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【必ず失敗する合コン講座・2】 ~最初の自己紹介で躓くと最後まで中途半端になってしまう話~

前話: 【必ず失敗する合コン講座・1】~目的がバラバラな人達で集まっても何にも後には残らない話~
次話: 【必ず失敗する合コン講座・3】 ~見ていて心の底から「時間の浪費だな・・・」と思う合コンの過ごし方の話~

(1)みなさんは一度名前を聞いただけで絶対に忘れない自信はありますか?


この能力に絶対の自信を持っている人は、今回の話は読まなくてもいいかもしれません。

でも自分だけがそうであっても他の人は違うかもしれませんので、ちょっと読んでみて下さいね。


ちなみに接客業を10数年やっている私ですが、この「名前と顔を一度でメモリーする」という機能は備わっておりません。と言うかむしろ忘れやすい方ですね。

もしこんなアプリを自分にインストールできるなら、いくら課金することになっても構わないと思ってるくらいですから。

だから私は名前を聞いたら即座に胸元からメモ書きを取り出し、きっちりと記録しておくようにしています。



そしてもう一つ。


(2)みなさんは名前が分からない相手、または自分の名前すら覚えてくれていない相手と深い話ができますか?


私には完ッ全に無理ですね。

その場をもたせられればいいくらいの、上っ面だけの会話しかしないでしょう。



でも(1)にも(2)にも共通する解決策はあるんですよ?



簡単です。

「もう一回お名前聞かせてもらっていいですか?」

って聞けばいいだけの話です。


うんうん、こんなのは楽勝な話ですよね。さらっと聞いてしまえば済む話ですから。



・・・でも本当にそうでしょうか?


(写真にはあんまり意味はありませんw)


実際にみんなで自己紹介をし合って、そのあとに改めて名前を聞き出すのって実は意外と難易度高いと思うんですよね。

「こいつ話聞いてねーなー」なんて思われたくなくて言うに言い出せず、流れに身を任せて誰かがその人を名前で呼ぶのを待つことになったりとか。


どうでしょう。こんなシチュエーションに心当たりありませんか?


でも実際は改めて聞き直してもまったくと言っていいほど問題は無いんですよ。

これで場の雰囲気が壊れたり、それが原因で自分の評価が下がるケースなんて見たことありませんから。

だから基本的には名前が覚えられなかったら遠慮なくもう一度聞きましょう!でいいんです。

つまらないネガティブ発想は出世の妨げですよ。



それでも最初の自己紹介で舞い上がったり緊張したりで、異性側の名前が全部覚えられない!しかももう一度聞く勇気が無い!

・・・なーんて人がいないとも限りません。(というか大多数がそうだと思います)



だったらいっそのこと皆で「名札」をしちゃえばいいんじゃないですか?




昔、テレビでとんねるずが「ねるとん」とかいう集団合コンをやるって番組をやってたじゃないですか。

(ジェネレーションギャップで分からない人がいたら・・・調べて下さいw)

その番組では名札に名前と年齢(と職業もだったかな?)が書いてあって、向かい合うだけで最低限の自己紹介は済んでました。


これと同じ要領ですよ。

まぁ合コンだったら名前だけで十分ですから、年齢と職業までは入れなくていいと思いますけどね。

これをやれば常に名前を認識できるし、会話がスムーズになること請け合いですよ。



実際に私の店ではお節介にも合コン用の名札セットを用意しています。

まぁ提案しても恥ずかしがってやらないグループが多いですけどね(^ -^;)


でも名札を下げてやっている人たちと比較すると、会話のスムーズさは一目瞭然ですよ。

だってほとんどの人たちがちゃんと名前で呼び合って会話しているんですから。


逆に名札を断る人たちに限って会話で名前が出る頻度は極端に少なくなります。


・・・いや、これだとちょっと語弊がありますかね。

「同性グループ同士では名前で呼び合ってるけど、異性に対して名前が出ることが極端に少ない」が正しい表現でした。



冒頭でも触れましたが、名前を呼び合わない会話なんて意外と上っ面だけな印象になりがちですからね。


それに名前を呼ばれたらしっかりと向き合うしかないじゃないでしょう?

