就活を中断し初めてのひとり旅。何もかも分からなくなって辿りついた1つの答え。「自分で証明するしかない!」

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返信求めて書いたんじゃないし。

とりあえずびっくりしすぎた。


それで、おそるおそる内容を見てみる。


メールには

選考結果の理由や、実は最近奥さんを亡くすというとても辛いことがあったこと

それでも自分は後悔のない生き方をしてきてるということ

いっぱいいっぱい書いてあって




営業さん
そしてどこの会社に入ろうと、どんな仕事をしていようと、今自分がいる状況から気づき!学び続けていって下さい。

そして仕事の辛さ・厳しさも全て含めて、楽しめる岡田さんでいて下さい。

あなたなら出来ると思います。

ながながと書いて来ましたが
最後にまわりが何を言っても何を言っても岡田さんの人生は岡田さんでしか作れないのですから、

どんなことからもいっぱい学び 後悔のない人生を送っていって下さい。
自分の人生を自分自身で楽しんでいって下さい。そして今を生きて、たくさんの人・ことに感謝していって下さい。

10年後の成長した岡田さんを心から楽しみにしています。


そう書いてあった。

もう、涙が止まらなかった。


こんな素敵な人いるんやなぁ って。

嘘つかなくて良かったなぁ って。

正直にぶつかってみてよかったなぁ って。

こんな反応返ってくるんやなぁ って。


わたし、ちゃんと自分で証明しよう


強く思った。



―私は私の人生を、生きる―


絶対に嘘なんかつかない

就活で自分の思ってないことを言わない


そう決めた


それでもやってけるんだって

証明する


今まで散々いろんなこと言われた

その度に

わたし甘いんかなぁって考え込んでた


親にだって言われた

「変なとこで評価落とすようなことするな」

わたしは、本当のことしゃべって評価落ちる意味が分からない


周りの友達も

思ってないことしゃべるようになった

別にそれはそれでいいと思う

ただ、わたしがそれをできないだけで

というか、やってみたら、本当に苦しくてしんどかったから


自分にはできないと分かっただけ


しっかり目的があって、そのためにそういう手段とれるなら

わたしだってできるようになりたい

器用になりたい

だけど、それをしたら

わたし は わたし を嫌いになってしまう


だから、わたしは本当のことを話すっていう方法をとることにした







そしてもちろん、結果を出せなきゃだめなんだ

証明できなくちゃ


誰にもわたしの言葉はとどかないし、響かない


ほとんどの場合は。

ただの夢見がちな、現実見えてないひと

そうゆう風に見られるだけなんだ


お花畑にいるみたいに思われてるらしい



んなわけないやん!!!!!



その過程を聞かれるのはいつだって


成功した人。

結果をだした人。


たとえどんなに努力をしていようと


結果がなければ、見向きもされない。

否定されるだけ。


ほんと腐ってる。


だけど、だからこそ、結果をだすことは大事なんだ。




―旅を終えて創った1つの証明―



選考を受け始めた

企業は1社だけ


フリーペーパーの制作をしている会社

決闘に行くような気分だった


1次、2次と進んで

営業責任者の方と個別面談

とにかくもう全部しゃべった

聞かれたことに対して、全部本当のことしゃべった


やっぱり何度も試された

でも、もう戸惑ったりなんかしない

自分に疑いかけたりなんかしない

考えていたのは、説得すること


それだけ


わたしはこの会社で働きたい

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