浜名湖カリフォルニア計画!夢の続き。
昨年Funpickingは、PR TIMESの4月1日をApril Foolではなく、叶えたい夢を描く#April Dreamの日にしようという企画に参加。浜名湖周辺が、世界に注目されるマチになるよう、浜名湖周辺で頑張る人や企業をPRの力でサポートする「浜名湖カリフォルニア計画」を発表しました。本ストーリーでは、Funpickingの夏目環が、夢の発信後に行った取り組みと具体的な計画についてお話をします。
浜名湖カリフォルニア計画が誕生した経緯
[地域の課題]
Funpickingが拠点とする静岡県湖西市の2015年の総人口にしめる65歳以上の割合(高齢化率)は25.4%。GD Freak!によると、湖西市の高齢化率は2045年までに37.0%に達し、市民の10人に4人が高齢者になると見込まれています。
また高齢化率の上昇予測に加え、地元の経済団体による湖西市在住の若者へのアンケート調査の結果、湖西市を魅力と考えている若者は、3割にも満たず、若者の定住化も課題となっています。
誰もが生活しやすいマチづくりには、交通インフラや環境整備が必要です。そのためには、雇用や経済を生み出す企業の誘致の他、働き世代の人口増加や、若者の定住化、また関係人口の増加が必要です。
[浜名湖カリフォルニア計画のゴール]
1)若者の定着率の向上
2)都心部からの移住者の増加、訪日外国人旅行者の増加
3)市民のPR力の向上
を目指しています。
[浜名湖カリフォルニア計画の由来]
「浜名湖カリフォルニア計画」というタイトルは、夏目環が、2019年にVRのECプラットフォームビジネスを構築するため、アメリカのカリフォルニア州にあるシリコンバレーとロサンゼルスへ渡米した時の原体験が基軸になっています。
テクノロジーの勉強のために訪れたシリコンバレーでは、たくさんの起業家に会い、そのプレゼンテーション力に驚かされました。
エンターテイメントの勉強のために訪れたロサンゼルスでは、俳優やモデルのみならず、一般市民のみなさんの動画や写真を使ったPR力や、セルフブランディング力に、ただただ関心するばかりでした。
カリフォルニアでの刺激的な体験をした後、十数年ぶりに戻ってきたのが、生まれ故郷の静岡県湖西市。
生まれ育った浜名湖周辺(浜松市・湖西市)で気づいたのは、ロサンゼルスにあるようなビーチエリアの観光資源や、シリコンバレーにあるような魅力的なベンチャー企業がたくさんあること。浜名湖周辺には、観光都市として、産業都市として、世界有数の人気都市に負けず劣らない資源があり、さらに日本は他国に比べて、ホームレスも少なく、治安の良さと清潔というアドバンテージがあります。
そこで浜名湖周辺の豊かな自然や観光資源、産業の魅力を伝えることができるようになれば、カリフォルニアのような世界中の人々が集う、産業も観光も潤ったマチにすることができると確信。そこで市民のPR力のボトムアップと、この地域の資源を活かした「人々が集う場所」の提供が必要だと考えました。
浜名湖カリフォルニア計画の活動
浜名湖カリフォルニア計画では、以下2つの活動をしています。
(1)PRの民主化
PRのチカラを身に着け、地域の魅力を発信。地域のPRパーソンを増やします。
(2)地産地消のメンタルケアアップ施設(SDGs × Well being)
浜名湖の地産地消の野菜や肉や魚を味わえるレストランや、遠州灘でのサーフィン・浜名湖でのSUP・湖西連峰でのハイキングなどのアクティビティ体験ができる場所。日々ストレス社会で疲れている人々のメンタルをアップするための施設をつくります。
浜名湖カリフォルニア計画 2021年活動の振り返り
1)浜名湖の女子旅メディア「とれタビ」で観光施設やアクティビティを100か所以上掲載。
月間3万PV。「とれタビ」きっかけで、全国版メディアから取材のあった事業者。テレビ2件、雑誌2件、新聞2件。
2)浜松市出身のプロサーファーのサーフィンイベントを企画ディレクション。
3)湖西市の魅力を伝える湖西市観光協会の動画制作。
4)静岡の経済新聞にインフラ整備に必要な政治と選挙についてインタビュー掲載される。
5) オイスカ高等学校の先生による舞阪中学校の生徒への講演の中で、当社の「浜名湖カリフォルニア計画」をご紹介いただく。
6)浜名湖ロータリークラブ様から依頼を受け、PRのチカラについて講演。 など。
浜名湖カリフォルニア計画の継続の難しさ
【PRの重要性の理解促進とビジネス的な課題】
製造業が盛んな浜名湖周辺は、B to Bの企業が多く、取引先も安定していることから、PRの重要性を感じている方は、ごく一部です。
また地域内で経済が回っていることも多く、B to Cの事業であってもPRを必要としていない事業者も一定数存在するのが現状です。
全員がPRを必要としていないのは、納得しつつも、長期的な視点で気づいていないだけだったり、都心部のようにPRの案件が少なく、安定的な収益化にはつながっておらず、一部は社会貢献的な活動になっています。また地方が全国版メディアで取り上げられるには、かなり根気のいる作業です。
Funpickingでは、PRの知識・スキルの普及、PRパーソンの育成の他に、PRの重要性やその効果を伝え、一部はPRをビジネスとして確立していくことも大切だと考えています。
2022年の活動計画
【PRの民主化】
1)浜名湖の女子旅メディア「とれタビ」の継続運営
2)企業向けプレスリリース勉強会の実施
3)若年層向け教育※浜名湖の経済団体の皆様と高校生とのPRを学べるWSを開催。
4)SNS勉強会の実施
5)一流フォトグラファーによる市民フォトセッションを開催
【地産地消メンタルケアアップ施設】
・夢の実現にむけて、必要なモノとコストを算出
Funpickingでは、どんなカタチであれ、夢に賛同していただける企業や個人を募集しています。また浜名湖周辺に限らず、全国の地方のPR、PRパーソンの育成に力を入れています。
【Funpicking 概要】
代表:夏目 環
■住所:静岡県湖西市
■お問合せ先:info@funpicking.com
※メール送信後、3日経過しても返信がない場合、お手数ですが、以下アドレスにご連絡ください。( natsume.cmc@gmail.com )
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