元いじめられっ子でオタクがスタイリストになれた訳

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 学校から帰ると泣きながらトイレに閉じこもる日もありました。


泣きながら、ただひっそりと親にバレないように少し泣いて、
自分の部屋に戻りました。

この頃の経験から、僕は人を批判することも非難もせずに、
人を認めるということを覚えたきっかけとなりました。


僕は元々自分が嫌いでした。





高校のときは真面目一筋で融通も聞かずに、
冗談も通じづらい人間でした。
声優さんを馬鹿にされて怒ったこともあります。

高校に入り起こったことで更に自分嫌いの気持ちが膨れ上がっていくことに。

1学期も半ば。6月ぐらいでしょうか。

僕自身がいじめられることになる最初のきっかけが生じました。

ひゆきは部活をサボって女と遊んでる

高校で野球部に入った僕は当時足が早かったのと、
先輩に好かれていたために、
楽しく過ごしていました。

「僕たちが都立でも甲子園に行くんだ」

同級生たちとよく話してました。
難しいと言われる都立高校からの甲子園を目指すことを。

そこで、僕自身にちょっとしたこと、アクシデントですかね。

肉離れを起こしてしまったのです。

中学時代から、怪我とは二人三脚で、よく行く病院の先生からは、

「ひゆき君のやりたい練習量に体が付いていかない」

そう言われていました。
、、、ストレッチ不足もあったんですけどね。たはは。


怪我をしたことで、部活には行かずに、
毎日放課後は治療やリハビリをしていました。

たまに部活に行くと先輩には話しかけられましたが、
なんとなく同級生からは話しかけられないようになっていました。

こちらから話かけても愛想笑いとかですね。
会話にはならなかった。

部活で一番仲良くしている子から言われた言葉が

「ひゆきは女と遊んで部活をサボっている」

そう周りが言っていると聞きました。
「まさか、そんなことは無いって」

そう、友人に返す言葉の反面、
内心はどんどん疎遠になっているチームメイトの態度も気になりました。

曲がったことが嫌いなので、怪我が治る前に部活を辞めました。

僕は部活を辞めました。

陰口を言う人とは甲子園には行けないと思ったから。

その後、僕のいなくなった野球部で同級生がやったことは、
全く同じ行動でした。

僕と一番仲が良かった子の悪口を言ったのです。

やがて彼も辞めました。

部活を辞めてからは平穏な日が続きました。
彼らはもちろん僕を無視し続けましたが、
平和な高校生活がおくれると思ったものです。


それも束の間で、トイレに入って泣く日が多くなることには、
まだまだ、予感すらしてませんでした。
とアニメっぽく一度締めてみます。


締めてみながら話を分けない笑
ここで小休止
ハーブティでも飲みながら続きをお読みください☆



進級したクラスで僕を待っていたのは、
野球部で僕を無視する人たちでした。

もう、この段階で察しが付いた人もいらっしゃるでしょう。

彼らとは完全に会話無しです。
ここまでなら良かったんですが、、、

スポーツ部はクラスでも目立ちますし、
他のスポーツ部との交流もあったり、
女子とも交流があるので、
簡単に僕の悪評が広がっていき、


クラスで仲間がいない男、ひゆきが誕生しました( ̄▽ ̄;)


友人はいたんですが、とにかく彼らが僕がいないときを見計らって、
友人に話しかけていたので、
気がつくと一人も多かったですね。
悪口だけではなく、無視もされたので。


仲の良かった人も途中で疎遠になってしまったので、
更に精神的にきつかった。

女子の一部にも僕の行動は笑われていました
(もちろん、一部の人は大丈夫でした。ホントに一部)


この時期は辛かったですね~。
でも他のクラスにも友人が居たので、なんとか生き抜けました。
トイレで泣きながら


死にたい



とは思うこともありましたが、


死んでも何かが変わるわけではなく、


ただターゲットが変わるだけなのも分かっていたので、


友人に相談して乗り切りました。




無視や悪口に耐え、


それでも文化祭や体育祭などの行事や、


普段の授業を真面目にこなしていると、


周りの目も変わってくるものです。




だんだん、悪口が減ってきて話もするようになりました。


野球部の人とはほぼ話しませんが、


他の人から話しかけてくれたりと最後には仲良くなれました。



この頃から、自分は変わりたい。




もっと格好良くなりたい





と思うようになっていきました。
まだまだ、この頃は思うだけで行動は出来ませんでしたけど。


僕自身のきっかけとなったのは大学に入ってからの


服の試着



という一つのイベント。


大学1年のときに彼女が出来て、

そこから少しずつ変わりましたね。

彼氏がダサいのは相手に失礼だし、

相手にも迷惑がかかるってことに気がついたし、

リアル彼女にも失礼だし、そもそもオタクなんだから、

自分が格好悪いなんて




自分の嫁に対して失礼じゃね?






そう思ったわけです。

正直、アキバ歩いてるとほとんどの人が黒い服。

それは分かっているんですよ、ほぼ厨二病ファッションなんだから。

僕もそうだったし。だけどね。


そんなんじゃ、嫁も自分に振りむいちゃくれない。

だって、アニメやゲームの中でも、

ちゃんと生活しているやつが割とモテてる。

結局、彼女が出来た厨二病なダークフレイムマスターだって、

私服ちゃんとしてますからね。




このままじゃ駄目だ。





リアルでは彼女に失礼だし、二次元では嫁に失礼だ、

そう思ってあるとき洋服を買いに行くんですね。


丸井というファッションビルです。

初めてオシャレな服を買いに行ったのは。

心臓が飛び出るほどの緊張でした。


店員さん(爽やかイケメンだった)と話すときも強がって、

ファッション分かった気になって喋ってた(笑)


そこで、パンツ(当時、ズボンって言ってた)買って試着して

鏡見ながら思ったんですよ。




あ、自分が変わったって




誇れるルックスではないですが、明らかにオシャレに

なっている自分が鏡の前にいたんですね。

同時に、こんな簡単に変われるなんて面白いなって思ったんです。


本当にここまで変われるのかと感じたものです。
いじめられたことによって、益々嫌いになった自分を許せるようになりました。

少しだけ自分を好きになれた瞬間だったのかもしれません。
同時に服を着るのが楽しくなったんですね。

自分に似合うものを探すのは楽しい。
いろんな色があって楽しい。

上下の合わせ方で違う雰囲気が出てて楽しい。
どんどんファッションにのめりこんでいきました。
そして、将来の仕事にしたいなと思って大学4年のときに


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