世界から首こり肩こりという言葉をなくしたい。使う人それぞれの首や腰のアーチにフィットする「コリ吉ロール」開発の裏側と込めた想い
使う人それぞれの首や腰のアーチにフィットし心地よさを与えてくれる枕
「高さ」「硬さ」「形状」が自由自在!持ち運びも洗濯も可能な「コリ吉ロール」
辛い首や肩でお悩みの方、ストレートネックの方、枕選びで困っている枕難民の方、を救いたいという一心で世に送り出した発明品。枕に込めた想いと開発秘話をお話しいたします。
スマホ首状態になり、朝から晩まで常に自分で自分の肩を揉んでいる日々が続いた
私は22歳の時に美容関係の仕事に携わり35年が経過、現在57歳の男性美容家です。
若い時は感じなかったのですが、45歳頃から酷い肩こりと腰痛に悩まされるようになりました。年だから仕方ないかと思い仕事が終わると近くのマッサージ店に通うようになりました。マッサージした直後は気持ちいいのですが、2~3日経つと元に戻るという日々の繰り返し。良くなる事はなく朝起きると首がガチガチに固まった状態になり首を回すとゴリゴリやシャリシャリと音がするようになりました。更に頭痛にも悩まされるようにもなり困り果てていました。色々調べた結果、普段の姿勢の悪さが原因である事がわかりました。
確かにネイルやメイクで同じ姿勢で長時間仕事をした後は特に辛い状況でした。同時に姿勢の悪さの原因はもう一つありスマートフォンを長時間使用する事で、猫背の前傾姿勢になり首にかなりの負担がかかる事でスマホ首(ストレートネック)の状態になってしまっていたのです。首や肩、肩甲骨周りの筋肉が固まった状態で何もしなくても朝から晩まで常に自分で自分の肩を揉んでいる日々が続き仕事も続けられないと感じていました。
ネイル時の姿勢(2~3時間、前傾姿勢)
メイク時の姿勢(前傾で斜め)
枕を変えることを考えたが「枕難民」に。無いなら自分で作ろうと思い、試作品を完成
どうにか楽になる方法は無いかと調べた結果、枕を変えてみるのも一つの方法だと知りました。色々な枕を購入して試したのですが、残念ながら自分が納得出来る枕に出会う事が出来ませんでした。今でいう「枕難民」の状態です。
その中でもよかったのが「かまぼこ型」の枕でした。ただ硬すぎて長時間使うのは不向きでした。次に手持ちのタオルを丸めて首にあててみましたが、硬さと高さの調整が難しくて寝ている間にへたって形が崩れ心地よく眠れませんでした。
無いなら自分で作ろうと思い、材料を集めて自分で針を持ち小学校の家庭科の授業を思い出しながらミシンを動かし試作品を完成させました。
試作品を使ってみると数週間で自分でも驚くくらい首や肩が楽になりました。何よりも朝起きた時に首が上下左右に軽く動くようになり睡眠が楽しくなりました。
私の周りにも同じ悩みの人がたくさんいる事を知っていたので悩んでいる人に届けたいと思い2015年に特許を取得して商品化に向けて動き出しました。
国内の今治製のタオル生地をオーダー。「美容関係者が開発した枕」として順調なスタート
まずは商品化する為のタオル生地選びからスタート。海外で安く作る方法もあったのですが最終的には国内の今治製のタオル生地を特注のサイズでオーダー。パイル(毛足)は季節を問わず心地よく使える長さにして、色は安眠にいいとされる(ネイビー色)を採用。その後クラウドファンディングで予約販売を開始しました。
今治製のタオル生地(特注品)
発売当初は今までにない形状と機能性で地元メデイアにも取り上げていただき順調なスタートが切れました。その後も茨城発明工夫展で優秀賞をいただく事が出来、その流れもプラスし再度新聞で「美容関係者が開発した枕」として取り上げてもらえました。更にテレビ東京の番組でも取り上げていただき今までに無かった枕の存在を世に知ってもらえるきっかけができました。
しかし、当時は起業して間もない時期だった事もあり生産体制が間に合わずお客様にお待たせしてしまうという事態も生じ、その経験から様々な反省と沢山の改善策を構築しました。そのような感じで起業1年目〜2年目はバタバタと過ぎていきました。
ECサイト活用の経験と知識がなく、商品を届けたい気持ちと検索してもらえないもどかしさと格闘する日々
現在コリ吉ロールの販路のメインは、ECサイトでその他に茨城県日立市のふるさと納税返礼品として全国の方にお届けしています。
しかしECサイトで販路を広げると言う経験と知識がない状態でしたのでどのようにして販路をひろげたらいいのか毎日が手探り状態でありとあらゆる勉強会に参加したことを今でも鮮明に思い出します。
一度人気が出たからと言って黙っていて商品が売れる事はありません。
いくら良い商品を作っても知っていただけなければ無いものと同じです。
当時の1日のアクセス数は1日100件前後で
売上ゼロの日もありました。
首や肩で悩んでいる人に商品を届けたい気持ちと裏腹に検索してもらえないというもどかしさと格闘する日々が続きました。
今振り返ると検索されないHPの運用の失敗の原因は以下の通りです。
起業当初に作ったHPはキャラクターをメインにしたデザインにしました。(写真左)
理由は誰が見てもわかりやすくと思って作ったのですが、専門家の話を聞くたびにこの方法は間違いだとわかりました。
いわゆる誰がみてもわかるとは誰に対してメッセージを送っているのかが伝わらないページになっていたのです。
