求められるから正しい

著者: Miyoshi Hirofumi



人がそれを求めているから、我々はそれを提供する。




それはビジネスの基本的論理だ。





そこにニーズがある。需要がある。


だからそこにサービスを提供する。


人々は満足する。




それのどこが悪い??





ある遊園地のジェットコースターの職員が言っていた。


「客が待っている。コースターは動かさないといけない。


悪気はなかった。」




コースターは途中で宙ぶらりんになって、人が死んだ。


客はそのコースターに乗ることを望んでいた。




それのどこが悪い??




遺伝子組み換え。


たくさんの食物を安価で販売できる。


体に悪い影響も、はっきりとは判明していない。




安くて味も良ければ、人は買う。食う。


望んでいる人たちがいる。




それのどこが悪い??





炭素をはき出さない動力が、放射能カスを垂れ流す。


暑くなっちゃ困るだろう。


これを使えば、まだ当分大丈夫。


土の中にも埋めちゃえ。




過疎の町も潤いますよ。


若者も帰ってきますよ。




それのどこが悪い??




人がそれを求めているから、我々はそれを提供する。




それはビジネスの基本的論理。




求められているのだから仕方ない。


必要とされているのだから。


こちらも返してあげないと、それは失礼というものだ。




なあ、それのどこが悪い??




著者のMiyoshi Hirofumiさんに人生相談を申込む