ゼミ
この有名どころのものは、問題:解答=2:8みたいな構成のものが多く本当に助かりました。
そしてお勧めするのは、問題集を解体すること。
今の問題集は解答集が別冊になっているものが多いですが、一緒に製本してある場合は迷いなく解答部分をちぎりましょう。いつでも、気持ちよく開ける状態にしないと、チラチラ見ないといけなくなります。これも、私にとって時間の無駄でした。
問題集部分も、第1章・第2章・・・・・全部ばらしました。
最終的にどうするか?
自分が苦手な部分と余裕な部分に分けて持ち歩いていました。
自分の問題集です。本は大切にしないといけないのですが、あえて解体しました。
これも、私の快進撃を手伝ってくれました。

次回第11回は偏差値28だった数学。。。。赤点の半分の青点をとっていた私が、京都大学クラスの数学までなんとか解けるようになったやり方を書きます。




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