AI(人工知能)×非接触への挑戦 ~「非接触さくらさん」開発裏舞台~
世界中が新型コロナウイルスという未曽有の危機に見舞われて、私たちティファナ・ドットコムでは「AIさくらさんで世の中の人を笑顔に出来ないか」と考えていました。
その中で「非接触」という、モノに触れずして操作が出来る仕組みをAIさくらさんに取り入れようというところから、「非接触さくらさん」のプロジェクトは始まりました。
しかし開発担当になった私はこれまでWeb制作を中心に行ってきたので、
全くやったことのない分野に挑戦するのは正直怖かったです。
これまでの自分の経験やスキルが全くと言って良いほど役にたたなかったので、依頼を受けた時にやるかどうか悩みましたが、「自分しかいないんだ!」と自分に言い聞かせて、挑戦することを決めたのは今振り返ってみても良かったと思います。
開発担当の熊倉優が、「非接触さくらさん」の開発の裏側、経緯をご紹介します。
開発担当 熊倉優
■開発で意識したこと
この先コロナ禍が明けても非接触はスタンダードなものになると感じていたので、「誰にとっても使いやすいものを作る」ということを信念に、開発を進めていました。
折角良いものを開発しても使ってもらえないと意味がないので、意識したのは「誰でも簡単に使えるもの」でした。
老若男女問わず、手をかざせばすぐに使えるもの。
そんな非接触さくらさんにしようと開発中は考えていました。
■たくさんの失敗
調べながら、手探りの状態で開発を進めていたので当然簡単にいくはずもなく、動作チェックをするたびに「これじゃあ使えない」と言われて悔しい思いもしました。
全くうまくいかずに悩んでいる時に、上司から「AI×非接触なんて誰もやったことが無いから失敗するのが当たり前」だとアドバイスいただいたことでチャレンジすることに対して怖さがなくなりました。
■毎日考えていたこと
実際に使う人の事を考えて、社内で色々と検証したのも印象に残っています。
男性・女性、年齢の違い、利き手の違い、身長の違いなど、色んな人に触ってもらって、意見を聞いて修正しての繰り返しの毎日。
ようやくちょうどいい調整が出来た時は嬉しかったです。
本当に少しずつでしたが確実に前に進んでいる実感があったので、不思議と苦になりませんでした。
■失敗を乗り越えた先の嬉しい瞬間
開発を進めて社内検証に差し掛かった時に、非接触さくらさんを体験してもらった社員から「すごい!」と言われた時は素直に嬉しかったです。
自分が主体となって進めたもので、喜んでもらえたり褒めてもらえることってこんなに嬉しいことなんだ、とそう感じていました。
■非接触さくらさんお披露目
数々の苦難を乗り越えて、非接触さくらさんはついに完成しました。
動画にも撮って自社のWebサイトでPRしたり、いろんなメディアにも取り上げていただきました。
この瞬間の喜びは開発者でないと味わえません。
たくさんの人に協力もしていただいたので、一緒に喜びを共有できたことは忘れられません。
▼非接触さくらさんWebサイト
https://tifana.ai/product/noncontact/
■これからの展望
最初の非接触さくらさんの開発に携わった訳ですが、
今の非接触さくらさんはこの時開発したものから更に進化して使いやすいものになっています。
開発メンバーも私だけではなく、携わる人も増えました。
それでも日々考えていることは、「AIさくらさんで世の中を笑顔にする」ということです。
そのために私達は今現在もより良いサービスの提供を目指して頑張っています。
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