通販の未来を切り開く「ミニマム通販バイブル」出版秘話
株式会社ルーチェ代表取締役、西村公児は、実務経験20年以上で更に単品リピート通販と総合通販の業界の第一線で培った豊富な経験と421社・流通総額3800億円以上のコンサルティング支援&プロデュース実績を基に、小売業の通販に特化した4冊目の新刊「売ってから、つくる! ミニマム通販バイブル (小さな会社のための稼げる仕組みのつくり方)」を2024年2月19日に世に送り出しました。
〖ページ抜粋〗
このバイブルは、通販ビジネスで成功を収めるための独自メソッドオメガ理論(ミニマム通販のススメとして6ステップ法)を紹介し、対面の店舗ビジネスからのオンラインにも移行する小さな企業から大手までどのようにして市場での競争力を高め、顧客をレイビングファンに変えるかを解説しています。
この書籍を通じて、広告で新規で獲得した顧客が通販ビジネスを通して顧客の離脱を最小化にして自社のファンに変身してもらう新たな地平を切り開くことを目指します。
【独自メソッドオメガ理論】
事業概要
「ミニマム通販バイブル」の拙著、西村公児が代表を務める株式会社ルーチェは、通販コンサルティングとプロデュースを専門に行う企業です。更に、多摩大学経営情報学部の講師を務める西村公児は、通販業界での豊富な経験と独自のマーケティング理論を生かし、企業の売上向上に貢献しています。
出版の起案から編集(執筆)着手までの経緯
「ミニマム通販バイブル」の出版は、通販業界でのさらなる成長と発展を促進するため、及び通販ビジネスに興味を持つ多くの起業家やマーケターに対して、実践的なガイダンスを提供することを目的としています。西村公児の長年の経験から生まれた独自メソッドの普及が主な動機です。特にコロナ禍でリアル事業の再構築に迫られてオンラインを加速化のビジネスモデルに寄与しています。
編集のプロセス
企画の初期段階では、外部的環境に迫られてオンライン化するだけではなく、ビジネスモデルとしても小資本の利益最大化を目標にして数社の事例から体系化していきました。
その体系化の過程で通販業界における現状と課題を深く理解し、これを解決するための具体的な方法論をどのように本に落とし込むかについて多くの議論が行われました。
最初の企画会議で本企画が話されたのは2021年の11月末のことで3年以上前のことになります。
編集過程では、内容の精度を確保しつつ、読みやすさと実用性を重視するために、拙著の経験談や成功事例を豊富に盛り込むことにしました。最も苦労したのは、複雑な理論を簡潔で理解しやすい言葉で説明するところです。
実際の資料を図表として取り込むことでより細部のリアリティがわかるように設計されています。
書籍の価値、新規性、出版の意義
この書籍は、通販業界における新しい視点と独自の成功法則を提供します。特に「オメガ理論」は、製品やサービスを顧客に効率的に届けるための流れを体系化し、段階的に顧客の満足度を高めるための具体的な手順を示しています。
具体的には、製品やサービスを先に作って認知をとって販売するのではなく、企画段階から消費者を巻き込みながら先にユーザー予備軍を集めてから一緒に製品やサービスを作っていくというプロセスです。
この理論は、小資本利益最大化を実現する上で直面する多くの課題に対する実践的な解決策を提供し、業界内外から注目を集める新規性として位置付けられます。
既存の購入者リストをランク別に分けて座談会やアンケートを通じて分けることが最初の一歩です。
競合リサーチが大切なので、初めの第一歩を考えるヒントになるかと思います。
オメガ理論は段階的にはある程度顧客を持ってからの行動になるという意見や感想がありましたが、自社のリストがなくても、楽天やアマゾンのモールから現状を把握する意味を込めて分解することをお勧めします。
0→1の段階なのでまず認知されるところから始めないといけないと思っています。
認知とは製品やサービスではありません。
オメガ理論は、製品やサービスの認知は必要ありません。なぜなら、最初の火種は実売に繋がる身近なマイクロインフルエンサーになるからです。
また、初心者なのでまずサイトを作るところから始めないといけないなどの意見もありましたが人を集めて意見を聞くのは、サイトはいりません。
SNS(フェイスブック)などで呟くことでも可能です。
顧客と一緒に価値を作っていくというプロセスはとても重要なので一緒に巻き込んでみてください。
座談会やアンケートには、目的をもった質問設計をすることが大切です。
顧客(ファン)を集めてから作る(売る)という方法は広告に依存することなく、ビジネスモデルとして機能しているか否かの判断も可能なので理にかなっている方法です。
自社で作ってから売るという発想をいったんやめて、集めてから、売るという視点を持ってください。
しかも最初のテストの段階では、OEMで作らなくても、仕入れて販売するだけで十分テストも可能です。
