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STORYS.JPは、2013年2月に誕生しました。

【6トンの廃棄漁網を使い切る決意】I do better から We do better へ

著者: 一般社団法人イドベタ

【6トンの廃棄漁網を使い切る決意】

I do betterからWe do better へ

“1人よりもみんなで”豊な地球環境を未来へ残すため

イドベタはイドベタフレンズを増やしたい!


イドベタ(一般社団法人)は「豊かな地球環境を未来へ残したい」思いを持つ4人で構成する団体です。そんなイドベタという団体名には2つの思いが詰まっています。

“イドベタ”ってどういう意味?聞き慣れない?

井戸端会議のように気軽に集い

「海べた」で地球環境についてお話する

(※海べたとは方言で「海沿い」を意味します)


環境問題について話をする時は、テーマが地球規模と大きいことやシリアスな側面からどうしても身構えたり固く考えてしまいがち。そうではなく誰もがもっと気軽に「自分ごととして自分にできる範囲」で会話できるようにしたいという願いを込めています。

イドベタに込めた思い

I do better

イドベタを英語表記しようとした時、副産物的でもあるのですが

「I do better=私がより良くする」という意味も含まれることに気づきました。

そして活動を続け、多くの方々に賛同頂くうちに

「1人の100歩より100人の1歩」という言葉もあるように

「1人よりもみんなで」の意識が強くなっていったのです。つまり、

I do betterからWe do better へ


イドベタは「We」となるそれぞれの人にとっての「きっかけ作 り」をやろうという考えに至りました。イドベタでは、思いに賛同し活動を共にしてくださった方々を感謝と親しみを込めて「イドベタフレンズ」と呼んでいます。


「コレはゴミ」って誰が決めるの?

海のクリスマスツリー誕生秘話。

「モノ」は変わらない。捨てればゴミ、使えば資源。

We do betterを実現したイドベタ作品の代表格が「海のクリスマスツリー」です。

材料は福岡県界隈の漁港で回収した「廃棄漁網」です。イドベタでは2022年からクリスマス時期にはイベント会場で海ゴミをオーナメントとして飾り付けるワークショップを行っています。多くの方の参加により海のクリスマスツリーは完成しています。



プラスチック繊維で出来ている漁網をはじめ、プラスチックゴミは燃やして燃料化する方が良いという意見もありますが、それらを 使って海の環境問題を知ってもらうきっかけになればとクリスマスツリーを制作し、様々な場所に展示させていただいています。海のゴミの現状を目の当たりにすると「燃やせばプラスチックはOK」とは一概には言えません。とは言え、当然プラスチックは生活に必要なのは間違いありません。


【漁網を使ったグリーンカーテン】

2023年度福岡市グリーンカーテンコンテスト優秀賞を受賞


私たちI do better の第一歩目、4人のメンバーで社団法人を創立

理念を共有する4人

2021年イドベタ結成

2023年春一般社団法人化

【2023年9月 糸島市芥屋 サンセットライブ環境ブースを担当】


設立メンバー紹介

メンバーの4人は全員福岡県出身ですが、プロフィールは、非常に特長的です。経歴を伝えることでそれぞれの思いも感じていただけると思いますので簡単に紹介させてください。



三井真由美(一般社団法人イドベタ:代表理事)

2010年、自然あふれる景観や伝統・歴史に魅了され、地元福岡市からのちにイドベタの本拠地を構えることとなる糸島市に移住。糸島きって名所である二見ヶ浦夫婦岩を祀る櫻井神社の宮総代も務めた経歴があるほど地元にどっぷり。環境問題に興味を持ったのは、映像ディレクターとしてテレビ番組の取材を通じ糸島市で毎日ビーチクリーンをしているサーファーに出会い『自分たちのフィールドは自分たちできれいにするのは当然のこと』この言葉に感動し映像で環境問題を伝え続けていた。イドベタの立ち上げ以降は「環境教育コーディネーター」や「SDGsエデュケーター」のほか「スパイス香辛料ソムリエ」さらには「ツアーの添乗員」の資格まで取得し糸島を舞台に