積極的に会話に参加して来ない人に対しても、名前をしっかり呼ぶことで話に参加させやすくもなります。


初対面だからこそ名前で呼び合うことは、実はかなり重要なファクターだったりするんですよ。

これは合コンに限らず、社会における最低限のマナーだと私は思ってますけどね。


接待で名刺を交換したらすぐに仕舞わずに卓上に置いておくでしょう?

名前をちゃんと呼んで会話をしないことがどれだけの失礼にあたるか、社会人の皆さんなら重々承知しているはずです。


合コンだって同じことですよ。

さすがに合コンで名刺交換というのも変ですので、その代わりに名札を各人で身に着けるってことに意味があるんです。



それに全員で名札を付けてると不思議な一体感が生まれる・・・かもしれませんよ。(これはちょっと自信無しw)

でもいつもとちょっと違った、イベント感が強まる結果にはなると思うんですよね。

この名札作戦、かなりオススメなんで考えてみる価値有りですよ。

「白紙のカード・名札・マジックペン」を用意すればいいだけですから。

全部100円ショップで揃いますよ。



だからと言って「合コンするなら名札は必須!」とまでは言いませんが、要は「名前を呼ぶ」ってことがそのくらい会話をする上で重要だと言いたいわけなんですよ。




だから名前の問題をクリアする為にはただボ~っと合コンに参加していてはダメです。


【1】
異性間でも名前で呼び合うことを意識すること!
そして同性グループだけにでもこのことを意識共有させること!


【2】
名前が分からなくなったら躊躇せずに改めて名前を聞き出すこと!
相手がうろ覚えなようなら自分から名前を伝え直すこと!


【3】
いっそのこと合コン用アイテムとして、参加者全員分の「名札」を用意する!



【1】と【2】は今後合コンをする時には必ず心掛けるようにしてくださいね。


【3】は・・・できればでいいですけど。



今回はこんな感じです。

拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回へ続きます。

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【必ず失敗する合コン講座・3】 ~見ていて心の底から「時間の浪費だな・・・」と思う合コンの過ごし方の話~
東京・恵比寿で「wafu dining bar 欒 -Lan-」って和食のお店を経営しています。
何か最近相談事を持ちかけられることが非常に多いです(笑)
http://r.gnavi.co.jp/ga8f200/

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手戸 雅仁

補足:出会いに関するパーティーの殆どは名札を付けないそうだ。なぜならば、本来男女との会話は特に瞳の奥を見つめ合いながらというのが理想的なのですが、名札を付けるとそこに視点が集中し、目を見て話さなくなるだけではなく、第一印象と名前を一致させるような工夫をさせる意味でも有効ということでこのような手法をとっているとのこと。
シッカリ目をみて話せば「名前もう一度教えてほしい」というサインを出してきますが、目を見て話さない人には「教えてくれなくて結構です!」というサインを投げかけてきますよね。
その際に気を付けるべきなのが目力。目力が弱い人は、自信なく映りますし、婚活の場では最初の3秒で門前払い→ドアクローズ→いくら頑張っても門をくぐれない・・・・結果は「残念でした。またの参加をお待ちしております」がお約束になります。
目力は普段どのくらい女性の方と会話しているか、どのくらい女性にボディランゲージをしているか・・・・で決まる。
女性経験がどれだけあるのかでも与える印象は大きく変わる。
童貞はすぐに目をそらすが、プレイボーイは槍のように鋭い眼光で見つめてきますよね。それとまた一緒ですね。
結論として名札がない場合が多いのは、アイコンタクトで引き寄せができるかも同時に試されているからだと言えます。

高橋 泰之

合コンの限られた時間、有意義に使うためには「名前で呼び合う」ということの大切さを知って下さい。

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