クズ大学生が大阪ミナミで1000万稼ぎ、学生起業家へ。
そうして、僕の学生生活の9割を占めるといっても過言ではないキャッチ生活が始まりました。
これが僕の人生をいい意味でも悪い意味でも狂わすことになるとは、その時は微塵も思っていなかったです。
キャッチを始めたときは、とてもピュアな気持ちでやっていたのもあります
なぜなら、キャッチを始めたのが1回生の秋、その冬にはバルセロナでサッカーを見るためにヨーロッパへ旅をすることと、2回生の夏にバイクで日本一周することが決まっていて、旅費とバイクを買い替えるお金が必要だったからです。
そのために40連勤したこともありました。
よく学校で「4連勤まじ鬼~」みたいなこと言ってる子を見ては、どついたろかなと思っていました。笑
でも全然苦じゃなかったですし、むしろ楽しかったです。
毎日、自分の数字だけではなく、店舗の売り上げを考えたり、
自分でオリジナルの名刺を作っては、常連や金持ちに配りまくっていました。
段々と周りの会社の人からも一目置かれるようになり、売り上げも気づけばその店の先輩だけでなく、そのあたりのキャッチよりもあげていました。
ただ、絶対にこの人たちには勝てないという化け物が2名いました。笑
そのうちの一人で一番よくしてくれていた先輩から、キャッチの会社でやってみーへんか?というありがたいヘッドハンティングを受けるようになりました。
しかしキャッチの会社に行って金に埋もれたくない気持ちや、その店ではかなり自由を与えてもらっていたので、キャッチの会社に行こうとは思わなかったです。
もっと好条件を提示してくるまで待ってみようという気持ちもありました。
そうこうしながら、毎日大阪ミナミでキャッチをしていると、給料が膨れ上がり、気づけば焼鳥屋のときの10倍くらい貰うようになっていました。
クソガキが学生にしてはかなりの大金を手にしたことで、微妙に人生の歯車が狂い始めるのでした。
そして、お金を貯めて僕は、ヨーロッパへと旅立つのでした。
ヨーロッパ・バックパッカー ~スペイン・オランダ~
今回は、番外編の第一弾として19歳の冬に行った、ヨーロッパの旅について書いていきます。
この旅に行こうと思った理由はひとつ。
FCバルセロナの本拠地、カンプノウで試合を見たかったからです。
僕は中学生の頃から、リオネル・メッシの大ファンでした。
人生で一度はこの目でメッシを見てみたいという思いがありましたが、こんなに早く叶えられるとは思わなかったです。
キャッチで金を稼いだ結果です。
キャッチ万々歳です。笑
まずは、試合の日程をチェックして、VSアトレチコマドリーの試合のチケットを取りました。
当時のアトレチコには、アグエロや、フォルランといったスター選手がいたので、バルサも温存したりしないだろうということです。
そして、航空券のみ購入し、いざヨーロッパへ。
スペインへの旅の前後にオランダも行くというスケジュールでした。
オランダといえば、、
そうです。
「フリードラッグ・フリーセックス」の国です。笑
到着してまずは、ホテル探しです。
これが意外と苦労しました。
何せ初めてのバックパッカーだったので、格安ホテルを探すノウハウもなければ、流暢な英語も話せませんでした。
なんとかホテルを見つけて、身振り手振りで値段交渉をして、格安ホテルを見つけました。
そして、夜のアムステルダムへ繰り出しました。
まずは、一服しようとカフェに入りコーヒーを頼むと、、
Aセット→コーヒー+マ○ファナ
Bセット→コーヒー+サンドイッチ
という具合でした。
さすがオランダっす!笑
オランダの夜を存分に楽しみ、次の日いよいよスペインに向けて旅立ちました。
到着してまたホテル探し。
そしてその夜にはカンプノウで試合だったので、急いでホテルを探しましたが、これまたなかなか安いところが見つからず、、
時間も迫っていたので妥協して高めのホテルへ。
でもキャッチで稼いでいたので、平気でした。
キャッチ万々歳です。笑
そして、待ちに待ったカンプノウへ。
入った瞬間の感動は今でも忘れられません。
全員でイムノを歌い、メッシコールをして、ハイネケンで乾杯。
最高でした。
ちなみにですが、この年バルサは史上初の6冠を成し遂げ、バロンドールの最終候補がメッシ、イニエスタ、チャビだった年です。間違いなく全盛期でした。
結果的にこの試合でメッシはハットトリックを決めました。
感動と興奮の嵐でした。
もう一度必ず行きます。
次はエル・クラシコを観たいですね。
スペインのバルセロナでは、バルサの試合のある土日は地下鉄が24時間営業です。
ですが、みんな大通りを酒を飲みながら行進していくので(自分も酔ってたので)、とりあえずついていきました。
それがミスでした。
そうです。
道に迷いました。
ホテルの場所も覚えてなくて、死にそうでした。笑
夜中になんとかホテルに辿り着きました。
次の日からは、サクラダファミリアに行ったが入らなかったり、闘牛場にいったけど開いてなかったり、フラメンコやってそうなお店で食事したり、糞カワイイ子がいるバーに通いつめて青春したり、地中海で海には入らずビーチでのんびりしたり、タトゥーショップにいったり、殺されそうになったり、バルセロナのカタルーニャ地方でアンダーグランドを感じたりしていました。
カタルーニャは駅前の広場より上が観光地で、下がスラムみたいな感じでした。スラムを抜けると地中海。格安ホテルはスラムにしかないので、毎日スラムにいました。地元のヤンキーと仲良くなったりして、最高に自由で楽しかったです。
ただ、連日泊まっていたホテルのエレベーターは渋かったです。
こっち系です。
ハリーポッターに出てきそうなやつです。
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