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80代の著者さんもおられます。

バーンアウトで自分の時間を取ることの大切さを実感!ソイナースで見つけた〝やりたいこと〟と〝働きやすさ〟のバランスの取り方

著者: 株式会社Medi Blanca

└痰の吸引準備中。初めて訪問するお子様のため社員が同行しています


小児専門看護師が、子どものケアリングサービスを提供する「Soi Nurse(以下、ソイナース)」。訪問看護や在宅レスパイト、医療的ケア児の送迎支援など幅広いサポートを行っています。


現在ソイナースには、子育てや病棟勤務の休職から復帰した方、定年退職後のセカンドキャリアとして働く方など、さまざまなバックグラウンドを持つ看護師さんが活躍しています。


今回は、銀行での勤務を経験したのち、看護師に転身し、小児科病棟や介護施設での看護経験を積んだ佐藤友美さんに、ソイナースへの登録のきっかけやワークスタイルの変化などについてお話を伺いました。

銀行勤務から看護師へ!強まる「小児」への想い

佐藤友美さん

銀行勤務を経て看護師に転身。小児科病棟で勤務をするも、夜勤の長時間労働などで体調を崩し、一時現場を離れる。働き方を模索する中で、再び小児に携わりたいと思うようになり、ワークライフバランスを重視しながら、小児に携われるソイナースに登録。現在は、介護施設のアルバイトとソイナースでWワークをしている。


――はじめに、現在の佐藤さんのお仕事の状況、ソイナースに登録した経緯について教えてください。


佐藤さん:現在は、介護施設でのアルバイトとソイナースでの勤務のWワークをしています。実は、看護師になる前は銀行で勤務をしていたんです。看護師になってからは小児科病棟で勤務していましたが、体調を崩して一度現場を離れたんです。


その後、介護施設での勤務を経験してみて、再び小児に携わりたいと感じるようになりました。働き方を重視しながら小児に携われる環境を探し、ソイナースに辿り着いたんです。

念願の小児科での勤務を叶えるも、過酷な労働環境を経てバーンアウト


――バーンアウトして、一度看護の現場を離れたとのことですが、当時の状況について教えていただけますか?


佐藤さん:当時は、夜勤がある小児科病棟で働いていました。夜勤の勤務時間は16時間ほどですが、16時間以上の長丁場となることも多かったんです。本来寝ている夜の時間帯に働いていると、ホルモンバランスも乱れて体調を崩しやすくなります。自分の気持ちとしては働きたいけど、体がついていかないという状況でした。


その時に、いわゆる「バーンアウト(燃え尽き症候群)」状態になってしまったんです。小児科で働き続けたいという想いはあったものの、自身の体調やライフバランスを考え、一度現場を離れることにしました。


――佐藤さんのように看護師さんがバーンアウトしてしまうケースはよくあることなのでしょうか。


佐藤さん:医療業界で働く方には、「誰かの役に立ちたい」という想いを強く持っている人が多い印象です。自分のことより人のためにと一生懸命働いているうちに、気がついたら体調を崩し、「自分は何をしているのだろう」と感じるようになってしまったという話はよく聞きます。

自分と向き合う時間を確保したことでバーンアウトから脱出


――佐藤さんは、バーンアウト状態からどのように抜け出しましたか?


佐藤さん:バーンアウト状態になってしまった原因の一つが、自分の時間が取れなかったことでした。そのため、自分の好きなことをしたり、旅行をしたりして自分に対して時間を費やすことを優先しましたね。


仕事をしていると、自分と向き合う時間を作ることの優先順位がどうしても下がってしまいます。ただ、自分の人生があってこその「働く」なので、その頃から自分の時間が取れる働き方の重要性を感じました。


――今、目の前にバーンアウトしてしまいそうな看護師さんがいたとしたら、どのような声をかけたいですか?


