Logo

いつもご利用ありがとうございます!

社会の働き方を変えるための挑戦ーー。クレア人財育英協会が、書籍『「ハラスメントが」会社を潰す。』出版に込める想いとは

著者: 株式会社SA

一般社団法人クレア人財育英協会は、「社会の働き方のルールを作る」ため、株式会社SAのグループ会社として2023年に設立されました。「雇用クリーンプランナー(旧称:労働トラブル相談士)」資格事業と「雇用クリーン企業認定」事業という2つのリソースで、優秀な人材が労働力として最も自身の実力を発揮できる企業とつながることができる仕組みを追及しています。


2023年6月、クレアの社会的な事業が評価され、書籍『「ハラスメント」が会社を潰す。』が出版されました。世の多数の経営者、役員層、管理職層に向けて、ハラスメント対策の重要性を提唱する時流を捉えた内容を盛り込んでいます。このストーリーでは、書籍出版の経緯と書籍に込める私たちの想いをお伝えします。


人を『人財』にできる企業が日本の未来を担う

私たち一般社団法人クレア人財育英協会の使命は、我が国の人材を「人財」にすることです。企業と労働者がつながるきっかけを作り、つながった後も、互いにメリットを感じられるウィン-ウィンの関係を強化するための協会事業です。


私たちは企業の雇用と労働、採用の課題を教育と仕組みで解決するための2つのアプローチを発明しました。1つは職場でのハラスメントや労働トラブルの予防に特化した資格、「雇用クリーンプランナー」の運営事業です。職場全体で労働・労務の正しい知識を持ち、ハラスメントリテラシーを共通認識とすることで、快適な雇用環境を作り出す。雇用継続性とES(従業員満足度)に寄与して、生産性が高い企業へと変貌させます。


もう1つは「雇用クリーン企業認定」事業。従業員を雇用する企業として、コンプライアンスに則った環境か、心理的安全性を担保できるか、管理職がハラスメントについての認識を持ち合わせているかなどを、「雇用クリーンプランナー」資格の在籍割合によって認定する制度です。企業の自己申告ではなく、社員に対する在籍割合を指標としているので、透明度が高いことが特長です。



こうした取り組みを通して、優秀な「人財」を持つクリーンな企業が成長をして、結果的に我が国の経済を推進させることが、クレアの最大の事業テーマです。

ハラスメントや労働トラブルなどの知識を学ぶための書籍を出版

私たちは事業を通して「ハラスメントをゼロにする」ことを目指しています。一方、現在の日本では経済の礎とも言うべき労働者を守る労働法の知識が軽視されていて、管理職、経営層がその中身をほとんど知りません。なぜならそれらを学ぶ機会は、社会保険労務士という高度専門職の受験学習時くらいしかないからです。多くの労働者、管理職、経営層は小耳に挟む程度にしか聞いたことがなく、法を守ろうという意識は希薄のままです。


ハラスメントや労働トラブルは、一人ひとりが学ばなければ改善されることはありません。その影響、リスク、そして自身の起こり得る未来、それを知識として知見して初めて抑止力が働くようになるのです。


労働者を守るためにも、会社を守るためにも、経済の活力を守るためにも、もっと手軽に労働やハラスメントなどの知識を学ぶきっかけが必要です。そこで、私たちがこれまでの活動で培った知見やノウハウを活かし、ハラスメントや労働トラブルへの理解を深める書籍を出版することにしました。

クレアの活動と想いの強さを知ってもらうために

書籍出版を通して、私たちの取り組みを広く世間に知っていただきたいという想いもありました。私たちは、自らの活動が大きな社会的意義を担っていると自負しています。これまでにお会いしてきた経営者や政財界の方々にも活動を高く評価いただいています。


しかしながら、クレアのリソースだけでは、私たちの取り組みを広く世間に知っていただくには時間がかかります。より多くの人たちに私たちの取り組みと想いの強さを伝え、さらに活動を拡大していくためにも、クレアの考え方をしっかりと伝えられる書籍の出版はとても大切な事業だと考えました。


とはいえ、書籍の出版は想像以上に大変な作業でした。書籍を出すためには越えるべきハードルがいくつもあります。書籍一冊分の内容構成、10万字にも及ぶ原稿執筆、実際の執筆にかかる時間、体裁の指示、売るための戦略立案、大きな金銭的負担。

チームクレアとしてメンバーが知恵とアイデアを出し合って、それぞれのテーマについて時には対面で、時には足りない時間を割いてオンラインで、といった形で一つ一つディスカッションを重ねて、解決していきました。そうして、少しずつ今回の書籍事業の形が見えてきました。


