一本の映画を撮るように、人生をプロデュースする話。(第5章:就職と抑鬱状態 編)

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コレだ!!

ブレインストーミング・・

略して、”ブレスト”​


勉強をスポーツ感覚で頑張る塾。

勉強を楽しく本気で、バランスも考えながら頑張る塾。​

社会に出た時の頼もしさやたくましさを育てる塾。

目標に向かって頑張った経験を財産にする塾。


"Studying is like Sports!!"
〜勉強はスポーツだ!!〜


進学塾ブレスト誕生の瞬間だった。


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純朴で疑うことを知らないバカ真面目な田舎者ほど、
競争社会の餌食にされる。

田舎で育ち、ずっと田舎で暮らし、
競争がない一生安定した生活が保証されるのであれば問題は少ないかもしれない。

が、しかし。


多くの若者がそうなるとは限らない。

将来、全国や世界を舞台に活躍する者もいるだろう。

若いうちから、

競争に慣れること、
競争を楽しむこと、
自分の考えを主張し発信していくことなどを教えなければ、

オレみたいにぶっ壊れるやつが出てくるかもしれない。


社会に出た時に”自分の力でメシを食っていける方法”

オレはオマエに伝えることが出来る。


No,1も味わった。
地獄も味わった。


オレは負けたのか?

いや、


一瞬、劣勢な時期があっただけだ。


”楽しみながら勝つまでやれ!”


そうしたら、絶対に負けないことを、オレはオマエに教えることが出来る。


心配するな!

負けてもいいんだぜ。

そこから学びとるモノがあったら、それはオマエの財産だ。


その財産を手元に、もう一度、態勢を立て直して、

次を勝ち取りに行け!


”死ぬ”とか言うな。​


試合終了のゴングは自分で鳴らすな。


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お世話になった会社に辞表を提出。

部長、課長、校長、講師、スタッフの皆さまからは、仕事の”いろは”
を教えていただいた。

感謝しても感謝しきれないくらい、いろんなモノを授かった。



そして本社へ行き、

社長に最後のご挨拶をさせていただいた。


「お力になれず申し訳ございませんでした。この塾が大好きでした。」

と素直な気持ちを述べた。


社長は力強く、いつものように握手をしてくださった。​

小学生対象の起業家育成合宿の夜は、お供した3人のスタッフに、
手品を披露してくださった。


人を楽しませることが好きで、スポーツマンな社長は、オレの憧れの人だった。


社長室から出ようとした時、
御守りにと、キーホルダーを頂いた。

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