朝、目が覚めると密室でした。

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次話: 朝、目が覚めると密室でした。 後編
著者: Shirabo Shirabo
つまり
呑んで呑んで呑んで
とんでとんでとんで
朝の目覚ましで目が覚めた月曜の朝5時
洋服も昨夜着たまま寝ている
大きくのびをして
大きくあくびする
昨夜酔ったものの早く床に就いたので
寝起きも良いし二日酔いもない
最高の朝だ!!!!
good morning!!!!
布団を出ると部屋はひんやりと冷たいが
なにせ気分が良いのでそれさえも心地よい。
作業服に着替え顔を洗い
コンタクトをつけようとするとケースに入っていない
気づけばコンタクトもつけたまま寝ていたようである
鏡でみると眼球にコンタクトがついている
まあそんなこともどうでもいい
なにせ気分が良いのだ
部屋のカーテンを開き、窓をあけた
すうっと冷たい外の空気が部屋の中に流れ込む
まるで風そのものも寒い外から暖かい部屋の中に
入りたかったかのようだ
朝5時過ぎの東京の空はまだ薄暗い。
空をみるのは大好きだ
このまま背中に翼が生えて
この窓から飛びたっていけたら
なんと素敵なのだろう
そんなことをぼんやりと思いながら
ふと時計をみると5時半になっている。
そろそろいかなければ
工具と安全帯をいれたリュックをからって(背負って)
部屋をで、
出れない!!!!!!!
ドアノブをまわしてもドアのロックが動かず
ドアノブだけが空回りしてしまう
回らない!!!

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