【違う、そうじゃない】ファスティング?あぁ、酵素ジュースの?って思ってる奴、ちょっと来い。

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前者は成績が上がっていきますが、後者は変化がないどころか悪化したりします。


僕はどうして、学びをプラスにしていける人と、いけない人がいるのか不思議でした。



ある時、一人の女性と話していて気付いたことがありました。

その子は教えても教えても、のれんに腕押しで、全く変わらないのです。


決して本人にやる気がないわけではない。一生懸命勉強しているのに、うまくできるようにならないのはどうしてなのか?ということを相談に乗っていたところ、なぜだか家族の話になり、

女性
自分の父親は、ものすごく怒りやすくて、いつも家族に対して怒鳴ってばかりでした。

母親が泣いているのを見て、私が「お父さんやめて」というと何かにつけて無茶苦茶なロジックで怒鳴られたし、

私が、「将来こういうことをしたい」といった時には頭ごなしに否定されました。


だから、いまでも男性に対して恐怖心があるんだと思います。

というではありませんか。


家族のコミュニケーションが、社会とのコミュニケーションに反映されるとは聞いていたものの、こういうところに出てくるのかと実感したのはこれが初めてでした。

この子は、他人に提案をする=怒鳴られると思っているので、潜在的に怖いと思っているんです。

それでは売れるモノも売れません。


他にも、これまた女性なのですが、「母親が継母で、自分の夢とかやりたいことを一切肯定してくれない。母親の希望通りの人生を生きないと怒られる。」と言っていた子がいて、僕はその子のことを心から応援していたのですが、

本当に自分のやりたいことをその母親に話したらヒステリーを起こされ、結果、外出禁止になってしまったことがありました。その時はすごくショックを受けました。


あとでわかったことですが、この二人に共通していたことは、

私には価値がある」という自己肯定感を持てていなかったことです。


俗にいう、セルフイメージというやつで、自分に対してのイメージが高い人は、過去に受験や部活などでの成功体験があり、「私ならできる」と思っています。


でもセルフイメージが低い人は、何かにチャレンジしようとして、失敗した、あるいは、周囲の人に否定されてチャレンジすらできなかった経験があり、「私には無理」と思ってしまいます。

セルフイメージが低い人は、心のグラスが割れてしまっているので、何を注いでも漏れていってしまうのだそうです。


自己啓発本などでは、このセルフイメージを高めるために、自分で自分を褒めるための自己承認(アファメーション)をしましょうとか、ポジティブに考えるようにしましょうとか、自己肯定感を高めるトレーニング方法が書いてありますが、


いろいろ調べていくと、幼少期に「家族の愛」を受けて育っているかそうでないか、でセルフイメージの高さを決定づけるということを知りました。


人が、ある分野で、苦難を乗り越え成長し、成功していけるかどうかは、セミナーの内容よりも、教育者の腕よりもまず、「家族の愛」を感じているかどうか、によって決まってしまうというのです。



児童養護施設のこどもたち


そういった「家族関係が人生に与える影響」に興味をもった経緯もあって、

NPOの活動の一環で児童養護施設のこどもたちを触れ合う機会をもたせてもらっていますが、


施設にいるこどもたちは見た目は普通のこどもと何ら変わりないのですが、

石鹸づくり教室をしたり、ヨーヨーを一緒にやったりする中で顕著になるのは、

こどもたちから発せられる「ねぇ、見て見て!」というメッセージです。


とにかく、自分のつくったもの、やったことを見て欲しいという思いをヒシヒシと感じました。

こどもによっては無言でスキンシップを求めてくる子もたくさんいます。


愛情に飢えているのがよくわかります。


(絵本の朗読をした時の様子)


施設のこどもたちは基本的には、親の育児放棄や虐待によって、自治体に引き取られますが、なんのそういった事実もないのに、周りの人がそう思ったという曖昧な基準だけで、親から引き離されてしまったこどももいます。


