SpoonゆっきーのシチュエーションCASTできゅん!してもっと愛せよ、恋せよ!女性はときめくことで綺麗でい続けられる。疑似恋愛の話。
Spoonには、YouTube広告に声で出演もしているゆっきー!というイケボさんがいます。
広告を聴くと、花より男子の花沢類のような、低くて甘い声で囁くようなセリフを吐くのですが、
配信している枠にいくと、底抜けに明るくて、花より男子比喩すると、西門総二郎なんだよね。
チャラ男?!と思いかねない下ネタトークもするし、片っ端から女性は口説くのが礼儀だと思っていそうなことするし、太陽のように明るくて、暗い配信も愚痴配信もしているのを聴いたことがない。
あとは赤裸々に、過去も話す。自分の恋バナもする。まっすぐなのだ。嘘が嫌いなのか、もちろん話したら不味いことやリスナーが傷つくことは話さないし、控えたりしていて、フェミニストなのだ。
そのゆっきーのシチュエーションCASTは
雨の日、好きな女の子とたまたま雨宿りしているところが被るシーンから始まる。
彼は嬉しくて、一緒に傘に入ろうってその場で話しているのに、女の子はまるで聴いていない雰囲気。そう、誰かをみていて気づかない。自分に。その視点の先を追う、と。いるのだ、そこにも見知った男性が。
ああ、この子は、この男が好きなんだと瞬時に悟る。でもそれをぐっと感情を抑えて声を出す。
【この傘やるからあいつと行けよ】的な。
そのセリフがイヤホンから耳に流れた時に、電流が走った。どんな想いでそれを言っているのか、私にはわかる。私も片想いばかりしてきて、大好きな人に好きな人がいることが多くて。好きな人と両思いになる経験が少なかった。全くなかったわけじゃないけど、片想いが多かった。
だから、わかる。
どんな張り裂けそうな想いで、そのセリフを口にしたのか、わかるから胸がしめつけられて、涙がこみあげた。思い出したのだ、私の過去の片想いの感情を。
ゆっきーの演技力に、感動した。
そしてその彼は言うのだ。
【損な役回りだな】って。
うん。わかる。わかる。私もね、邪魔してやろうかなとか、私が奪えばいいかなとか。思うのよ。でも無理なの。
好きだから、大好きだからさ、大好きな人が誰を1番に好きで、誰を想っていて、わかりすぎてて、私じゃダメなんだって、わかるから、私も潔く身を引いてきた。
だから、それを数分のCASTの中で、声だけで表現していた。雨のSEも音量も降っている雨の量もいい。
Spoonの声のCASTの作品を聴いていて思うのは、編集だったり、演技力だったり声質だったり、
【声の作品】なのだ。それの好き嫌いは、あるだろう。刺さる刺さらないもあるし、企画なら運営さんや審査員の【好み】で選ばれる選ばれないもあるだろう。
だが、それを公開して沢山の人へ作品を出すことは、いい。声フェチからしたらありがとうございますだ。
【感情を感じ切ることによって昇華される過去のトラウマがある】ことを知りました。ありがとう。
とてもスッキリした。
CASTを聴いて。
みなさま、Spoonにきたら
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