ハワイの5日の旅

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著者: けい しばた

 ハワイと言ったら南国で観光地で日本人が多い、リゾート地のイメージだった。


私は何かを探していた。何か正解があって、それを知ってるすごい人がいて、自分もその人に近づきたいと思っていた。







でもなにが正解か分からなくて、ずっと好きだった自然の方が本質に近いと感じて自然な暮らしをしてみたいと思っていた。







ある日福井でふらっと立ち寄った場所で1冊の本と出合った。「ヤナの森の暮らし」という本だ。







読んでみるときれいな童話の世界のような森の中で暮らしているヤナさんという女性が暮らしの様子や自分の思想のようなものを紹介していた。



「いいなあ

❗こんな暮らししてみたい❗」



シンプルにいいなと思った。私の求めていた本質をこの人は生きているかもしれないと思った。







いつかあってみたいと思った。






それから数カ月が過ぎた。





夏に東京でとあるイベントがあった。そのイベントには私があってみたかった人、話を聞いてみたい人がたくさん参加していた。







すぐに行こうと思った。







フェスに参加して、あいたい人に会ったり、直接話を聞けた。






そのフェスの途中に偶然1度だけ会って仲良くなった友達に出会った。







ちゅんという旅人の女の子だ。保育士の資格を持っていて自然のなかで子どもと遊ぶ場づくりもしてみたいとビジョンが似ている女の子。







偶然出会ったのだが一緒にいたゆきちゃんと3人で会場を回ることになった。最終的には会場でをすることになった。







空を見上げながらふかふかの大きなそふぁあの上でビニール袋を布団に寝た。







そのフェスで偶然他にも仲良くなった人がハワイ好きだったり、ちゅんたちもハワイに行きたいということを聞いてもっとハワイに行きたくなった。







一緒に行けるといいね~と3人で話していた。






そして私はアルバイト先の保育園にまた戻ることになった。







その時々に子どもがハワイのTシャツを着てたり、色んなときにハワイの情報を目にするようになった。




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