なんにせよ、親の愛を受けることなく施設で育っていくわけですが、

多くのこどもは、18歳で卒業して社会にでた時に、すべて自立して生活していかなくてはいけないので「自分に何ができるかわからなくて途方にくれる」のだそうです。


親の愛情を受けて育ってない子供達にとっては、自分へのセルフイメージも低く、いかにそれが困難であるか、想像がつくかと思います。


ちなみに、2011年に行われた調査では、

日本人の高校生が、韓中米の高校生と比べて、「自分に価値がある」と感じている割合が極端に少ないことがわかりました。


これを見て、完全に家族とのコミュニケーションの密度が関係していると、僕は思いました。


韓国は儒教の国なので、家族や血縁をめちゃめちゃ大事にする文化があるし、

中国は親を敬い、大事にするのは絶対的。親不孝ほど卑しむべきものはないという考え方だし、

アメリカは、家族との時間を優先する価値観が仕事観の中にもあります。


それに比べて、日本はこどもの晩御飯の時間に、親が家にいない、という家庭が多くなったことが原因にあるのではないでしょうか。



人の成功はホルモンが決める?


そういった家族とのコミュニケーションが薄く、自分に価値を感じられなくなった人たちは、よっぽど人のご縁に恵まれない限り、

自分に価値を感じ直し、親を許し感謝し、自己肯定感をもっていきていけるようになるのは難しいとされています。成人してしまった後は、なおさら難しいと言われています。


ということは、いかにこどもの時に、両親との良好なコミュニケーションが取れ「愛情を受け取っているか」が、その人の人生の成功にまで関与してきてしまうということを、

ファスティング以外の仕事やボランティア活動から学んできました。



そして、そろそろ本題に戻っていきたいと思いますが、

その「愛情」を感じるための脳内伝達物質が、実は「オキシトシン」というホルモンです。


人肌に触れたり、ペットを抱っこしたりする時になんか安心するあの感覚は、オキシトシンが分泌されているとされ、このオキシトシンが「幸福だ」と感じる材料になっていることが最近わかってきました。自閉症の治療にも使えるかもしれないという研究も進んでいます。


そして、そのオキシトシンの材料になるのは、アミノ酸やビタミン・ミネラルなのです。


普段食べているものが、「愛」を感じるために必要な材料にもなっているということです。


そこで、あの図をもう一度思い出してください。


「私には価値がある」とか「私にもできる」と思える感覚は、

徳育の性格形成に関するところかと思いますが、

その元となる愛情を受け取るには、「食」が関係していることがおわかりいただけたかと思います。


そして、その柱となるのが「食育」であり、その基盤となるのが「ファスティング」だ、ということです。


ここまで読んでも、

いまいちピンとこない方もいると思います。


食育、つまり食卓での会話やお母さんの手料理なんかが、

愛情だったり家族のコミュニケーションを醸成させるのはわかる。それが大事なのもわかる。

でも、ファスティングがなんでそうなるのか?イメージが湧きにくいと思いますので、

我が家で起こったことを書きたいと思います。



ファスティングをきっかけに川口家で起こった変化


僕の肌の劇的な変化を見て、驚いたのは僕だけではありません。

僕の両親も相当びっくりしていました。僕のその3年間の苦悩を知っていたからです。


僕の家族は、特に家族関係が悪いでもなく、どっちかっていうといい方でしたが、

お互いの健康についての話になったことはあまりありませんでした。


僕の肌の劇的な改善と、体重の減少を見ていたので、母親と父親が食いついてきたのです。


当時の両親は、いつも夜遅くまでデスクワークをしていたので、寝ても寝ても疲れが取れないといった様子で、父親はいびきがうるさく、無呼吸症候群。母親は化粧したままソファで爆睡なんて当たり前、お肌ボロボロ、やや肥満気味。両親ともに糖尿病の危険性あり。


という状態で決して健康的ではありませんでした。言うなれば、僕の最初のお客さんです。


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