暮らし自体を仕事にしてしまう4人家族の父ちゃんの挑戦

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「そりゃストレスたまるよ。
だけど忙しいんだから、人生そんなもんなんだから、しょうがないだろ」
と言って平然としていられる人もまた、多くはないと思います。

それじゃあ、自立的暮らしをするためにはどうするの?
それに必要な考えを、
パーマカルチャー研究所では一言でまとめました。

ずばり、

「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」

です。

この言葉は、「遊」びも仕事(遊暮働学の「働」くこと)も「学」びも、
全部「暮」らしの中にある、
だから究極的には、ただ暮らしていればそれでいい、

そういう考えです。

現代社会を考えてみると、

暮らすためにはお金が必要。

だから、
いい高校、いい大学、いい会社に入って、
そこでいい給料をもらって、そのお金で暮らしていかなければいけない。

そのためには教育にもお金がかかります。

がんばって勉強していい会社に入っても、
待っているのは過剰なストレス。
そのため、仕事の後や休日にはストレスを発散するため、
またお金をたくさん使います。

こうして、終わりのない多忙な日々が続いていきます。

だけど遊暮働学では、
タイのパーマカルチャー村がそうであったように、

暮らしていることそれ自体が、仕事であり、学びであり、遊びなんです。

例えば、暮らしに必要な小屋を家族で作ります。
小屋を作るという仕事をしながら、
子どももそれを見て自ら学び、
また、それは自分たちのペースでできるから、
遊ぶようにその仕事をできるんです。

暮らしのあらゆる部分をそうやって過ごすことで、
ただ暮らしていれば暮らしが成り立つというような、
夢のようなことが成り立ちます。

夢のようなと言いましたが、貨幣経済が発達する前は、
きっとそのような暮らしは当たり前だったのでしょう。

このような暮らしを、現代の貨幣経済システムの中であっても
並列的に、バランスを取りながら実現してしまい、
日々を穏やかに過ごす新しいライフスタイル、

「遊暮働学」

を実現する方法を、
パーマカルチャー研究所では実践的に研究をし、
情報を発信していきます。

遊暮働学で、自立的暮らしを実現しましょう!

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