そこでリニューアルをしたのが(真ん中)のデザインです。ただこれも専門家からのアドバイスで良くない作りだとわかりました。
理由は枕の高級感や商品へのこだわりが伝わらずただ派手な色を使った安売りサイトのように見える作りになってしまった事です。
これら2回の失敗は全て私自身がデザイン設計して作った事が原因でした。起業当時お金も無かったので自分で作ろうと思ったのが全ての失敗の原因でした。色々経験した結果お店の顔であるHPはやはり専門のプロに任せるのが正しいのだと思いました。今までやろうとしていた事は新しいお店を作るのにお金が無いからを理由に自分で大工の真似をして手作りでお店を建てるような事でした。これでは魅力的なお店など出来るはずがないのです。そこで今までの失敗を糧にプロのデザイナーとコンテンツ作りの専門家を入れサイトの再構築をしました。HPに来て欲しいある一定の人ををとことん絞り込み、キャッチコピーなども変え、その人の悩みに寄り添い一緒に解決出来る事を伝えられるコンテンツ作りを目指しました。そうする事で少しづつアクセス数が増え私がこの商品を届けたいと思うお客様が購入し、さらにリピートや口コミなども増える好循環の流れが出来てきました。
コロナによる巣籠需要で、若い人からの注文が増えていく
2019年にコロナが発生し世界中がパンデミックになった時に私の美容の仕事も売り上げが半分以下になり一時は廃業も覚悟しました。
その時に当社(コリ吉ロール)のHPのアクセス数が急激に増えだしました。
実際のグラフ(2020年 4/20~5/20)/ スマートフォンでの閲覧86%
世の中は外出自粛、巣籠になりインターネットの使用割合が激増したのだと推測されます。その際ほとんどの方がスマートフォンを使い更に長時間使用する事で姿勢が悪くなりスマホ首(ストレートネック)状態になる人が激増している事が裏付けられました。
それに比例して枕の注文が少しずつ増えてきました。
その時ある事に気づきました。それは年齢の若い人からの注文が増えていることでした。
私はずっと年を取ると首こり肩こりが酷くなると思っていましたが、やはり姿勢の悪さが原因で年齢が若くても首こり肩こりに悩むのだと確信出来ました。
実際に親御さんがお子さんの為に購入し喜んでいただけたレビューなどもいただき、この枕を作って本当に良かったと思える出来事が日々増えてきました。
【実際のレビュー】
娘が体調を崩して寝起きがとても悪くて…
くびコリかと思って、コリ吉ロールを購入しました。
試してみて直ぐに寝起きがスッキリしてきたみたいです。
毎日、朝起きが辛そうだった娘が、朝うれしそうに起きてきます。見てて私も嬉しくて…とても良い商品と思います。ありがとうございました。
マッサージや薬に頼らない、寝ている間にストレッチをするという解決法
私の体験から皆様にお伝えしたい事があります。
マッサージや薬に頼らない解決法はないのでしょうか?
そこで一つ試してほしい方法があります。
その方法は寝ている間にストレッチをしながら正しい姿勢に整えるという考え方です。
寝るだけで正しい姿勢をサポートし頸椎の周りの筋肉を「ゆっくり」「優しく」時間をかけてストレッチする事で辛い首こり肩こりにアプローチするのです。
人の人生の約1/3は睡眠です。その寝ている時間にストレッチで身体のメンテナンスが出来るとしたらとても画期的な事です。
ただ「枕難民」という言葉があるように一つの枕が万人に合うはずがないと思います。
またオーダーメイドで枕を作ったのに合わなくなるという声をよく聞きます。
それは体調の変化に合わせて快適と思える枕の高さや硬さは随時変化するからです。
特にストレートネックによる首こり、肩こり解決には「高さ」「硬さ」「形状」がご自身で簡単に調整出来る事がとても重要な要素になります。
コリ吉ロールの開発に着手してから早いもので約9年が経ちますが私自身は辛かった首こり肩こりから解消され毎日爽やかな朝を迎える事が出来ています。
世界から首こり肩こりという言葉を無くしたい
私と同じように悩んでいる方に爽やかな朝をお届けしたい
「コリ吉ロール」は
そんな想いで心を込めて作りお届けしています。
私の想いを最後まで読んでいただきありがとうございました。
【私がお伝えしたい枕選び5選】
弊社ブログでも詳しく解説しています。
- 枕の歴史
- 枕難民
- 色々な枕
- 姿勢の改善
https://www.koriyoshiroll.com/blog
★この記事の初めにお伝えしましたが私は美容の専門家です。
美容専門家の視点でお伝えすると、実は美容と枕は密接に関係しています。
詳しくはアメブロで紹介していますのでご参考にご覧下さい。
- 枕と美容の関係性
- 枕と美容の関係性「シワ予防」
- 枕と美容の関係性「くすみ・むくみ」
- 枕と美容の関係性「首のしわ・二十あご」
https://ameblo.jp/koriyoshiroll/theme-10118419567.html
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ー以上ー
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