お見合いパーティーで逆ナンされた女の子と仲良くなり、勉強会に連れて行かれた話 1
1 / 4 ページ
>彼女と別れたばかりで気が滅入っていて、何とか新しい彼女を見つけたい!
と出会い系サイトに登録を繰り返していた。
するとある時突然、今まで見たことない広告が目に入ってきた。
お見合いパーティーだ。
いますぐ結婚するつもりは無いが、いずれは結婚するつもりだし、出会い系サイトよりもコスパは良さそうだ。
すぐに近場で休日に開催しているお見合いパーティーを探して予約をした。
料金は約6000円弱、出会い系サイトは登録無料だがメッセージのやり取りでポイントでお金がかかるし、某有名結婚相談所の出会い系サイトは良心的な価格で実際に出会えたが、付き合いが始まるまでにはやはり数千円がかかった。※この話はまた別の機会に
そう考えると、6000円弱で出会えるならかなり良コスパに思えた。
パーティー会場は主に都心の大きな駅近くのシティホテルや貸し会議室など。
女性目線で考えた時、貸し会議室よりシティホテルの方が安心感があるよな、、、
と自分で勝手に推理して、シティホテルで開催されるパーティーに参加することにした。
お見合いパーティーは、テレビでよくやっているお見合い番組とほとんど大差ない形で行われる。
どんな感じかと言うと、、、、
→
料金は現金でパーティー当日に支払う形式。
予約必須で予約していないと参加は出来ない。
男女比率をなるべく同じにする為らしい。
服装は特に指定がないカジュアルな設定のパーティーを選んだので、いつも通りの服装で出掛けた。
パーティー当日は直接会場へ。シティホテルに入ると●●様としっかりホテル案内表示板にもパーティー会社の名称が掲示されていた。
これだけで何故か安心してしまい、信頼出来るパーティー会社だと思い込んでしまった。
我ながら単純だ。
入り口で受付を済ませ、パーティー代金を支払う。
パーティー中は飲み放題食べ放題だと案内されたが、紙コップに二リットルのコーラやお茶類か無造作に並べられ、食べ物はポテトチップスなどのお菓子類や軽い軽食のみ。飲み物は豊富にありそうだが、食べ物に関しては参加者数に対して明らかに量が少ない。
これで誰も文句言わないのか?
受付を済ませると、たくさんの椅子が並べられた会場に入った。
椅子は会場の左右の壁側に並べられていて、会場の中心は何も置かれていない。
男性は右の壁側の椅子に座り、女性は反対側の壁側に座らされた。
受付からは番号が書かれたカードを渡され、胸に付けるように指示される。
カードと一緒に告白カードや第1印象を書くカード、参加者全員のプロフィールが書かれたパンフレットを手渡された。
ん?!
プロフィールを見て驚いた。
女性の参加者が20名しかしいないのだ。
男性は30名近くいる。
しかも女性はパーティー開始10分前になっても、まだ10名弱しか会場に入っていない。
対して男性側はすでに30人全員が揃うくらい集まっている。
男性女性の比率は50パーセントじゃないのか?
いやそれより女性20名も来るのか?
パーティー開始五分前になっても、女性側はまだ数えても12名くらい。
男性側は更に増えて35名くらいになった。
パーティー開始時刻。
開始直前に女性が一気に増えて、20名くらいになった。
どうやら、あまり早くにパーティー会場に入ると、待機している男性陣からジロジロ見られて恥ずかしいから、開始時刻ギリギリに会場入りするのだそう。
でもそれを知ってるってことは、パーティーに何度も参加してる常連ってことだよね。
でも初参加の私はそんなこと思いつかず、女性が増えたことに一安心。
20対35であることも忘れて、女性のプロフィールと顔を交互に眺めていた。
パーティーは某テレビ番組同様、自己紹介から始まる。女性20人が椅子に座り、その女性の前には空きの椅子が1つ置かれる。1回2分程度で、全ての女性と椅子に座って話すことが出来る。
女性が20名で男性が30名以上の為、女性は休みなく入れ替わりで男性全員と会話する。
著者のYamamoto Yuriさんに人生相談を申込む