ビーチクリーンなど環境活動をプログラムに加えた体験型のサスティナブルツアーを企画している。


しばたみなみ(アーティスト)

海外ではNY、ドイツ、スペイン、国内では京都、東京、直島(香川県)で活動してきたアーティスト。日本財団や環境省との共同事業も手がけ「海ごみゼロアワード2021」では環境大臣賞を受賞。2013年にビーチクリーンのポスターを描いたことがきっかけとなり「ゴミとして落ちているモノはゴミとして自然発生するモノではない」ことに気づき「海で起きているコト、モノにもイノチがあるコト」を作品を通して伝えている。「ゴミを新しいイノチに蘇らせる」アートプロジェクトORINASUスクラップでビルドに取り組む。可愛い作品には熱いメッセージが込められている。


松井聡史(映像ディレクター)

現役のテレビ番組ディレクター。2018年に制作した環境番組をきっかけに、プラスチックゴミ問題を知り、それまでの生活が一 変。以降、SDGsをテーマにした番組を数多く手がける。ビーチクリーンを通して「海ゴミと話ができる」ようになり、漂着が待てず泳いで海ゴミを取りに行くなど体当たりで取材に取り組む。2019年に制作した番組「人類vsプラスチック」は第61回科学技術映像祭において内閣総理大臣賞を受賞。



矢野裕樹(事務局/マネージャー)

株式会社SCBイノベーションアカデミー福岡代表取締役。赤髪の長髪であり、年間300日も白いVネックTシャツを着用するという一風変わった風貌であるが「スタートアップ企業の支援を通じて地域活性化に取り組む」熱い心の持ち主。伴走型の創業支援でプレシードから事業計画の作成、資金調達、事業化まで一貫して支援を行っている。イドベタ事業化の立役者。

「なんとなくの使命感」を具現化した井戸端な夜

三井、しばた、松井の3人は、2021年のある夜。糸島の商店をリノベーションしたコワーキングスペースに集まり「3人で何かしたいね」「やるべきだね」「やろう」という10代の若者のようなフワッとした誓いを立てたのです。まさに井戸端会議です。それからの活動は後述するとして、まず立ち上げのエピソードを。


3人は当初それぞれのフィールドで各々が活動を行っていました。三井、松井はテレビ番組で環境問題を取材。しばたは作品を通して地球環境や人の営みへの問題提起を表現。しかし、その3人の活動には共通のキーパーソンがいたのです。九州大学大学院工学研究院に所属する清野聡子准教授です。3人が親しみを込めて「先生」と呼ぶ清野先生は、海洋生物や環境の研究を行うオーソリティー。三井、松井はそれぞれが制作する番組で偶然にも2人ともが専門家として清野先生にインタビュー。しばたは清野先生からビーチクリーンイベントのポスター制作の依頼を受けるなど、当時はバラバラに清野先生と繋がっていました。それから数年後の2020年に清野先生が「九州大学うみつなぎ」(中高生と環境問題解決に取り組みながら学びを深める団体)を立ち上げる際に3人に声がかかり、そこで顔を合わせたのです。


清野先生は従来のパワーポイントを使っての講義では学生の興味や能力を引き出すことに限界があると感じており「映像やアート作品の力を借りたい」という狙いがあったそうです。加入した3人はそれぞれの特技を生かして活動していく中で、未来を担う若者に環境問題を伝えることの大切さ、そして一緒に取り組む楽しさを感じていきました。この時の感覚は今でもメンバーで共有しているほど大きな経験でした。

未来を担う若者。子どもたちにも楽しく環境について学んでほしい。

その後、3人は大学の学問において対象にするには難しい小学生低学年や幼年期の子どもたちにも伝えたい、伝えるべきだとの思いが強まり、前述の「何かしたい」に繋がったのです。3人は得意分野はあるにせよ、環境問題の専門家ではないので、役割分担という意味でも自分の利点を生かし、自分たちの言葉で伝えられることをフットワーク軽く意思決定しながら活動していこうと「イドベタ」を立ち上げました。


