新しいPRのカタチ
もっと「ラフに」発信しよう。リサピーで。
〜裏付け調査からリサーチ結果PRまでをクイックに完結〜
スピードの重要性がますます高まる昨今において、PRというもののシステムも変わっていく。株式会社ベイニッチが立ち上げたアンケート調査&PRサービス『リサピー』という新サービスについて、開発担当の競仁志に徹底取材した。
インタビュアー(以下:I)まずは今回新たに立ち上げた「リサピー」のサービス概要から教えてください。
競仁志(以下:K)「リサピー」は、お客様から依頼を受け、企画提案、アンケート調査設計と実際の調査、そしてプレスリリース作成までをまるっと行うPRサービスです。
I なるほど。「リサーチ」から「PR」までやるから「リサピー」という名称なのですね。
K はい。まさに読んで字の如くです。
I 他にはどのような特徴がありますか?
K 大きく3つあります。1つ目は、「リサーチ」を行うことにより、クライアントの事業促進になるということ。2つ目は価格の安さ。3つ目は圧倒的なスピードです。リサーチによる裏付けがあるから情報の信頼性が高く、そしてスピードが早くタイミングを逃さないため、よりメディアに取り上げられやすいという特徴もあります。
I そのロジックは目からうろこです。クライアントの事業促進になるというのはどういったことですか?
K 多彩なシーンで活用できるのです。PRになるのはもちろん、自社の商品やサービスの価値の裏付けとなりますし、営業資料やセミナー資料として活用できます。また、自社サイトでコンテンツ化したり、SNSで発信したりと、データがあることでメッセージを発信できるのです。このリサーチ結果をセミナー内容にしているクライアントもいます。
I リサーチの価値は大きいのですね。
K 大きいです。とはいえ、決して珍しいことではありません。データによる裏付けは、PRやマーケティング業界では王道の手法です。ただしコストが高いのが通例です。1本50万~100万円程度かかることが大抵です。そして、対応に1カ月程度かかることも少なくありません。さらに言えば、企画提案や調査設計は別サービスという会社もあります。
I なかなかハードルが高いと。
K はい。王道で価値もあるのに、高価で遅いために利用しづらいというジレンマがあります。そこで、安くて速いサービスをつくろうと思いました。20万円というのは業界でおそらく最安値だと思います。
I そんな事情があったんですね。
K もっと「PR」の認知を広げたいという想いもあります。たとえばマーケティングは、市場調査やそれに応じた広告出稿にブランディングなど、世間にある程度のイメージが付いていると思います。でもPRとなると、その内容がそこまで認知されていません。
I 確かに、PRの意味自体はわかっても、具体的な仕事内容は知られていないかもしれません。
K 地方企業になるとより顕著で、良いサービスや商品があり、工夫することでもっと広めていける点があっても、PRの重要性自体が認識されていないため、進んでいません。その上で、PR業界では年間の契約金が500万円〜1千万円とかかるため、もし興味をもっていただいてもなかなか利用いただけません。
I 費用対効果がわかりづらいと。
K TVなどに大きく取り上げられればよいですが、すべての企業がそううまくいくわけではありません。しかも、それで1千万円。結果、満足を得られず「PR会社にお願いするのはやめよう」というマインドにつながり、PRができるのは予算が潤沢な大手企業に集中するという業界構造になるわけです。
I 競さんは、そんなPR業界を変えたいと思ったんですね。
K PRやマーケティングにはいろいろな手法があり、例えばリサーチ、レポート、イベントとブレイクダウンできるんです。昨年からトライアルでリサーチPRを行った結果、効果的でありお客様にも喜んでいただけるということがわかりました。この知見をもとに、手が届きやすく効果的な「リサピー」としてブラッシュアップし、多くの企業様に活用いただくことでPRの認知を広げ、市場拡大にも寄与できたらと思っています。
I 「リサピー」はなぜ低価格が実現できるのですか?
K リサーチの多くはアンケートで行うのですが、一般的に調査をする際の母数は最低300以上というのが通例でした。確かに、本来的にはこの規模が良いと思いますし、シンクタンクやパブリックに近い機関が発表するのにはある程度の母数は必要です。しかし、事業会社のPRやマーケティングを目的とすれば、母数が100でも声は十分ですし、実際にメディアにも取り上げられています。
I なるほど。「リサピー」の場合、調査の母数をコンパクトにすることでコストを下げているのですね。
K もうひとつは、設問数とその内容です。多くのアンケートの設問数は20~30などかなり多いですが、「リサピー」では5~10程度の密度の濃い設問だけを用意することで、より企画に適したリサーチをスピーディーに行います。
I 低価格と同時にスピードアップをはかれるのは画期的ですね。
K 企画の構成はもともと弊社が重要視している点です。これは提案時点で実施しており、お客様との最初の打ち合わせ時に、事前情報だけで企画案を数パターン作って提案します。
I そんなことができるんですか?