佐藤さん:「完全に心身が壊れてしまう前に一度立ち止まって、自分自身に目を向ける時間を取ることが大事」とアドバイスすると思います。私の場合は体調を壊したことで一度立ち止まれました。


特に今は在宅ワークが増えるなど、働き方改革に力を入れている時代で、働き方や自分の人生について考える人も多いと思います。一度立ち止まって「自分はなぜ看護師を始めたのだろう」という部分から振り返ってみてもいいかもしれません。立ち止まって情報収集してみると、ご縁がある場所が意外とたくさん見つかると思いますよ。


――小児科の現場を離れた後、介護施設でアルバイトをされたそうですが、ずっと働いていた小児科の現場を離れたのはなぜですか?


佐藤さん:看護師になってから小児科での勤務経験しか持っていなかったことや、今後高齢化社会になっていくことを考え、介護施設での勤務を希望しました。看護助手時代には成人の方のクリニックで勤務していましたが、看護師の立場で大人の患者さんとどう関わるのかを学んでみたいと思ったんです。

ノンバーバルだからこそのやりがいを感じ、再び小児へ。


――それでも小児科への想いはずっとあったのですね。


佐藤さん:はい、介護施設の経験を経て、やはり私は子どもが大好きで、小児科で働きたいと感じ始めました。言葉を発せない子どももいる小児科では、言葉を使わないノンバーバルコミュニケーションが多く、私はそこにやりがいや面白さを感じています。


小児科では子どもたちの親御さんとの関わりも大切となり、私は親御さんが抱える子育ての悩みを聞くのも好きなんです。銀行での勤務経験を活かし、医療者の立場としてだけではなく、一人の社会人として寄り添ったコミュニケーションを取るように心がけています。


――小児に戻りたいと考えた時に、小児専門のソイナースと出会ったんですね。ソイナースのどのような部分に特に魅力を感じましたか?


佐藤さん:ソイナースのビジョンやミッションに共感しましたね。ソイナースのビジョンは、「すべての子どもとその家族、そして看護師が健やかに生きられるような社会をつくる」というものです。ソイナースでは、子どもやそのご家族に対する想いを大切にしていますが、それと同時に働く看護師さんのこともしっかりと考えてもらえます。現場で働く私たちのことを考えてもらえていると感じると、やる気や活力につながりますね。

自分の人生を充実させてこそ、人を助けられる!ソイナースで叶えるワークライフバランスの取れた働き方


――勤務をしてみて感じたソイナースならではの魅力を教えてください。


佐藤さん:勤務時間の融通が利くことです。例えば午後から予定があって、午前中だけでも仕事がしたいと伝えると、「何時から何時までのこの仕事はどうですか」と午前中だけの仕事の相談をしてくれます。ソイナース側が、常に相談しやすい関係性を作ってくれているのでありがたいですね。


また、ソイナースでは一人ひとりの個性を活かせるような仕事の説明、OJTが受けられます。看護師さんはみなさんそれぞれスキルを持っていて、得意なこと不得意なことがあると思うんです。ソイナースは看護師さんの「やりたい」という気持ちを汲んで、柔軟に対応してもらえる環境だと思います。


――ソイナースで働き始めてから生活に変化はありましたか?


佐藤さん:以前はあまり取れていなかった「自分の時間」がしっかりと取れています。私は体を動かすのが好きなので、最近はキックボクシングで汗を流したり、朝日を浴びながらお散歩やストレッチをしたりしているんです。夜勤明けに浴びる朝日と朝起きて浴びる朝日は感じ方が全く違いますね(笑)。ソイナースでは、自分の時間と仕事の充実度の両方を大切にしながら働けると感じています。


――最後に、ソイナースの登録を検討されている方へメッセージをお願いします。


佐藤さん:ソイナースでは、子どもとそのご家族、働く私たちみんなでワンチームと考えています。今後も同じ想いを持つ仲間が増えて、一緒に子どもと親御さんのお手伝いをしていけたら嬉しいです。




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