子育てママ・ファミリーのための ものづくりのこだわり~食編~
「食」の世界に広がった豊かな暮らしぶりの提案
アパレルブランドとしてスタートしたノースオブジェクトが、さらなる豊かな暮らしかたの提案として取り組んだのが「食」をテーマとした分野です。創業当時からノースオブジェクトがこだわり続けるコンセプトは「食」の分野にも引き継がれ、テーマを持たせたウェアや雑貨を1つ1つていねいに作るように、私たちが提案するパンやスープにもターゲットとなるママたちやファミリーの暮らしぶりのストーリーが込められています。
毎月行われる新作試食会では、アパレルブランドが打ち出す毎月のコンセプトテーマと連動したメニューや季節の商品を開発し、各直営店のメニューへと反映します。例えば、8月~9月の新作ウェアのテーマは「めぐる、つながる、星降る夜」。
アパレルデザイナーが描いたブランドターゲットのママたちがこの季節に楽しむ暮らし方や家族たちと過ごす日常のシーンから、新作パンのコンセプトが天体望遠鏡から見える星や惑星をイメージしたパンに決まり、「めぐる、つながる」というキーワードから惑星の中でも幻想的な環を持つ「土星のパン」が誕生しました。
見た目のおもしろさはもちろんですが、クロワッサンの生地を活かした土星の環、そして環の中の土台となるパンは惑星らしい外見になるよう紅茶の葉を練り込み、ロイヤルミルクティーとカスタードクリームを合わせた自家製クリームをたっぷり詰め込んだ素材の豊かな香りが存分に楽しめるこだわりの一品です。このパンは成形や焼き方がとても難しいのですが、「これを見たママたちや子どもたちはどんな楽しい気持ちになるのだろう」・・・そんな職人たちの想いから試行錯誤を繰り返し商品化された新作パンです。
ノースオブジェクトが提供するパンやスープ、焼き菓子などのすべての新作メニューは、ただ単に美味しいものを考えるのではなく、それを見つけた時のワクワク感や食べたときの驚き、そこで交わされる家族の会話や笑顔を想像しながら誕生しています。
「美味しい」を形にすること
「食」の分野に展開し試行錯誤を繰り返す中で生まれた、ノースオブジェクトにとっての「美味しいっていったい何だろう?」という疑問。食べ物として味そのものが美味しいものはもちろんですが、美味しいと感じる理由はほかにもたくさんあるはず、という想いから約半年間のプロジェクトとして『美味しいラボ』が発足しました。
『美味しいラボ』は、その季節に設定されたひとつのテーマから、ベーカリーやレストランがそれぞれターゲットとなるママたちや家族との暮らしの中からイメージしたメニューを商品化するというプロジェクトで、パン職人をはじめ、シェフやスイーツ担当、販売スタッフ、本部スタッフが一堂に会します。各分野のスタッフが一緒に考えることで、どういった食材を組み合わせてどんなメニューをどんな風に食べてもらうのか、売り方や持ち帰ったあとのリベイク方法など美味しく食べてもらうためにできることをさまざまな角度から考えます。
こうして商品化が決定したメニューは販売価格や販売個数を決め、売り場のレイアウトを含む販売計画をもとに、販売をしてみた結果を振り返ることで次のメニュー開発へと反映します。アパレルでは以前から商品企画で行われていたターゲットとなるママや家族で過ごす季節ごとの暮らしぶりから、お出かけ先や行事などをイメージしたモノづくりの考え方が、「食」の分野にも浸透しノースオブジェクトならではの「食」を通じた豊かな暮らしかたの提案が当たり前の風土として根付きつつあります。
「美味しい」は幸せな時間
ベーカリーで見つけた面白い形をした土星のパン。それに合うネイビーのお皿やテーブルウェアのコーディネイトを星空にちなんで並べてみる… パン1つをとっても日常を楽しく過ごすためのちょっとしたアイデアや工夫が暮らしを豊かにします。ノースオブジェクトの作るパンは食べて美味しいことはもちろんですが、豊かさがあふれたテーブルを囲み、土星のパンから広がる家族との会話や笑顔こそが、「美味しい」を感じられる幸せな時間なのだと考えています。
豊かな暮らしかたを追求してきたノースオブジェクトは、ママや家族たちの幸せな時間と、そのシーンに合うメニューをひとつひとつイメージしながら、「美味しい」を通じた幸せな時間=豊かな暮らしを、これからもこだわり続けていきます。
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