セロトニン日記(週21時間だけ働き、数社の会社を世界中の隅々から 操り、毎日、トロピカルビーチで家族とノンビリ する極上の暮らしを手に入れたMr.Mの愉快な 物語)

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著者: 河本 真
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”第1話  一瞬で成功者の年収を査定する極意”
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河本です、

最近、学生の子からよく相談される機会があり、昔をたまに思い出す。

僕はドロップアウト組だ。

「自主卒業」という用語を作って、カッコよく
辞めたのを今でも覚えているし、退学届けを
提出した日に、311の震災が起きたのはもはや奇跡に近い。

当時、大丈夫なの?と何名もの友人やに
心配されたが、今はなぜか僕が心配する
立場になってしまった。

起業することは、今でこそブームに
なりつつあるが、当時もまだ少なかったので
確実に変人だったしアウェイだった。

大学を辞めようと思ったキッカケは
違和感だけだった。

大学に入って即感じた。

「自由に何でもできる。」

というイメージの大学生だったが、その真の意味での
自由を運用しているセンスのいい大学生が
いなかったのだ。

だから、当時、たまたま友人から紹介された
mixiでひたすら自分がカッコイイと思える
先輩に出会うようにした。

理由は分からないが、おそらく、人生の
サンプルを求めていたのだと思う。

この経験は間違いなく、今振り返ると
僕にとって大きな決断の糧になっている。

なぜなら、たくさんの人生のサンプルや
イメージが知ることが出来てきたからだ。

A面とB面知れたのもこの頃だ。

そして、成功やビジネスという結果を
複合的に見ることが出来、その人生の
ポジションもなんとなく理解できた。

こういう風にいくと、こうなるんだなー。

というイメージがたくさんできたので、
自分のチョイスを間違えなくなったし
優先順位が見えた。

だいたいの大きな問題の根源は、家族関係。

または、人間関係だということもわかった。

やはり、身近な人間関係に問題がある人は
嘘をつくし、一時的にはよく見えても、
時間軸を重ねる度に、その方の矛盾に気づくようになる。

思考と行動と感情が一致していないのだ。

実は、これは本人がイチバン苦しい状態。

僕は、人と会った時に、その方の無意識時の表情
をよく観察する(上記を知りたいからである)。

巧みなトークは、アウトプット数に比例するので、
あまりそこに価値は置かない。大事なのは、その
裏側にある部分だ。

職業柄、たくさんの方に会っている人は、
なんちゃって笑顔が自然に出てしまうし、
言葉が先行して、対して思っていないのに、
それなりのことを話してしまう。

なので、僕は待ち合わせ場所でその方に
会う前に、遠くからその方の表情などを観察
していたし、その言語化された情報の裏側に
ある部分をつねに見るようにしていた。

こうやって書くと、アクドイ奴に思われるかも
しれないが、これは護身術であり、無一文な
もみあげが濃い大学生だった僕が僕である
ために学んだ教訓だ。

当たり前だが、完璧な人などいないことも
理解できたし、幸せとは、お金だけでは
ないことも理解できた。

また、年収ステージ毎のパターンもわかることが
できたし、コミュ二ケーションの仕方で、
その方の大よそも理解できるようになった。

年収1000万〜3000万ぐらいのステージの方は
それなりに、自己承認欲が埋まっていない場合が
多く、自己顕示欲が強い。

なので「俺が!」や「自分は」という焦点が
自分にあたった会話が多いし、そのような会話が
大好きである。

見栄えも派手だし、いいように思われたいと思う
行動をする。

これ以上になると、またちょっと違う。

特に億以上とっている人は、至って普通の方が多い。

なので、一見分からない。

いや、正確にいうとそれなりに普通にしていているのだ。

この理由は、ボクもビジネスを始めて途中で気づくが

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