☆滅ぼし物語☆2期4章
7話(アラーナ巣窟)
中に入ると奥行きが見える複雑に入り組んだ道が複数見えた。
ソル「フィリニア、明かりを」
フィリニアは魔法を唱え、一定の距離を明るく照らす。
フィリニア「行きましょう」
複雑な道は最初2択になっていた。ソルたちは右を選んで進んでいく。
ソル「モンスターはいるのか?」
フィリニア「えぇ。でも静かにしてれば襲ってこないわ。ここにいるモンスターは毒を持つ蜘蛛、ポイチュラとそのボス、ポイチュラスがいるわ。」
ハルト「恐えよ」
ソル「静かにしてれば大丈夫だ。じゃあ早く抜けてしまおう。」
複雑に入り組んだ道を歩き続け、2択の道や3択の道を通る。
ソル「う、ここは?!」
ソルたちは運悪く、ポイチュラスの巣に来てしまった。引き返そうとした時、ハルトは足元にあった石ころを蹴ってしまった。石ころはアラーナ巣窟の壁に当たって大きな音を立てた。
7話 完
8話(蜘蛛の巣)
大きな音が止むとともにポイチュラスの巣の近くからポイチュラが8匹現れ、さらにポイチュラスまでいた。
ポイチュラA「プフォ」
ポイチュラス「ブフォォォォ!」
ポイチュラスの鳴き声がアラーナ巣窟の隅から隅まで響き渡り、止むとともにポイチュラが襲いかかってきた。
ソル「やばいッ!」
フィリニア「仕方ありません、
戦いましょう」
ハルト「わくわくするな〜♪」
ソル「ハルトのせいだからね?(怒)」
ソルたちは武器を構え、ポイチュラとの戦闘が始まった。
ポイチュラA「プフォォ!」
ポイチュラAはソルに噛みつこうと襲いかかる。その時、ハルトが銃を撃った。
(バンッ!)
ハルトが放った銃弾はポイチュラの胴体を突き抜けた。
ポイチュラA「プ...フォ」
弱々しい鳴き声をあげつつポイチュラAは地面に伏して動かなくなる。
ソル「ハルト、銃撃つの得意なのか?」
ハルト「まぁな!こう見えて射的の腕前は一級品だ。」
ソル「射的と本物を一緒にするなよ」
話しながらソルは剣を振るい、ポイチュラを斬っていく。フィリニアは火の魔法を唱えてポイチュラに当ててていった。
8話 完
☆ポイチュラ☆
説明、暗い洞窟に群れとなって生息している蜘蛛のモンスター。糸や毒を吐いたり、噛みつきなどで攻撃を仕掛けてくる。毒に注意して戦えば楽勝に倒すことができる。長い年月をかけて成長するとポイチュラスになるが、半数以上のポイチュラはポイチュラスの餌となってしまう。
☆ポイチュラス☆
説明、暗い洞窟でたくさんのポイチュラを従えるリーダー。糸や毒を吐いたり噛みつき、体当たりなどの攻撃を仕掛けてくる。長年かけて育ったポイチュラの毒は熟成されて猛毒になっており、当たってしまうと死の危険があるため注意が必要。普段は卵を産んだり、寒さに耐え切れず死んだポイチュラを食べたりしている。
9話(蜘蛛の脅威「1」)
ソルたちはポイチュラを倒していくが次から次へと溢れるように出てくる。
ポイチュラJ「プフォ」
フィリニア「キリがないわ。あのポイチュラスをなんとか倒せればあとは楽なのに・・・」
ソル「じゃあ、俺とハルトで倒しに行くからフィリニアはポイチュラを引きつけてくれ。」
フィリニア「わかったわ」
ソルはハルトとともにポイチュラスに近づいていく。その後ろをポイチュラがついていくがフィリニアが魔法で倒した。
ソル「で、でかい!」
ポイチュラスの大きさはまるで巨大な壁のようだ。ソルは勢いよくポイチュラスの足に剣を振り下ろす。
ポイチュラス「ブフォォ!!」
大きな鳴き声をあげつつ、ソルに猛毒ブレスを吐いた。
ソル「きたな!」
ソルは毒ブレスを横に移動して回避する。すぐにまた近づいて剣を振るう。
(ベリベリッ!)
奇妙な音とともにポイチュラスの足が切断された。
ハルト「俺も行くぜ!」
ハルトはポイチュラスの頭の前まで近づいて銃を撃つ。銃弾は凄い速さでポイチュラスの頭を通り抜けた。
ポイチュラス「ブフォォォ!」
大きな鳴き声とともにポイチュラスは地面に伏して動かなくなった。しかし、巣の奥からさらにポイチュラスが2匹姿をあらわした。
9話 完
10話(蜘蛛の脅威「2」)
著者の高橋 ひろりんさんに人生相談を申込む