盛りガール 自己主張はとても大切な話

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著者: 遠藤 友紀

「ゆきってもりガールだよね!あ、今流行っている森ガールじゃなくて

話を盛るの盛りガールね!」

 

高校時代に言われた言葉である。

 

森ガールとは

「森と合うようなゆるい恰好」

2010年頃に流行っていた記憶がある。

 

話を盛っているつもりはなかったけど

楽しんでもらいたいという

おもてなし心が悲しいながらもそう誤解されたのかもしれない。

 

それか伝えたいことをアピールし過ぎるという

自己主張の強さが問題だったのかもしれない。

 

社会人になってから命名主に「盛りガールって言ってたよね~」と

話してみたところ

「ええ?そんなこと言ったけ?」

とのこと。

 

そのため由来の真相は闇の中であるが

私は盛りガールなのか、そもそも盛りガールはいいことなのかは置いといて

自己主張=発信が大切だということ痛感している今日この頃。

 

私の3つの経験を踏まえて、発信すると具体的にどんないいことがあったのかをお伝えすることで、思っていることややりたいことの発信という行動に踏み出せない人の後押しになればいいなと思って記事を書きました。

 

┃交換留学での経験@オーストラリア

 

高校受験ぶりに猛勉強をして、(夏休み期間毎日10時間)

大学3年次に交換留学を何とか勝ち取った私。

 

フィリピンに2か月語学留学をしていた経験もあり

なんとかなるだろうと、ずいぶんお気楽に留学を始めたけど

全然英語が伝わらない・・・

 

今まで日本人のアクセントに慣れた

外国人としか話してこなかったため

アクセントに対する意識が低かったからだ。

 

聞き返され、もう一度話しても

やっぱり伝わらない。

申し訳なさを感じた私はとりあえず笑顔で

Yeah や Wowなどの

合いの手だけを入れるようになってしまっていた。

 

しかし、せっかくの1年間の留学。

ここでできなくては一生英語が出来るようにならないと

日記をつけていて感じ、思い切って話そうと決心した。

 

決心の理由は様々あるが、実は周りの人の発言を聞いて

「実はたいしたこといっていないじゃん!」と吹っ切れたという理由も大きい。

 

聞き返される経験を繰り替えることで、発音や文法にコンプレックスを抱えており

 

「正しいことを言わなきゃ」

「いいことを発言しなきゃ」

 

という思い込みを強めた自分。自分の頭の中で何度も発言内容のシミュレーションをしている内に友達との会話のトピックや、授業中の先生の問いは

別のことに移ってしまうことが多々あった。

 

しかも少し余裕が出てきてシミュレーションの時間も短くなり

よくよく他人の発言を聞いてみると

ぜんぜん大したこと言ってない。笑

 

それに気づいてからというもの

ディスカッションの場や集団での会話の時などで

(一旦流れを遮ってしまうことも多々あったものの。笑)

思ったことや疑問を出来るだけ発言するようになった。

 

印象的だったのが、本当に簡単な質問をしただけなのに

 

「質問をしてくれて、興味を持ってくれて嬉しい。

今まではYukiがどう思っているのか全然わからなかったから。」

と言われた。

 

「こんなこと質問して時間の無駄じゃないかな」

「馬鹿だと思われるかな」

 

って思ってた自分に

「過剰に相手の反応を気にして、がんじがらめにしているのは自分自身だよ」

って伝えたいなってすごく思った。

 

勿論、悪い反応が返ってくるときもある。

今は営業職をしているので、お客さんに邪見にされたりもする。

(辛い。。。)

 

でも自分で思ってもみなかったような

反応が返ってくることもある。

(嬉しい。。。!)

 

発言したり、自分で行動したりすることで

良くも悪くも変化がある楽しい人生になるのだなと思う。

 

┃やりたいことの発信 On Face Book

「ゼロイチ女子」という6週間で自分のやりたいことをみつけ

実行までをする、「グローバルシェイパーズ」という団体主催の

6週間のプログラムに参加したことがある。

 

そのコンテンツの1つに

自分のやりたいことをやって輝いている3人との

パネルディスカッションがあった。

 

そのうちの1人にはとても共感ができた。

 

世間で良いと言われているから偏差値の高い大学に入り

世間で良いと言われているから大手企業に入社し

果たして自分ってこれでいいんだっけとふと思ったという。

 

その彼は自分のやりたいことを見つめ直して

退職して道を切り開いていっていた。

 

何かそういった講演に出演する人に対しては

自分とは違う世界の人のように

感じていたこともあって

今まではあまり共感できなかったが

彼は正直で、身近に居そうで

すごく共感したし、勝手に親近感が湧いた。

 

でもファーストキャリアまでは、世間で良いと言われている道、

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