是非、ファンになるユーザーを巻き込んで欲しいと思います。
出版の意義は、通販業界における知識と経験の共有を促進し、業界全体のレベルアップを図ることにあります。
発売後の反響
発売後、多くの通販事業者やマーケターから肯定的な反響がありました。特に、具体的な事例や実践的なアドバイスが評価され、通販業界における標準的な参考資料としての地位を確立しつつあります。また、読者からは「ビジネスの見方が変わった」「具体的な改善策が見つかった」といった声も寄せられています。
担当者のコメント
西村公児は、「ミニマム通販バイブル」について、「この書籍が通販ビジネスを志す多くの人々にとって、成功への道しるべとなれば幸いです。
小売業界は日々進化しており、常に新しい知識とスキルの習得が求められます。
私たちが提案する『オメガ理論』は、その学びと成長の一助となることを願っています」と述べています。
このように、「ミニマム通販バイブル」は小資本利益最大化を目指して小売業界に挑む新たなマイルストーンとなることを目指し、業界内外に広く知識と経験を共有することで、通販ビジネスのさらなる発展を支援することを意図しています。
▼amazon販売ページ
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【ミニマム通販バイブル誕生秘話とプロフィール】
上場企業の通販企業に入社しサラリーマンの新入社員の時は、対B(B2B)の法人営業でした。
当時、有名メーカーの歯磨き粉が100円でお釣りがくる時代に2000円を超える高額な歯磨き粉を販売する命を受けました。今でも有名なあのアパガードです。
法人営業ということもあり、商品名は、アパタイトになっていますが、成分は全く同じでした。普通に販売しても売れるはずがなく、四苦八苦したことを鮮明に覚えています。
そんな中で目標達成のために、ある自分なりの3つのテーマを持って作戦を立てました。
1つ目は、上場企業のグループ会社があり、しかも従業員の年齢が高く従業員数も多い
2つ目は、グループ企業内で人事異動が積極的に実施されている
3つ目は、実際に使って頂ける場所があること(実演販売)
この作戦を立てた理由として有名メーカーの歯磨き粉が100円以内で購入できる時代に2000円を超える歯磨き粉を購入して支払ってもよいターゲット層は、お金を持っている層でしかも、虫歯以外に深刻な悩みを抱えている人と仮説を置きました。
それは父親が冷たい飲み物を口にしたときにいつも言っていた「歯茎が沁みる」でした。
当時の自分では理解できていない知覚過敏・歯槽膿漏(しそうのうろう)でした。
ターゲットは、50代の虫歯ではなく知覚過敏・歯槽膿漏で歯医者に行くのが嫌だと感じる男性を明確な1名のペルソナに設定し、ターゲット企業として三菱グループの金曜会を選びました。
実際に1週間分のミニサンプルを使って頂き、お昼休みに歯磨き習慣がある企業だからこそ加速度的にサンプル利用者が拡大しその効果を確かめて頂きました。
少人数でも熱狂的なファンを作りその方からの社内のクチコミでした。
その結果、福利厚生が豊かな上場企業は従業員割引で購入が可能で、しかも給与引き落としになることもあり一気にグループ内で広がりました。
このように、ターゲットと切り口のコンセプトを変更することで新しく意味付けして市場の一般的な価格の20倍以上の価格差を超えて一気に販売したという実績がこの本の原点である小資本利益最大化を構築する「ミニマム通販」の考え方になっています。
例えば実演販売をした時にどんな声かけをしたのでしょうか?
実演販売で西村公児氏がサンプルを使ってもらえるように体験会で三菱グループの部課長様にお声がけをした内容はこの5つの質問からでした。
基本の問いかけ
なぜ、多くの人が100円でお釣りがくる歯磨き粉が購入できる時代に2000円を超える歯磨き粉を選ぶのでしょうか?
深掘りする質問
もし、ある歯磨き粉がただ歯を白くするだけでなく、歯槽膿漏や知覚過敏といった悩みを解消し、さらに長期的な歯の健康を保証するとしたら、それは2000円の価値があると思いますか?
個人的な関連付け
もし、あなたやあなたの大切な人が、毎日の生活の中で冷たいものを飲むたびに歯が痛むと感じているとしたら、どうしますか?
具体的なシナリオ提示
想像してみてください。あなたが1週間、特定の歯磨き粉を使った後、以前は感じていた歯の痛みがなくなり、快適に食事や会話ができるようになったとします。この変化に2000円を支払う価値はありますか?
価値と投資に関する最終的な問いかけ
長期的に見て、歯の健康を守り、将来的な高額な治療費を節約するために、今、少し高価な投資をすることに価値を感じますか?
この質問で、製品への投資が将来的な節約につながるという視点を提示し、部課長に価値投資の考え方を促します。
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