バラバラだった3人が

I do betterからWe do betterを実現した最初の瞬間でした


しかし、活動を続ければ続けるほど、様々な形でイドベタを展開すればするほど、経営やチームとしてのマネジメント、社会規範の面においてはある意味“素人”な側面を露呈し、地球どころかイドベタが持続可能ではなくなる不安が強まったのです。

そこで加わったメンバーが矢野。

「イドベタが収益化できるまではノーギャラ」を貫くという矢野の情熱にも支えられ、プレイヤーの集まりだったチームに屋台骨ができました。

海ごみは“一期一会” 今拾わないと明日はまた海へ

楽しく海を守る活動を!と言いつつ現状はシビアに迫ってきます。ここから少しイドベタの講座でお話している内容を紹介させてください。



【海洋ゴミは海流に乗って世界中の海岸で漂着しています】

皆さんはビーチクリーンを経験したことはあるでしょうか。一見キレイな海も足元に目を向けるとゴミが散乱していることが分かります。大きなものは冷蔵庫などもあります。それを見つけると「なんでこんな大きなものが海に?」という疑問が、そしてプラスチック片を見つけると「これはもともと何だったのだろうか?」という感情が沸き立ちます。ビーチクリーンをしていると意外とゴミに興味を持ち始めるのです。



私たちに便利なツールと自然を破壊するゴミの境界線は?

そして、それらが全て「ゴミになる前は自分たち人間の生活を助けてくれていたものである」ことに気づいていきます。ペットボトルだったものがいつの日か「ゴミ」に、洗濯バサミだったものもいつの日か「ゴミ」に。レジ袋だったものも「ゴミ」、弁当の容器だったものも「ゴミ」。どれも別の名前で呼んでいたものが全て「ゴミ」呼ばわりです。あまりにもモノに対して失礼な気がしてきます。


皆さんも海に行く機会があれば、ゴミにも注目してみてください。次の日に同じ場所を訪れると、昨日あったゴミがなく、また別のゴミがあります。これは潮の満ち引きの関係で、一度砂浜に打ち上げられたゴミが再び海に引き戻されていることが原因です。見つけたら今拾わないと、翌日には再び海に浮遊している可能性がありま す。人間もゴミも自然の摂理には敵いません。


プラスチックは“悪者ではない”世紀の大発明品

“自然を守るため”に生まれたプラスチックが“自然破壊”の矛盾


海ゴミの現状を目にするといつまでも分解されないプラスチックは海を汚す悪者に見えてきます。しかし、なぜプラスチックが誕生したのかを知るとその考えがガラッと音を立てて変わるのではないでしょうか。現在、自然を汚し動物に悪影響を与えてしまっているプラスチックが実は自然を守るために誕生したと言われています。

象牙→ビリヤードの球

ウミガメの甲羅(べっ甲)→メガネのフレーム

自然保護が目的、なぜ自然破壊につながった?

かつては、これらを作るために象やウミガメを乱獲していたとも言われています。それを防ぐために、代替品として丈夫で様々な形状にできるプラスチックが考案され製造されたのです。それが今では・・・。


自然保護→丈夫で便利→大量生産→大量廃棄→自然破壊

この入口と出口が違う直線的な構造が海ゴミ問題の原因のひとつであることは明白です。


愕然とした目の前の漁網問題を“楽しく”伝える

2022年秋、イドベタメンバーは愕然とする出来事に遭遇します。それは糸島市の離島を訪れた際に目にした「廃棄漁網」の塊です。漁網だけならまだしも、様々な漁具や漁業用の仕掛けが絡まり合い、中には重油などでベトベトなものも混ざっていました。


漁協の漁師さんに話を聞くと「漁業に行った帰りにゴミも回収している」とのこと。

そして放置しいる理由が「回収しても焼却など処分するにもお金がかかるから」だそう。私たちの食卓に上がる魚を獲ってくれているのと同時に海ゴミの回収もしてくれていること、そして回収したとしても処分できずに放置されていることを知り絶望感に苛まれながらも、イドベタが着目したのが漁網の色が“緑”であること。

クリスマスツリーができるんじゃない?