最終的に、出版を行うと考えてから実際の出版まで約10カ月。全く出版の知識が無いところからスタートして、何のための出版なのか、目的を達成するためにどのようなテーマの書籍にするか、誰が執筆するのか、素材集め、4か月間に及ぶ執筆、出版社の決定、書籍体裁の検討、4回に及ぶ修正を経て、入稿に至りました。もちろん、この間もそれぞれのメンバーはクレア事業の仕事の手を止めることは無く、まだまだ事業立ち上げ段階での一番濃ゆい時期に、同時進行で完成させました。

ハラスメントをなくし、クリーンな労働環境を作ることが企業の成長につながる

こうして書籍『「ハラスメント」が会社を潰す。』が完成し、2023年6月に財界研究所から出版されました。財界研究所の雑誌『財界』はトップクラスのビジネス誌として社会的に高い評価を受け、財界賞は経営者のノーベル賞と評されています。この度、クレアの社会的な事業が評価され厳正な審査を通過して出版に至りました。




発売以降、三省堂書店(池袋本店)やブックファースト(新宿店)、紀伊國屋書店(大手町店)、ジュンク堂(池袋店)の都内大型書店のビジネス部門週間売上ランキングで1位を獲得し、読者のみなさまからも高い評価をいただいています。



この書籍では、令和における管理職層のあるべき姿を著しています。対象とされている人たちにとっては易々とは受け入れ難い内容も含まれるかもしれません。しかし、時代と環境は一時足りとも待ってはくれません。この書籍を手にしていただいた読者の方には、これからの社会で管理者として働くということにどのような責任が伴うかを知ってもらい、リスクを避けた上で役目を果たすことをそれぞれ時間をかけて消化していただきたいのです。それが結果として、我が国の雇用環境のクリーンさを高めることにつながると考えています。


発売日: 2023年06月20日

著者/編集:チームクレア

出版社:財界研究所

発行形態:単行本

ページ数:192p

価格:1,650円(税込)




行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。

この他の企業のストーリー

7min read
株式会社ブラスト
実写版【 ゲッターロボ 】名作の実写化に向けた想いとは
実写版【 ゲッターロボ 】名作の実写化に向けた想いとは 株式会社ブラストと同グループである株式...
4min read
株式会社TRINUS
【東京産豚革】時代が求める魅力を再発見。「洗える豚革でつくったバッグ」の開発秘話
【東京産豚革】時代が求める魅力を再発見。「洗える豚革でつくったバッグ」の開発秘話 こんにちは。...
6min read
株式会社Medi Blanca
3人の子育てをしながら看護師のスキルを活かしてWワーク!ソイナースだから実現できた〝やりがい溢れる、バランスの取れた働き方〟
3人の子育てをしながら看護師のスキルを活かしてWワーク!ソイナースだから実現できた〝やりがい溢...
7min read
TENTOMUSHI株式会社
納豆が持つ本来の味わいを楽しむために。構想から5年、”発酵”を味わう「SOYRESS」の誕生秘話。
納豆が持つ本来の味わいを楽しむために。構想から5年、”発酵”を味わう「SOYRESS」の誕生秘...
7min read
サクセスラボ株式会社
未経験からカスタマーサクセスに挑戦する女性のキャリア開発を支援する「サクセス女子キャリア奨学金」。事例からみる「リスキリング × 女性の活躍」の大きな可能性
未経験からカスタマーサクセスに挑戦する女性のキャリア開発を支援する「サクセス女子キャリア奨学金...
5min read
フィグニー株式会社
かわいいバーチャルペットで寂しさや辛さを癒したい!CGデザイナーのわんこ開発秘話
かわいいバーチャルペットで寂しさや辛さを癒したい!CGデザイナーのわんこ開発秘話 初めまして。...
10min read
株式会社Fluffy Ket
17年間の芸能活動を経て、伊藤梨沙子がベビーシッター会社を起業した理由
17年間の芸能活動を経て、伊藤梨沙子がベビーシッター会社を起業した理由 「子ども・子育て支援×...
3min read
沖為工作室合同会社
沖為工作室が大切にしていること
沖為工作室が大切にしていること プレスリリースやPRTIMES STORYでお伝えさせて頂いて...
3min read
ラーゴム・ジャパン株式会社
スウェーデン発「チェーンブランケット」の日本展開。眠るのが苦手な人だけでなく、発達障害の人々に広がる「環境調整具」の用途とは
スウェーデン発「チェーンブランケット」の日本展開。眠るのが苦手な人だけでなく、発達障害の人々に...
12min read
株式会社成田ファームランド
木造住宅の解体工事会社がバウムクーヘンを作ったワケ(代表取締役土屋秀人の歩み)
木造住宅の解体工事会社がバウムクーヘンを作ったワケ(代表取締役土屋秀人の歩み) 1.はじめに株...