K 公式サイトや過去の記事などを参考に作ります。そのうえで、「御社の強みや、訴求したいことはこれですよね。であれば、このようにリサーチと組み立てをするのが効果的ですよ」といった提案をすると、PR戦略をイメージしていただきやすくなるのです。
I 昨年からトライアルではじめたと伺いましたが、もともとの構想はいつからあったんですか?
K 5年ぐらい前からですね。昔から調査データに基づいたセールスプロモーションは、リクルート社が得意としていた手法です。たとえば「リクナビ」には「リクルートワークス研究所」があり、「ホットペッパー」には「ホットペッパーグルメ外食総研」と「ホットペッパービューティーアカデミー」があります。
I 確かに。「SUUMO」や「ゼクシィ」にもあったような。
K その調査資料を、PRだけではなく営業資料などにも活用していると。リクルートの営業組織は強いとよく言われますが、そこには優秀なマーケティングチームのサポートもあるんですよね。ただ、リサーチPRを専門で行うPR会社はなかったので、感触を確かめながらすこしずつ進め、正式に今春ローンチしたという流れです。
I 4月ですよね。なぜ、あえてこのタイミングで?
K コロナショックで世界や日本が自粛する中、多くの企業は情報発信することに委縮していた部分があると思います。ただし、データに基づく情報は、世の中にとって良いこともたくさんありますよね。そこで、急ピッチでサービス化できるところまで仕上げたのです。
I これまでの実績例を教えてください。
K 最近ですとテレワークとの掛け合わせが大きな成果を出しました。ダイヤモンド・コンサルティングオフィス社はハラスメント研修専門の会社なのですが、テレワークが増えると同時にリモハラ(リモートハラスメント)が話題となり、同時期にリモハラのプレスリリースを出したところ、ライブドアニュースが記事化し、そこからFNNプライムオンライン、まるっと!サタデー、ニュース シブ5時、NewsPicks、など続々報道されました。
I ニュース媒体からの引き合いがあるのは、やはりスピードがあるからということですよね。
K まさにそうです。タイミングに合わせてスピーディーに、シャープな企画を出すことが重要です。やみくもに情報を広く集めてアウトプットするのではなく、目的を定めて狙い撃つのです。業態も、オールジャンルで対応できると思います。
I 将来的な目標を教えてください。
K 今は首都圏が中心ですが、このサービスはオンラインを軸にしたいと考えています。地方のお客様にもご利用いただきたいですね。数字的なものでいえば、今年中に300案件、来年には1000案件、「リサピー」を提供できたらと思います。
最短5営業日でできるアンケート調査&PRサービス『リサピー』https://research-pr.jp/
従来のインターネットリサーチでは、実施するアンケート設問の設計はクライアント自身で行い、調査やその後の分析をリサーチ会社が行う、という状況がありました。加えて、調査対象者数はn=300以上という考えが一般化していることを理由にリサーチコストが50万円以上かかってしまうことも珍しくありませんでした。
また、当社が2020年3月31日(火)〜4月2日(木)に実施したリサーチによると、インターネットリサーチを利用しているマーケティング・広報PR担当者は5割を超えるものの、そのうちの6割が「企画の設問設計に時間がかかる」また、5割弱が「リサーチコストが高い」という課題を持っています。
そこで、もっと手軽にアンケート調査を実施し、調査結果を企業のサービスに活かすことができるリサーチ&PRサービス『リサピー』を開発。調査の目的から調査後のコンテンツ活用の設計、アンケート設問票の考案・調査実施とプレスリリース作成・配信代行まで行い、また調査対象者数n=100以上でも多くのメディア掲載の実績があるクイックで低コストなリサーチPRが誕生しました。
【株式会社ベイニッチ 会社概要】
本社 :東京都港区北青山2-7-26 メゾン青山1001
代表者 :代表取締役 石川 友夫
設立 :2010年12月
事業内容 :PR・マーケティング事業
Webサイト:http://www.baynich.jp/index.html
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