24歳、社会人2年目の僕が心が折れそうになった時に、3億円企業の起業家先輩からの「仕事は○○のために行くんだ」という言葉で「仕事をしよう」とスタートラインに立った話
僕は怖かったんだ。社会に出ることに、僕は恐怖を抱えていた。
また同じようなことが起きてしまい、つまはじきにされ、自分の居場所がなくなったら、自分は何を糧に生きればいいんだろう?と。
どうしようもなかったんだが、先輩に連絡をした。先輩は快くOKしてくれた。
場所はとあるビルのイートインスペースだった。先輩は近くで仕事を仕事をしているらしく、急ぎ足で駆けつけてくれた。
先輩も忙しそうだったので、僕は早く切り出すことをした。
働く、という意味を知りたい。
正直、分からない。
偽りもない僕の本音だった。別に仕事をまたしに、行ってもいい。もしかしたら公務員の勉強をして公務員になることもいいのかもしれない。
だけど、僕は怖かった。再び同じように人間関係に迷うこと。そして、毎日毎日、電車に揺られて仕事にいって、疲れて帰ってきて、また明日におびえることが。
僕は、何を糧に生きればいいのか?僕は何のために働くのか?
嘘でもいい。納得のいく答えが、誰かから欲しかったんだ。
そんなことを延々とつらつらと、先輩に話した。周りから見れば、マシンガンのように語る僕は、きもちわるかったんだと思う。それでも先輩は、目を逸らさず、時に目に涙を浮かべながら懸命に聞いてくれた。
そして、先輩は口を開いた。
意外な言葉が返ってきた。欲しいものは手に入った。確かに値段を見ずに、商品を買うことだってしてみた。だけど、寂しさは募るんだ・・・と。
あなたはこの言葉に、どう思っただろうか?
本当に大切なものを、先輩は語ってくれた。
僕としては本当に意外だった。いくらお金を稼いでも、手に入らないものがある。そうやって、トップの本音が聞こえてくるようだ。
ちなみに今、先輩はそういった“関係性”を大切にした企業組織のリーダーをやっていて、僕も時々お手伝いが出来るときはしている。とても楽しそうでイキイキしているステキな先輩だ。
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