山積みの漁網を片付けることはできないけれど、皆さんにその問題を伝えることはできる。そう感じてから行動を起こすまでは早かった。プレイヤーが揃っているイドベタだからこそではないでしょうか。廃棄漁網を使いきる活動を「Gyomoプロジェクト」と命名。アーティストしばたみなみの工房を中心に、クリスマスツリーを大量に生産。また商業施設でのワークショップに参加してくれた幼稚園保育園生や小中学生など多くの子どもたちの力で「海のクリスマスツリー」は初年度に20本以上を作り上げ、福岡市・糸島市内で10箇所以上に展示されました。


2年目の2023年には福岡のクリスマスイベント最大の会場となる天神での「クリスマスアドベント」会場にグリーンサンタを設置。

しばたみなみを中心に、九州産業大学の教授や学生の力作には多くの来場者が興味を示しました。

そしてサンタの周りを彩ったのは地域の小学生と一緒に作ったクリスマスツリーでした。そのツリーには児童のメッセージも込めれていました。



拠点をつくり活動はさらに加速

2023年12月拠点「めぐるラボいとしま」誕生


築80年の商店街空き店舗を

これまで活動を行いつつも、どこか個人商店的だったイドベタも活動の場を広げるために拠点の必要性を感じ、糸島市の前原商店街で築80年の空き店舗をセルフリノベーションして「めぐるラボいとしま」をオープンさせました。 めぐるラボいとしまのテーマはモノ、ヒト、マチが「めぐる 」資源循環について考えるプラットフォー ム。食品の量り売りや古着屋さんなどが入るシェアショップ(15事業者)や環境に優しい商品の販売等をメインに、廃材工作教室や地球環境の基礎を学ぶ科学実験教室の会場など地球資源を見つめ直すゼロウエイストな暮らし方を提案しています。


また商店街の活性化を目的に、スタンプラリーイベントなどを計画・実行。年配の地域の方にはまだまだめぐるラボは「ゴミの回収場所」と認識されることも多いですが・・・認知や来場者が増えており手応えを感じています。


2024年日本財団「海と日本プロジェクト」の助成団体に選出


県内の小中学校やフリースクールに出前授業を行っています。また、九州産業大学芸術学部、九州大学芸術学部、福岡市の専門学校と連携してアーティストとコラボし、海洋プラや廃棄漁網をはじめとする廃材を使い新たなアート作品やプロダクトを開発を目指しています。


さらに、作品を作って展示することにとどまらず「流通」を含む資源循環を目指し「Gyomoプロジェクト」3年目では再生・経済循環させる仕組みサーキュラーエコノミーを実現させるべく取り組みを行っています。


これって本当に「ごみ」なの?

廃材に価値を持たせることでマチが彩り賑わい

地域活性化につながる


「ゴミ」の可能性を追い求めイドベタは循環社会を実現する活動を続けていきます。


ワークショップの様子


イドベタ2024年度今後の活動スケジュール


・9月7日8日 サンセットライブ 環境啓発ブース担当 「海洋プラ×アート廃材ワークショップなど」


・9月14日―16日 めぐる糸島前原そーつく商店街 実行委員

「海洋プラ×音楽楽器ワークショップなど」


・10月5日6日 糸島市民祭り海のクリスマスツリーワークショップ


・10月12日  RKB海と日本プロジェクト『イカタコ調査隊』


・10月20日 糸島芥屋 サーファーガールカップ 「海のクリスマスツリーワークショップ」

・10月26日27日 福岡市環境フェス 

(海と日本プロジェクト)「海洋プラで街を彩る海洋プラアート・プロダクトコンテスト成果展」


・11月12月クリスマスアドベント

グリーンサンタ・海のクリスマスツリー展示など










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