うつ病が人生をめちゃくちゃにし、最高のものに変えてくれた話『第1回』

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著者: 松井 友規

まさか
こんなことになるなんて
 
思いもしなかった・・・
 
 
 
もちろん、努力した結果とは言え
運良く入れたそこは大企業で
 
給料もそこそこ良くて
世間体も申し分ないはずだった
  
 
   
しかし
 
 
間違いなくこの時が
人生のどん底だった
  
 
 
仕事をしてもミスばかり、
 
コミュニュケーションが上手くとれず
職場では孤立・・・
  
本音を言える友達もいなかった
  
  
  
なんのために働いているのか
   
  
 
なんのために生きているのか


分からなかった
 
  

大企業で働けていても幸せじゃない
   
 
貯金があっても幸せじゃない
 
 
 
帰る家があって
 
 
ご飯も普通に出てくる 
  
  
服は勝手に洗濯されてて
 
 
あったかいお風呂にも入れるし
 

ふかふかの布団で寝ることもできる
 
  
 
それだけでじゅうぶん幸せじゃないか
 
  

そう思うだろうか?
 
 
 
 
確かに、世界を見渡せば
 
 
自分の悩みなんかちっぽけで
 
どうってことないようなもの
 
なのかもしれない
 
 
  
だけど、そんな
 
 
どうってことないような悩みが
 
 
この時の僕には
 
どうしようもなく
 
大きく感じられた
 
 
 
 
仕事にやる気が持てず
 
 
何度聞いても覚えられない 
  
 
何度も同じミスをする
 
  
人と上手く話せない
 
  
 
それなのに
 
 
居眠りばかりしていた
 

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